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カテゴリ:日常雑感
なんだかんだといろいろな事を記憶しているが、79歳にもなるとさすがに記憶が薄れてきているのを自覚する。薄れるばかりではなく、新しいことが記憶できなくなっているようだ。いまのところあまり不都合はないし、記憶しなくてもよいようなことは記憶しない。これは歳をとってからばかりではなく、若い時から取捨選択をして記憶していたかもしれない。捨てるのは心の負担になるようなことだ。つまり他人事として始末できることだ。これは日常生活のなかで私自身の振る舞いとしてどのように表われるかというと、よく笑う、・・・カラカラとよく笑う、と自己観察している。 ところでいきなり話を変えるが、記憶しようと思わなくともいつのまにか記憶してしまうものがある。歌謡曲である。私はこのブログ記事のなかで、しばしば歌謡曲にまつわることを書いている。私はカラオケで歌ったことがない。カラオケで歌ってみたいと思わないではないが、まあ、とにかくやったことがない。しかし、歌詞はうろおぼえながらメロディーだけは記憶している。子供のころに耳に入ってきたメロディーを無意識のうちにいつのまにか記憶して、事実、現在でも歌えるのである。私は歌謡曲の力だと思っている。じつは、そんな風に記憶しているにもかかわらず、子供の頃から二十代くらいまでは歌謡曲が嫌いだった。しかしそれがいつのまにか・・・ 一曲思い出すと(歌うと)連想的につぎつぎと出てくるのだが、そのことに我ながら呆れて、以前、いったい何曲くらいメロディーを記憶しているか書き出してみた。そのときのリストが残っていたので、ちょっと掲載してみよう。これを今日の日記としよう。覚えるつもりもないのに耳に入るままにいつのまにか記憶し、79歳になっても忘れていないメロディーである。まさに歌の力だ。ただし気付くのは、さすがに今まさに流行の歌ではない。10代20代の人たちの恋愛事情や心の叫びを、ナマのまま吐露しているような歌詞は、さすがに爺ちゃんにはシックリこない。若い人たちの人生の悩みの解決方法を、爺ちゃんは「知っている」。まあ、そういうことかもしれない。 あ 逢いたかったぜ(岡晴夫) あの丘超えて(美空ひばり) 愛ちゃんはお嫁に(鈴木三重子) あざみの歌(伊藤久男) 赤いハンカチ(石原裕次郎) 赤いグラス(アイ・ジョージ) 赤いランプの終列車(春日八郎) アカシヤの雨が止むとき(西田佐知子) 哀愁列車(三橋美智也) 赤と黒のブルース(鶴田浩二) 赤城の子守唄(東海林太郎) あん時ゃどしゃ降り(春日八郎) 赤い花(西郷輝彦) 或る雨の午後(ディック・ミネ) 憧れのハワイ航路(岡晴夫) 青い山脈(藤山一郎) 雨の中の二人(橋幸夫) 雨のブルース(淡谷のり子) 雨の酒場で(ディック・ミネ) あゝ上野駅(井沢八郎) 青い背広(藤山一郎) 雨降る街角(春日八郎) あれから十年たったかな(春日八郎) アンコ椿は恋の花(都はるみ) あゝそれなのに(美ち奴) 愛の讃歌(越路吹雪) 愛の小窓(ディック・ミネ) 愛しちゃったのよ(和田弘とマヒナスターズ) 雨に咲く花(井上ひろし) 雨の御堂筋(欧陽菲菲) 雨(三善英治) 哀愁の街に霧が降る(山田真二) 嵐を呼ぶ男(石原裕次郎) 雨の夜あなたは帰る(島和彦) 愛燦々(美空ひばり) 赤坂の夜はふけて(西田佐知子) 雨がやんだら(朝丘雪路) い 命かれても(森進一) 石狩川悲歌(三橋美智也) 異国の丘(竹山逸郎・中村耕造) 伊豆の踊子(三浦洸一) 潮来笠(橋幸夫) 居酒屋(春日八郎) いつでも夢を(橋幸夫・吉永小百合) 伊勢佐木町ブルース(青江三奈) う 美しい十代(三田明) うそ(中条きよし) 上を向いて歩こう(坂本九) ウナ・セラ・ディ東京(越路吹雪) え 越後獅子の唄(美空ひばり) 襟裳岬(森進一) お お祭マンボ(美空ひばり) 大島育ち(田端義夫) 女心の唄(バーブ佐竹) おんなの朝(美川憲一) おんな船頭唄(三橋美智也) 落葉しぐ(三浦洸一) 大阪しぐれ(都はるみ) 奥飛騨慕情(竜鉄也) おまえに(フランク永井) お富さん(春日八郎) おんなの宿(大下八郎) おーい中村君(若原一郎) 王将(村田英雄) 俺は淋しいんだ(フランク永井) 女のみち(宮四郎とぴんからトリオ) 男の純情(藤山一郎) お座敷小唄(和田弘とマヒナスターズ・松尾和子) 女の階段(藤山一郎) 俺ら炭坑夫(三橋美智也) 俺は待ってるぜ(石原裕次郎) おさげと花と地蔵さんと(三橋美智也) お別れ公衆電話(松山恵子) 大利根月夜(田端義夫) 思い出さん今日は(島倉千代子) 小樽の人よ(鶴岡雅義と東京ロマンチカ・三条正人) か かえり船(田端義夫) 悲しき口笛(美空ひばり) 悲しい酒(美空ひばり) 影を慕いて(藤山一郎) 川の流れのように(美空ひばり) 川は流れる(仲宗根美樹) 柿の木坂の家(青木光一) カスバの女(エト邦枝) 勘太郎月夜(小畑実) 学生時代(ペギー葉山) 悲しき雨音(越路吹雪) 喝采(ちあきなおみ) カチューシャの唄(松井須磨子) 帰ろかな(三橋美智也) 学園広場(舟木一夫) からたち日記(島倉千代子) 岸壁の母(菊池章子) き 北の旅人(石原裕次郎) 北の宿から(都はるみ) 北国の春(千昌夫) 北上川夜曲(ダークダックス) 君恋し(フランク永井) 霧子のタンゴ(フランク永井) 君だけを(西郷輝彦) 君といつまでも(加山雄三) 君たちがいて僕がいた(舟木一夫) 君は心の妻だから(鶴岡雅義と東京ロマンチカ・三条正人) 銀座カンカン娘(高峰秀子) 銀座の恋の物語(石原裕次郎) 君こそわが命(水原弘) 霧の中の少女(久保浩) 霧の摩周湖(布施明) 黄色いさくらんぼ(スリーグレイセス) 祇園小唄(藤本二三吉) 兄弟仁義(北島三郎) 銀色の道(岸洋子) 今日でお別れ(菅原洋一) く くちなしの花(渡哲也) 黒い花びら(水原弘) 俥屋さん(美空ひばり) 口笛が聞こえる港町(石原裕次郎) け 芸道一代(美空ひばり) 芸者ワルツ(神楽坂はん子) こ 湖愁(松島アキラ) 古城(三橋美智也) 高原列車は行く(岡本敦郎) 高原の駅よ、さようなら(小畑実) 恋心(岸洋子) 恋のGT(西郷輝彦) 高校三年生(舟木一夫) 恋の町札幌(石原裕次郎) 湖畔の宿(高峰三枝子) 国境の町(東海林太郎) ここに幸あり(大津美子) こんにちわ赤ちゃん(梓みちよ) こぼれ花(石原裕次郎) 子連れ狼(橋幸夫) この世の花(島倉千代子) 小指の思い出(伊東ゆかり) さ 酒は涙か溜息か(藤山一郎) 酒よ(吉幾三) 酒場にて(江利チエミ) さざんかの宿(大川栄策) サーカスの唄(松平晃) サン・トワ・マミー(越路吹雪) 佐渡情話(美空ひばり) 再会(松尾和子) 寒い朝(橋幸夫・吉永小百合) 錆びたナイフ(石原裕次郎) さだめ川(バーブ佐竹) さすらい(小林旭) し 上海帰りのリル(津村謙) 上海ブルース(ディック・ミネ) 白い花の咲く頃(岡本敦郎) 白い蝶のサンバ(森山加代子) 修学旅行(舟木一夫) 人生の並木道(ディック・ミネ) 人生劇場(村田英雄) 知床旅情(森繁久彌) 秋止符(谷村新司) 昭和枯れすすき(さくらと一郎) 十七才のこの胸に(西郷輝彦) 思案橋ブルース(青江三奈) 幸福はあの空から(岡晴夫) す 好きだった(鶴田浩二) 鈴懸の径(灰田勝彦) ズンドコ節(小林旭) すきま風(杉良太郎) 好きになった人(都はるみ) すみだ川(東海林太郎) せ 青年小原節(西郷輝彦) 青春のパラダイス(岡晴夫) 青春の城下町(梶光夫) 青春サイクリング(小坂一也) 瀬戸の花嫁(小柳ルミ子) 船頭小唄(森繁久彌) せんせい(森晶子) 世界は二人のために(佐良直美) そ 宗右衛門町ブルース(平和勝次とアローナイツ) そして神戸(クールファイブ・前川清) た 武田節(三橋美智也) 誰か故郷を想わざる(霧島昇) 旅の夜風(霧島昇) 旅姿三人男(ディック・ミネ) 旅笠道中(美空ひばり) 誰もいない海(越路吹雪) ダンチョネ節(小林旭) たっしゃでな(三橋美智也) ち チャペルにつづく白い道(西郷輝彦) チャンチキおけさ(三波春夫) 月の法善寺横丁(藤島恒夫) つ 月がとっても青いから(菅原都々子) 津軽海峡冬景色(石川さゆり) て てんとう虫のサンバ(チェリッシュ) と 東京流れもの(竹越ひろ子) トンコ節(久保幸江) 東京ナイトクラブ(フランク永井・松尾和子) 東京の花売娘(岡晴夫) 東京キッド(美空ひばり) 東京ラプソディ(藤山一郎) 遠くへ行きたい(ジェリー藤尾) 年上の女(森進一) 東京音頭(葭町[藤本]二三吉、三島一声) 東京の灯よいつまでも(新川二郎) 東京午前三時(フランク永井) 東京ブルース(西田佐知子) 東京だヨおっ母さん(島倉千代子) 東京の人(三浦洸一) な 涙の酒(大木伸夫) 浪花節だよ人生は(木村友衛) 長崎は今日も雨だった(内山田洋とクールファイブ) 長崎の鐘(藤山一郎) 長崎物語(由利あけみ) 長崎の女(春日八郎) 長崎の夜はむらさき(瀬川瑛子) 涙君さよなら(西郷輝彦) 啼くな小鳩よ(岡晴夫) 南国土佐を後にして(ペギー葉山) 涙の連絡船(都はるみ) なみだの操(殿様キングス) なみだ船(北島三郎) 並木の雨(松原操) に 西銀座駅前(フランク永井) 新妻鏡(霧島昇) 人形の家(弘田みえ子) ぬ ね ネオン川(バーブ佐竹) の 野崎小唄(東海林太郎) は 羽田発七時五十分(フランク永井) 函館の人(北島三郎) 波止場だよお父っつあん(美空ひばり) バラが咲いた(マイク・マキ) 花と蝶(森進一) 初恋によろしく(西郷輝彦) ひ ひばりのマドロスさん(美空ひばり) 白虎隊(霧島昇) 氷雨(日野みか) ふ 二人の世界(石原裕次郎) 二人の銀座(山内賢・和泉雅子) 風雪流れ旅(北島三郎) 釜山港へ帰れ(チョー・ヨンピル、渥美二郎) へ 弁天小僧(三浦洸一) ほ 星の流れに(菊池章子) 星空のあいつ(西郷輝彦) 星娘(西郷輝彦) 星のフラメンコ(西郷輝彦) 北帰行(小林旭) 星影のワルツ(千昌夫) 星影の小径(小畑実) ま 瞼の母(中村美津子) 真赤な太陽(美空ひばり) まつのき小唄(五月みどり) 街のサンドイッチマン(鶴田浩二) み みだれ髪(美空ひばり) 港町十三番地(美空ひばり) 港町ブルース(森進一) ミヨちゃん(平尾昌昭) 皆の衆(村田英雄) 見上げてごらん夜の星を(坂本九) みちづれ(牧村三枝子) 緑の地平線(楠木繁夫) む 霧笛が俺を呼んでいる(赤木圭一郎) 無法松の一生(村田英雄) 昔の名前で出ています(小林旭) 霧氷(橋幸夫) むらさき小唄(東海林太郎) め 夫婦春秋(村田英雄) 夫婦坂(都はるみ) 明治一代女(新橋喜代三) 名月赤城山(東海林太郎) 目ン無い千鳥(霧島昇) も もしもピアノが弾けたなら(西田敏行) や 山小屋の灯(近江俊郎) 山の吊橋(春日八郎) 山の高さよ(春日八郎) 柳ヶ瀬ブルース(美川憲一) 矢切の渡し(ちあきなおみ) 柔(美空ひばり) ゆ 湯島の白梅(小畑実) 有楽町で逢いましょう(フランク永井) 湯の町エレジー(近江俊郎) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・300 夕焼とんび(三橋美智也) 夢は夜ひらく(藤圭子) 夕焼け雲(千昌夫) 夢で逢いましょう(坂本すみこ) 夢追い酒(渥美二郎) よ 夜霧のブルース(ディック・ミネ) 夜霧の第二国道(フランク永井) 夜霧に消えたチャコ(フランク永井) 夜霧よ今夜も有難う(石原裕次郎) 夜霧の慕情(石原裕次郎) 与作(北島三郎) 喜びも悲しみも幾歳月(林伊佐緒) 夜明けのうた(岸洋子) 嫁に来ないか(新沼謙治) よこはま・たそがれ(五木ひろし) ら ラブユ-東京(黒沢明とロス・プリモス) ラバウル小唄(戦時歌謡) ラストダンスは私に(越路吹雪) り リンゴ村から(三橋美智也) リンゴ追分(美空ひばり) リンゴの唄(並木路子) りんどう峠(島倉千代子) る れ ろ 浪曲子守唄(一節太郎) わ 別れの一本杉(春日八郎 別れの波止場(春日八郎) 私は街の子(美空ひばり) 若いお巡りさん(曽根史郎) 別れのブルース(淡谷のり子) ワン・レイニー・ナイト・イン・トウキョウ(越路吹雪) 勿忘草をあなたに(菅原洋一) 私の城下町(小柳ルミ子) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・331 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Jul 16, 2024 01:43:26 PM
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