今朝、水道の水温が「おやッ?」と思うほど緩く感じた。気温がぐっと下がっているようだ。
・・・一昨日は異常なほど暑かった。部屋の中で仕事をしていても、長袖のアンダーシャツの下の肌が汗ばんだ。ところが昨日は、早暁から強い風が軒下を音をたてて吹き抜け、午前中いっぱいつづいた。庭は枯葉が積もり、我が家の柿の木の紅葉が隣家の敷地にも散り敷いて、私は塵取りに3杯4杯と掃いた。まさか隣家の門扉を無断で開けて掃除することもできず、その門前や駐車場を掃くにとどめた。ちょうど夫人がお玄関の扉を開けたので、「申し訳ございません」と謝りながら。木枯らしと言うには早すぎるが、しかし、事実はまさに木枯らしである。土佐文旦の実も落ちていた。ようやく午後に入ってやや風がおさまったので、再び落ち葉を掃き集めた。・・・そして、今朝の寒さ。札幌は初雪だったようだ。
水道の水ぬるきほど寒さかな 青穹(山田維史)
末枯(うらがれ)や靡いて風の行方かな