カテゴリ:自転車
世の中にはアレックス・モールトンという自転車がある。
一台百万円以上するモデルを有する超高価な小径自転車である。 かように高価なのにもかかわらずフレームサイズが選べなかったりするあたりが不思議なのだが だれも文句を言わない。 いや、言えない。 もともとが普通に乗れる早い自転車、つまり高速ママチャリを目指した作りだった。 写真のものはワタクシがロンドンのマーケットで入手して旅して持ち帰った約半世紀前のモデルである。 (レース用にチューニングしてありますが) こう見えても全ての部分に意味があるカタチなんですよ。使ってみてビックリします。 そのお陰で多くのマニアに珍重されていまに至っています。 トラスフレームを極めるとこのダブルパイロンになります。 フレームだけで130万円。完成車でおよそ190万円。 このカタチがタマランという御仁も多いです。ワタクシも余裕があったらクルマ買うよりコレです。 今日、91歳になる博士は矍鑠としていて、 自らハンドルを握りドライブもするし、 自転車にも乗る。 もちろん仕事もしていてバリバリ現役。 この自転車のお陰で日本はもとよりイギリスにも多くの知人が拡がり感謝です。 博士にはぜひまた来日していただきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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