カテゴリ:自転車
おはこんばんちは。
2012/04/21にカフェ・サコッシュ主催のサコライド御前崎480に挑戦してみました。 サコライド御前崎480は東京下北北沢にあるカフェ・サコッシュを出発して幾つかの指定されたチェックポイントで写真を撮ってツイート。 そして静岡県にある御前崎で折り返して帰ってくるというモノ。 その距離は480kmにもなります。 それを自転車で30時間以内に走破しましょうというのが今回のお題目です。 一応、毎度のように時刻表をつくってみます。 計算では25時間程度で走破することになりました。 さてどうかな? 出発前日の金曜日は従姉妹の結婚式に出席していたので結構バタバタ。 土曜日の朝3時に起きて自転車の準備をします。 自宅で朝食をとって朝6時すぎに自宅を出発。 ゆっくりこいで8時にスタート地点のカフェサコッシュに到着。 この日はカフェ・サコッシュのお散歩ライドがあったのでそれに合わせて出発します。 そして午前8時30分にサコッシュを出発。 土曜日なのでそこそこの交通量。 天気予報では土日は5~8m/sの東風という予報でしたので行きはヨイヨイ、帰りは大変ということで後半まで脚を残すように走ります。 平坦な15号線を使わず1号線で横浜まで抜けます。 横浜から藤沢までは渋滞が断続的に続きますのでここは焦らず流れに乗せます。 戸塚の権太坂も車の流れに乗せて登り、 戸塚の踏切は駅南側のアンダーパスを通過するキャノボではおなじみの回避ルートで抜けます。 ちなみにこのアンダーパス、原付は押して通過しないといけないんですね。 戸塚警察署の下の大阪をゆっくりと上がって湘南新道で国道134号線に出ます。 ここからは東風にまかせて35km/hくらいで走ります。 このあたりで尿意を催してきたのだけれどもトイレが見つからず結局箱根三枚橋のセブンイレブンまで我慢してしまいました。膀胱炎にならなくてよかった。 三枚橋のセブンイレブンでドリンクだけ補給してチェックポイントの弥坂湯でパチリ。 下北沢から箱根まで4時間ちょうど。かなりダラダラ走ってきた割には速い。 箱根は旧東海道をエッチラホッチラ登ります。 先々週に三島まで予習走行をしていたので50分くらいでココは登れるはずと予想していました。 実際にはツイートした時間も含めて芦ノ湖まで50分ほど。 予想通りですね。 芦ノ湖まで来るとドリンク残量が心細いので補充したら直ぐに出発。 箱根峠の交差点まで登れば後は三島の街まで下り坂。 ダウンヒルが苦手なワタクシは安全速度で駆け下ります。 60km/hくらいで下るとかなり体力を消耗しますし、 下りなのでドリンクを飲む余裕もないしカロリーメイトも口にできない。 「腹減ったー」 なので三島の街を少し過ぎたところの「すき家」に緊急ピットイン。 牛丼食べたらまた出発。 ここからは未知の領域。 県道380号線、千本松原を左手に眺めながらどこまで続くのかわからない直線道路を突き進む。 追い風だったのでここも35km前後で巡航できる。 新富士を過ぎたところにある冨士川はキャノボ攻略ルートより吉原の駅前を通過して富士由比バイパスで富士川をわたる。 この富士川にかかる橋は車道ではなく歩道を走ることになる。 橋の上の歩道にあがるのにシクロクロスよろしく自転車を担いで乗り込むことになるけれども。 橋上はものすごい風だ。 橋の上を走っているといつまでもとらっくが追いかけてくる音がする。 振り返ってもトラックがいないので首を捻るとどうも欄干が風を切って鳴っているようである。 蒲原もキャノボショートカットを利用して県道396号線に合流する。 東海道のボトルネックとなる由比の街はいまでも昔の街道の跡が色濃く残る。 由比の駅に到着。 この付近にはコンビニがまったくない。 しかたがないので駅の自販機でカロリーメイトとドリンクを補充。 駅の隣には綺麗なトイレもあるので拝借する。 由比からは国道一号線海側歩道を走る。 非常に見にくいが車道は自転車通行禁止になっている。 途中で由比の漁港に降りては一部ダートを突破して再度歩道に復帰し静岡でよく見かけるスマイル亭が見える。 ははぁん。これがキャノボでよく言われている由比のスマイル亭ね。 そこからもしばらく幅の広い歩道を走って清水の街に入る。 この辺りから周囲が暗くなり始める。 清水港をぐるっと回る形で三保の松原に到着。 大昔、日本一周をしたときに来たような気がする。 ここも近くにコンビニがないチェックポイントである。 ツイートしたらすぐに出発。 これまた延々に続くかと思うほどの直線道路イチゴラインを走る。 ラッキーなことに追い風なので35~40km/hで巡航できる。 この位の速度だと車と並んで走れるので楽チンだ。 イチゴラインが終わって阿部川を越えるといよいよ大崩海岸を走ることになる。 アップダウンのあるワインディングロードになっていて標高は50mくらいまで登っては降りるような感じだ。 事前情報では週末深夜は走り屋が出没するようだが、 日没間際だったのまだ普通車しかいない。 コースとしては西伊豆みたいな景色である。 大崩海岸道路を降りてくるとかつお節の匂いが立ち込める焼津に入る。 とんでもない海岸道路の先にコンビニのある街があるといくぶん気持ちが落ち着く。 しかしこのあたりから雨が降り出してきたのでウィンドブレーカーを再度着て走り出す。 国道150号線をなにも考えることなく進むと大井川を越え追い風から横風に変わりときどき向かい風になったりする。 シェブロンの工場が見えるころになると風はただ凶暴に巻いている感じでもうどうでもいい気分。 なぶら市場の向かいにあるセブンイレブンで休憩する。 雨風にさらされないコンビニ店内は天国のようだ。 店員に灯台は近いのか?と尋ねるとすぐそこだという。 防波堤の向こうから波が車道に吹き込んでくるほどに風が強い中、 東京から11時間15分で御前崎に到着。 雨風からよけられそうな場所がなく自販機の陰からツイートした。 これでようやく240km。 かつてないほどに楽な240kmであった。 そりゃ追い風だものな。 さてこれからどうやって帰るかが心配だ。 つづく。 サコライド御前崎480 復路編 ********************
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