カテゴリ:自転車
二周目は横浜の中心地を走っている時こそ感じなかったが、横須賀市のアップダウン区間になると疲労を自覚できるくらい登りが遅くなってきた。
それでも15:20久里浜発の船に遅れるわけにはいかないので頑張って回す。 この辺りからやや右ひざに違和感を感じるが、痛みというわけではないのでもちろん続行する。 疲労を自覚出来るようになると久里浜までが遠く感じる。 久里浜港い停船するフェリーが見えたのは出航15分前の15:05であった。 予定よりも5分早着なのでコンビニで盛大に買い物していく。 2リットルの水をボトルに詰め替えて、チャーハン、唐揚げ、おにぎり、そしてコカコーラを持って乗船駐車場に向かう。 朝、会ったおじさんがまだ誘導をしていた。 「チケット持ってるの?」 「これから買います」 「急いで! すぐ出航するから!」 あり?出航までまだあと10分はあるのに。朝とは違うなぁ。 急いでチケットを購入して駐車場に戻るとオジサンはフシギな顔をしている。 そりゃぁそうだろう。朝、ここで乗船する際に顔を合わせハナシもしているのに、午後にもまたここで顔を合わせているんだから。 まさかワタクシが東京湾を一周してまた乗船するとは思いもよらないだろう。 乗船するとゲートを跳ね上げるモーターが回り始めた。本当にギリギリだわ。 ま、乗船できれば問題ないんだけれどもね。 出航時間まで3分もあるのになぜか出航し始めた。そんなものなか? チャーハンとおにぎり、そしてコカコーラで唐揚げを飲み込んで少し遅いお昼ご飯である。 実はここまで来るまでにやや熱中症気味だったのだが、ここでエアコンの効いた船内で大量の水分を補給出来たのですぐに回復出来た。過去の経験から熱中症になったら冷やして水分補給ということを知ってはいるが、このタイミングで助かった。 さてiPhoneでツイッターを開いてみると へんたいだー @barubaru24 ここにもおバカさんが・・・ @hana586SL 2周w頑張ってください! @centor とありがたい応援ツイートが入っていた。 まぁ東京湾を自転車で二周もするヒトはそういないだろうけれど。 一眠りしたらもう腹が減ったので船内をふらふらと歩いてみる。 東京湾フェリーはローディーに優しいのね。 船内の売店でちょっと買ってみた。 カロリーの摂取というわけである。 リポDを飲むと少し元気が回復した気がする。 脚をマッサージしていると金谷港到着の合図が入った。 久里浜に比べるとやっぱり漁村の雰囲気である。 今回もスンナリ下船できたのですぐに巡航速度に乗せて千葉県側を北上する。 午後になると南風が強くなるので追い風満点。ハラショー! 時刻は16時を回ったところで日差しも落ちてきてだいぶ涼しくなってきたから走りやすい。 おまけに船の中でしっかり水分補給をしたので、外は涼しいのにも関わらず汗が出てくる。熱中症になると汗が止まるのであれは危ないが、回復すればまた汗をかくのでこれまたわかりやすい。こういうのは経験をつまないとわからないよなぁ。 R16に合流してからもトラックなどが巻き起こす負圧に助けられながらなんとか30〜40km/hの巡航速度をキープできたのだが、この辺から補給食のカロリーメイトを食べるのがイヤになってくる。 走行距離も280kmを過ぎて固形物を食べるのに難儀するころあいだ。それでも食べなければエネルギーを補充出来ないので無理矢理食べる。もちろん走りながらの補給食だから多少速度は落ちるけれども止まるよりはマシだ。 R16は国道というよりは酷道なので路面状態がヒドい。アスファルトはザラザラで轍がアチコチにあり、交差点には砂山ができている。危険だ。 しかも粉塵が俟っていて自分でもわかるくらいに全身埃まみれである。 こりゃヒドいな・・ ロングライドのときはコンタクトレンズを装着しているのだけれど、ときどきゴミがはいってとても不快である。やっぱりオードビーさんでもう一度、度入りのレンズ作ってもらおうか真剣に考える程だ。 走行距離が300kmを越えたあたりでいい加減走るのがイヤになってくる。キャノンボール西行きなら豊橋を過ぎた辺りか。あれは時間にキビしいので300kmあたりでほんとリタイヤしたくなる、 それでも今回は二周共に8時間切りを考えているし、このペースで突き進めばそれも不可能ではないのでなんとか踏ん張る。 そんな事を悶々と考えながらペダルを回しているとそろそろ日没が近い18時となる。スタートしてからおよそ12時間が過ぎている。 工業地帯から少しずつ住宅地が多くなる蘇我のあたりまで来ると道路が混み始めてくるが、速度が少し落ちるので走るのが楽になる。 もちろんそれでは巡航速度が落ちるのだけれど、ドラフティングも利用出来るので結局巡航速度も上がりまんざら悪くはない。ここら辺りで最後の補給を考えないと燃料切れになりそうな案配だ。 R357に乗り換えてからは巡航速度が上がるかと思ったけれど、通行する自動車があまりにも少なくてぜんぜんスピードが乗りません。すでに自力での巡航速度は30km/hがやっとの状態で、一時的に加速しなければならない状況でも一瞬40km/hくらいまで伸びますがその後が続きません。 脚も回らないがハンガーノックアウト気味でコレはマズイ。 ということでR357ファミリーマート習志野茜浜店でラストの休憩にする。 メシメシ!ということでスパゲッティと2リットルの水、そしてついにここでレッドブルを投入です。 スパゲッティーを味わう事も無くとにかく胃の中に詰め込むというただの燃料補給です。 こういうロングライドは味わうところがないので全然面白くないですね。面白くないのに何をやっているのでしょうかワタクシは。 19時にはコンビニを出発。ここからゴールまではおよそ80kmなので3時間ちょっとあればゴールできるか? ららぽーと前の大きな橋をヒイコラこいで上がってまたしても湾岸市川で側道に抜けて自転車通行不可を回避する。 この辺りから風向きが向かい風となってキツい。巡航速度も28km/hくらいと悲しいものだが、幸いにもR357は車の負圧を利用すればそんなにヒドい事も無い。 行徳、浦安付近では追い抜いていく車の負圧を利用してなんとか30km/hを維持して荒川をやっとこさ越える。 東雲から勝どき橋を渡ってようやくヒトの多い築地、銀座まで来ると気持ちも楽になるが、アタマの回転もなんか悪くて記憶が曖昧だ。 ゴールの横浜高島町までのこり25kmの札の辻で1時間ちょっと余裕があったから二周目も8時間切れるかなという気がしてきた。 saitoimportのレーパンはあれだけパッドが厚いのにやっぱりケツが痛い。いやケツが痛いといっても座骨が痛いのではなく、太ももの付け根とかが痛いのである。これは擦れているのかな?リスキンをつけていないし、ワセリンは汗で流れてしまったから効いていないだろうし。 大森警察署辺りで一人のローディーに追いつく。気配に気づかれたのかシグナルスタートで猛ダッシュをかまされてあっというまにちぎれるが、巡航領域でネチネチと追いかけて梅屋敷を過ぎたところで捉える事が出来た。 踏切が無くなった蒲田までなんとか食らいついたものの340km以上を走り続けた身体ではピンピンしているローディにはかなうわけがない。あっという間にまた離されて六郷川を越えるあたりで見失ってしまった。 鶴見川を越えて横浜市に入りゴールの高島町まで残りはわずか。 このままなら余裕だな・・ と思っていたのですが時刻表を見るとゴール時間までのこり数分じゃないか。オヨヨ。 下ハン握ってBダッシュで横浜駅前を駆け抜けると高島町を示す看板が見えたのだが、ここでうまくレーンチェンジのできないアルトに阻まれる。クソっ。こっちは急いでるってのに。オトコのくせに運転が下手なんてSEXが下手なのと同じだぞ。 ポンコツアルトを抜いて高島町の交差点にゴール! 【送料無料】【ローラー台専用10Sホイールセット】シマノ WH-R501-30 ホイール ビットリア ZAFF... saitoimport(サイトウインポート) 3Dパッドレーサーパンツ w********************
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最終更新日
2013.08.07 05:04:46
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