カテゴリ:自転車
おはこんばんちは。
オトナの夏休みは人それぞれ、過ごし方があるかと思います。 サイクリストなら遠くまで走るチャンスでもあります。 が、しかしながら温暖化が顕著になってきた昨今において「夏休みに遠乗り」というのはちょっと命がけの暑さで普通ならやめておきます。 かくいうワタクシも当初は国道1号線で大阪まで走って行こうかとも思いましたが、この暑さを考えれば「それはやるべきではない」という結論に至る。 ではどうすればいいのか? 自宅で過ごす? 北海道へ行く? と思い倦ねいていたのですがカミさんに「東北に行ってきなさいよ」と言われた。 なるほど、東北方面なら東京よりは涼しかろう。コースをルートラボで引いてみて考えてみる。 国道4号線で北上すれば日本橋から青森までおよそ740km、2日もあれば十分な距離ですが、問題は青森からどうやって帰ってくるかということだ。 夜行バスは自転車を積み込めなくなったので新幹線くらいしかない。しかし繁忙期のため自由席は確保が難しい。 そんなことをカミさんと話していたら「稼いでいるんだからグリーン席を買えばいいでしょ。なんで青森まで自走して自由席で帰ってくるの。バカじゃないの!」と怒られる。 JRの予約サイトを眺めてみると実はグリーン席もなにも残数がわずかだ。こりゃイカンということでえきねっとで予約しようとしたら駅ネットのログインネームを忘れてしまってログイン出来ない。あれ、なんだっけ? 一晩寝たら思い出したので打ち込んでみるとちゃんとログイン出来た。オーヨカッタ。 青森発東京行きの最終で一番後ろの座席が一つ空いていたのでポチッとな。この瞬間で、東京から青森まで自転車で自走740kmの旅が確定したのだ。 タイムリミットは新幹線の発車時刻までに新青森まで行く事なのだが、折角だから寿司とか食べてみたいと思うのが普通の人。むろんワタクシも最初は同じ事を考えていましたが、ワタクシの元秘書(後輩)が青森に嫁いでいるので連絡を取ってみると弘前の外れに住んでいる事がわかった。 ふむ。日本橋から青森までは国道4号で1日半で走り、ゴール後は弘前まで7号線を自走して遊びに行ってみよう。そこから新青森までは輪行で戻ってそのまま新幹線で帰京というコースで行けるのではないかと全体像を作り出す。 日本橋から青森までの詳細な時刻表を引いてみて、日本橋出発を8/13の18:00として青森には8/15 11:00には到着できる見込み。 出発の二日前から準備を開始。GPSサイコンのGarmin edge 705がまだ修理に出て行ったままなので、普通の有線式サイコンをホームセンタで入手してくる。いかなワタクシでも速度表示がないのにペースを保って走るのは難しい。 ロードバイクに荷物をたくさん積んで走るのは大変なので郵便局でゆうパック袋を買ってきた。日本橋から出発する際にこの袋に着替えなどを入れて青森中央郵便局留へ定形外で送るのだ。定形外なら一回に限り返送がきくので、万が一途中でDNFした場合でも中身を自宅に運んでもらえるからだ。 カロリーメイトと蜂蜜は補給食。鏡があるのはワンデーのコンタクトをしているので入れ替えるときに必要になるのだ。というのもワタクシ、普段はコンタクトをしていないのでコンタクトレンズを入れるのが恐ろしく下手なのだ。そこで手鏡を使えば安心していれる事が出来るというわけである。 ついでに今回の装備を紹介。 自転車はブリヂストン・アンカーRA6エキップ2012です。アルミフレームの競技入門自転車ですのでロングライドには向いていないそうです。でもこれしか持っていないのでこれで走ります。ホイールはR500ですがワタクシにはコレで十分です。 サドルをこれに変えてありますのでロングライドもこなせるんですね。皮サドルなのでよくしなります。鉄フレームなので重いですが、ロングライドでは重量よりも乗り心地を重視します。 前照灯は中華LEDライトをやめてGENTOSを二本にしました。理由は2晩を走らなければならないので充電池式より乾電池式のほうが勝手がいいだろうという判断からです。 前照灯も後方灯も3点あればまぁ大丈夫でしょう。あと昼夜問わず反射タスキをして走ります。 夏場のロングライドは水を飲まないと走れません。 ワタクシは1000mlボトルを2本差して走ります。水が2リットルということは2kgの重りを抱えているようなものですが、水を飲まないと走れませんのでやはりコレです。ガブガブ飲んでも2リットルあれば80kmくらいはノンストップで走れますね。 機材も重要ですがレーパンも大事です。フレームが炭だとかアルミだとか鉄だのいうよりも、お尻を守る方が遥かに大事です。これは安価なのにパッドが厚いので座骨が痛くなりにくいのでオススメです。 ビブではないのでトイレも楽チン。ロングではトイレのことも考えた方がいいです。 アソスの手袋と靴下もよいものなので今回も使います。 輪行袋はオーストリッチのL-100をサドルバックの下にぶら下げます。途中でDNFするような事態になっても電車で帰ってくれます。ゴミ袋輪行すればいいじゃないかと仰る意見もありますが、東北の山の中の駅前にコンビニが都合よくあるなんて思っているのはシティーボーイだけです。 準備はこんなものか。2日前から長めの睡眠時間を確保して当日を迎えます。 つづく ********************
アナタの1ポチっ!がワタクシの支えです。 ******************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.20 04:59:26
コメント(0) | コメントを書く
[自転車] カテゴリの最新記事
|
|