カテゴリ:キャノンボール
おはこんばんちは。
東京から大阪までを自転車で24時間以内に走破するのをキャンンボールと言ったりします。 ブルベやグランフォンドなどのロングライドが流行の昨今ですが、それらとはちょっと違う趣のロングライド。 そのキャノンボールについての詳しい説明は【自転車変態黙示録】 東京大阪キャノンボールとは一体なんなの。 なんなんですか。にあるのでご覧頂きたい。 ワタクシも参考にしたのですがキャノンボールにはwikiも存在しており、マイナーというかそもそも「そんなの出来るかよ!」という類いのゲームじゃないだろうか。 ワタクシも数年前にwebで知って昨年2度も挑戦しましたが、初回はリタイヤ。二回目は完走で終わっておりました。 なんとしても24時間以内に走ってキャンボールを達成してやりたい。そう思って1年間練習してきました。練習といっても徹底的に走り込む事を第一の目標にし、月〜木曜日までは平地と坂道のコースを交互に1時間ほど走り込み、週末は山岳コースを100km走るということをしておりました。 東京湾二周を16時間以内に走ったり、東京ー青森間を1日半で走れるようになるころにはだいぶ地脚もついてきて「そろそろキャノンボールに挑戦してもよかろう」と感じるようになりました。 キャノンボールのようにタイムコンシャスなロングライドは事前準備が6割。走力が4割くらいでしょうか。 コースは国道1号線がメインですが、鈴鹿山脈や箱根越えにはいくつかのルートが存在します。 そこで主要全ルートパターンにおける距離と獲得標高の一覧を作ってじっくりと眺めました。 距離を短く取ろうとすると獲得標高が増えますから登りが苦手な人は大変です。 話はちとズレますがキャノンボールを達成するためにはいくつかのファクタが必要です。 ・通行止めでないこと ・追い風であること ・暑すぎず寒すぎないこと ということであります。 交通情報とGPVの天気予想をにらむように毎日見てはX-dayを探りました。 すると三連休中日の9/22朝から走れば追い風で大坂まで行けることがわかり、9/22をX-dayとしR246→山側ルート→R1で大阪へ走るルート(前半&後半)をGarminに入れました。 GPSがあれば走れるわけでなく、ロングライドは時刻表がキモだと思っていますので印刷してハンドルに取付けます。 サイコンは2つ。細長く曲がっているのはサイコンや時刻表を夜間でも見えるようにするためのLEDライトです。単三2本で5Vを作り、Garmin edge 705とこのLEDに給電しています。 ちなみに今回のスペックは以下のようになっています。(キャノボwikiのフォーマットをお借りしています) 【車種】 ロードバイク 【フレーム】 ブリヂストン・アンカー・RA6 EQUIPE 【タイヤ】 ブリヂストン・エクステンザ RR2LL 【コンポ】 シマノ105 【ギア構成】 34-50 11-28 【サドル】 SELLE ANATOMICA 【ペダル】シマノPD-5600 【シューズ】 シマノSH-TR31 【フロントライト】 GENTOS DC-105F & DC-205F 【リアライト】 CATEYE TL-LD630-R & ブランド不明単四2本赤色LEDランプ 【服装】 Googleの半袖ジャージ サイトウインポート3Dパッドレーサーパンツ ASSOSサマーグローブ ASSOSスーパーレジェラソックスS7 反射タスキ 【携行品】 サイスポサイフ(iPhone5、現金3千円、免許証、クレカ、銀行カード、SUICA)、補給食(アミノバイタルプロ、ブドウ糖飴、メイタン2RUN、金メイタン、ブラックブラックガム、塩ラムネ)、ELITE MAXI CORSA1000mlボトル×2、piレッグカバー、MCN SPORTSハイネック長袖アンダーシャツ 【バッグ類】 自作ステムバッグ、TOPEAKエアロウェッジパック ストラップマウントL 【ログ用機材】Garmin edge 705、無名サイコン 【年齢】 38歳 【身長】 180cm 【体重】 63kg 【体脂肪率】 15% こんなところ。 ちょっと背景がゴチャゴチャしているがこんな自転車で走る。 前照灯はGENTOS DC-105FとDC-205Fを使う。取り付けマウントはこれまた自作品だけど。 バックショットですが、テールランプは2個つけます。昼間でも点滅させ、日没後は点灯させておけばクルマへのアピールにもなるかも。ヘルメットにもTOPEAKのヘッドルクスを取付けているので闇夜の峠でも安心だろう。 チェーンロックを外付けにしているのはコンビニで素早く施錠し、解錠後はスムースに走り出せるようにするためにサドルバッグの中に入れていない。 今回は東京発大阪行き。自宅から東京駅までは輪行して日本橋の郵便局で荷物を定形外で大阪中央郵便局留で発送する。 輪行袋やビーチサンダル、衣類などを予め購入しておいたゆうパックの紙バッグに入れて発送するだけなので簡単だ。 定形外なので仮にDNFで大阪にたどり着けなくても1週間すると自宅に戻ってくるから便利です。 月曜日と火曜日は高強度の練習をいつも通りこなして、水曜日から土曜日までレスト。日曜日の朝に勝負としました。 レストに入ってからは睡眠時間を多めに取り出発当日は朝3時にお目覚め。GPVの天気予想をチェックして風向きに問題ないことを確認したら出発確定です。シャワーを浴びてレトルトのカレーを食べて身支度をしたら股間にワセリン塗って駅まで自走。 駅で輪行袋に詰め直して電車で東京駅へ向うのだが、2駅目でSPD-SLシューズを忘れた事に気がつく。うーん。カミさんに電話して駅まで持ってきてもらう。ほかに忘れ物ないよなぁ。 気を取り直して東京駅へ出発。20分以上のロスなので出発時間を30分繰りさげて8:30とするか。 東京駅で輪行を解き、日本橋郵便局へ向かいここまで着てきた衣類などを袋に詰めて大阪中央郵便局へ発送する。24時間後には受け取るつもりなので念のため速達にしたら1400円もした。 近所のセブンイレブンで水とおにぎり2つ。そしてもう一回朝食を摂るともうお腹いっぱい。 そして日本橋へ向かうのであった。 つづく
ヘルメットに取付けても気にならない重量と大きさ。全方向へ照射するライトなので死角がないのがいいです。 自転車保険も大事ですが、自らその存在を示さないとクルマには自転車はわかり難いものです。 ********************
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最終更新日
2013.10.06 14:36:38
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