カテゴリ:エクストリームロングライド
美ヶ原のAS-1を出発すると、そこからは20kmほどのダウンヒルが始まる。
雨がまだ降り続いてるのでレインウェアのままで下っていてもちょっと寒いくらいなのに追い抜いていく豪傑もいる。 防水手袋テムレスのお陰で指先の寒さからは解放されて何よりなんだけれど、上半身だけウインドブレーカー着込んで下っていく人は核融合炉でも内蔵しているのだろうか? 寒くてたまらないはずである。 美ヶ原のAS-1でトイレを済ませるのに時間がかかったから前方にはかなりの人が走っているはず。 コレ登るのかよ?というくらいキツい坂を下っているのだが、これを今度は登らなくてはならない。 いやだな。 扉峠の分岐を過ぎてようやく10kmを走ったところ。登るのも大変だが下るのも力がいるのでちょっと休憩。 ここからあと10kmも下るのがイヤになる。 鬱蒼と茂った木々の合間を抜けるようにダウンヒルを再開。 サイコンが雨でやられてしまったので、あと何キロで下りが終了するのかサッパリわからない。 路面は荒れていてバンピーなところで先頭とスライドした。 それから十数人とスライドして下りきった先にAS-2の和田宿ドライブイン跡地に到着。 下りきってみな冷え冷えとしている。ワタクシは使い捨てビニールシューズカバーをつけているのでつま先も濡れることはないし、手先も暖かい。 ワタクシの先には30名くらいは走っているそうな。 バナナをモリモリ食べてすぐに出発します。 段差のあるところでオフィシャルに 「踏むな踏むな、回せ回せ! でも、まだ二本目ぇ」と言われて、登りはまだ二本目だということにこの時、気がつかされる。 わかっているけれど、そうもいかない。すでにインナー・ローで残りのギアがないのだ。 まだ小雨がパラついているのでレインウェアを着込んだままでの登りです。 ただしベンチレーターは全開にします。不快なのは肩甲骨の間くらいなもので、あとはそんなにイヤな気分にはならないのは高価なゴアテックスウェアのお陰か。 和田宿ドライブイン跡地から扉峠分岐までおよそ10kmの登り区間です。 キツい坂もあるけれど、割とスイスイ登ってきて扉峠分岐のAS-3に到着。 細かい雨が降りつつもずいぶんと天候が回復してきた。 スポーツようかんを3本頂く。羊羹はキライなんだけれど、これはイケる。レセプションパーティーでも医者が言っていたが、水分補給も大事だが、塩分補給も忘れてはいけないと言っていた。ワタクシは塩昆部長でアミノ酸と塩分を補給しているが、あれのアミノ酸はどう考えてもAJINOMOTOだろう。 そうじゃなくてスポーツようかんは塩分が効いていていけるんだ。コレはロングライドで使えるかも。 ここらあたりからペースが似たような人と最後まで一緒になる。 また13kmほど下って「そば処やまべ」が次の目標だ。 濡れた路面を慎重に下り始めると恐ろしいほどの斜度なことに気がついた。これを下るということはまた登るのか。 エグい下り坂を「蕎麦食べたい」と唱えながら走るのであった。
******************************** TOT(東京-大阪-東京) 2014年10月11日〜13日 東京−大阪間を往復するエクストリーム級に頭がオカシいロングライド
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最終更新日
2014.09.14 03:23:54
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