カテゴリ:TOT(東京-大阪-東京)
御油のコンビニでGarminの地図を入れ替えます。
ついでに補給食を摂り名古屋を目指します。 時刻は11:30と時刻表に比べて1時間も速いタイムになりました。 貯金があるから大丈夫・・ などという余裕はまったくない。 御油から名古屋までの道のりは緩やかなアップダウンが連続するものの、交通量が多いので登りでも30km/hくらいで走りきれる。 ただし名古屋走りという連中がいるので注意が必要だ。具体的には方向指示器1発かましてコンビニ入場とか、信号無視、右折のみ可の信号時に直進、レーンチェンジの際に方向指示器を出さない・・ もうキリがないですが、露骨な幅寄せも酷いものです。 ただしこれらは危険予知からおよそは推測がつきます。常に全方位に注意して危なっかしいのが近づいてきたら譲ればいいだけです。下手に対抗心を持つのは愚行ですよ。 土曜日の昼過ぎなのでトラックと一般乗用車が混じり合うので走り出すとスピードが乗りますが、混雑すると渋滞のようになります。 名古屋に近づくにつれて混雑も強くなって走りにくくなる。こうなると一気に平均速度が落ちるんだけれど、仕方がないと諦める。 名古屋の首都高高架下まで来ると名古屋中心部の雰囲気にのまれる。都会である・・・ 豊川から延々と60km近くも走って名古屋中心部まで来た訳だが、いつまでも続くアップダウンと多少の渋滞と変わらない景色に飽きてきたところだった。 名古屋中心部は新幹線と交差する部分が自転車通行不可なので回避ルートを取るしかないのだが、ここでミスした。身体は自然と回避ルートに進入しいつもの踏切を目指したのだが、どういうわけだからGarminの地図に回避ルートが表示されない。 ルートラボで回避ルートを入れ忘れたかな??? ちょっと遠回りしつつも本線に復帰していつの間にか名古屋の中心部から離脱する。 名古屋には仕事でも訪れた事があるし、古い友人も住んでいたりするから立寄りたいし、せめてミソカツでも食べて行きたいところだ。が、時間に余裕がなさそう。というもの名古屋までは予定よりも40分ほど早着しているのだが、大阪まで仮眠をとる時間は考慮されていないからだ。 仮眠は興津の健康ランドで消費してしまったので、もう後がないわけである。なのに既に疲れてきているからイヤな予感がするのである。つまり今後、眠くなるであろうと。 名古屋午後2:30に通過して進路を石榑トンネル方面に進む予定なのだが、このままだと石榑トンネルは日暮れ頃に通過なのか?そちらは未踏ルートなので勝手がわからないからちと心配。 登りが続くのでその前に腹ごしらえということでたまたま目の前にみえた「ラーメン天風桑名長島店」にピットインです。 何気なく入店したのですが、これが美味しい。もちろん380kmも走ったのだから何を食べて美味しいだろうけれど、醤油ラーメンとしてはたぶん今までで一番の味じゃないかと思うくらいだ。 しっかりスープまで飲み干して塩分補給よ。ちなみにサイクリングの場合は水分補給と共に塩分などもしっかり補給しておかないと後半つらくなる。ラーメンを食べるのは悪い事ではない。 伊勢大橋を渡ったら宮前町の交差点を右に折れて県道142号線でR421のショートカットを試みた。ところがだ。ここが問題で、いきなり10%近い坂道を延々と登らされるのだ。トンネルはまだ先だからと余裕をかましていたが、それ以前にこんな急坂があったとは知らなんだ。 しかも車道は自転車通行禁止で歩道というか側道を走ることになるのだが、これが恐ろしく細い道で急勾配だから大変なのだ。てっきり車道を登るのだろうと予想していただけにちょっと予定外です。 こういうことがあるから試走しておく必要があるんだけれど、まぁここまで自宅から離れていると試走も容易ではないので仕方がないか。でもこうやって走っておけばまた来年にもつながります。 R421、名古屋側からは石榑トンネル手前最後のコンビニでもあるローソンいなべ大安店で補給します。ラーメン食べた後だし、登りだからと補給食をカロリーメイトをチョイスしましたが、これが不足でした。 コンビニを出発して前方に見える鈴鹿山脈が静かにひろがる。あんなに高いところをこれから越えて行くのかよ・・・ 時刻は17時を回って次第に暗くなっていくなかを走っていくと次第に山が深くなって行く。それほどキツい斜度ではないが、かといって楽でもない。 リアキャリアに荷物満載なので当初はダンシングがつらかったが、次第に慣れてきて荷物があってもそれなりにダンシングで登れるものである。そうやって登って行くとようやく追い越し車線が見えてきた。もうすぐ峠だ・・・ しかし進めど登れどなかなか峠のトンネルが見えてこない。 荷物の重さがずっしりと響いてくるのを後悔しながらなんとか石榑トンネルが見えてきた。 しかし、トンネルに入ってからが問題だった。このトンネル、全長4.1kmもあるんですよ。しかも登りで。対向車が結構来るので、後続のクルマが詰まってしまい一度待避所に逃げ込んでから歩道を走ることになる。登りで歩道を3kmも走るのはホント、つらいです。 ようやく出口が見えてきた。やった!これであとは下りだよ。ウホ! どっぷりと陽が暮れて暗い中のダウンヒルです。180ルーメン2灯でギリギリ見えるかというところでしょうか。なんせスピードが出ますのでそれだけに光量がないと怖いです。 水源時ダムまで降りてくるとお腹が空いてきました。そういえばラーメン食べてからずいぶんとたっているもの。停車して補給食として購入していたカロリーメイトを食べながら「八日市で飯にするかな」と。 そのまま下って名神高速を通過すると国道沿いにお店が並びます。地方都市では駅周辺よりもちょっと郊外に店が集まるのでここらで何か食べないと次はないでしょう。 丼ものはイヤになってきたので「まいどおおきに食堂東近江札の辻食堂」で夕食にしました。野菜不足になりがちなので野菜炒めとライス小でお腹が落ち着いた。 こうなると眠くなります。もう400kmも走ってきましたから。この先に仮眠出来るのは大津のまん喫でしょうが、そこまで持ちそうもありません。幸いにもインターチェンジが近いのでラブホテルがあります。そこなら仮眠するのにちょうどいいや。電気もあるのでiPhoneも充電できるし、歯も磨ける。 眠い身体でインターチェンジ付近にあるラブホテルを目指すと途中にビジネスホテル「ミッッチー」を見つけた。素泊まり1泊4,300円だそうである。ラブホよりも安くね? 飛び込みだけれど大丈夫なのか聞いてみよう。隣にある飲み屋がフロントになっていて尋ねてみるとすぐに用意してもらえるという。ここで決定だ。 時刻は20時前、今夜0時には出発すると伝えると泊まりの料金で恐縮だといういうが、別にそれは構いませんよと。 幸いな事に玄関の内側に自転車を置かせてもらえるというので安心。素泊まりの割には浴衣もタオルもあり、風呂もある。サクサクっと身ぎれいにし、ストレッチをして就寝。
********************************
アナタの1ポチっ!がワタクシの支えです。 ******************************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.10.30 04:35:06
コメント(0) | コメントを書く
[TOT(東京-大阪-東京)] カテゴリの最新記事
|
|