カテゴリ:自転車
おはこんばんちは。
職場にてワタクシの後ろに座る新人のおにーちゃんがなかなかに面白い。 外国在住経験があり、TOEICのスコアが950とかいうバケモノ。外人よりすげーじゃん。 そういうわけで頭もいいのに、いじめられても卑屈にならない。えらいよ。 なんだけれどもやっぱり若いのよ。経験が足りない。そりゃ仕方ないよね。若いんだから。 仕事である部位をCFRPで置き換えようと提案していた。うんうん、発想はいいぞ。 CFRPのスペックを並べるのはネットで調べればわかる。それを並べてまくしたてる。 でも、肝心の工数や手法が抜けていているんだ。 だって彼には積層の技術や異種材料との接合なんて経験ないんだし。 ここまで書けばカーボンバイクも同じことが言えることくらいはわかるかと思います。 実は彼がロードバイクを買うために毎日、お昼休みになると会社のPCでせっせと情報を集めているのを知っています。 だからカーボンバイクのことについてよく知っています。カーボンの特性だって。 でも、樹脂の性質や工法、特性についてはネットから知り得たことばかり。そりゃグーグル先生の回答だから。 ツイッタでも同様のことが言えます。タイムラインを眺めると一般的な仕様と特性、伝え聞いたオハナシからアレコレ言っているのが見えます。 で、ワタクシが言わずに飲み込んだのは 「まずは自分でハンドレイアップしてみなよ」 という基本的なこと。 知っているのと、やったことがあるのは雲泥の開きがあります。 ロードバイクにどんなに詳しくても、乗ったこともないのに箱根の旧道がわかるかいな。 つまり童貞君が語る女みたいなもんである。 なぜ言わなかったのか? 言わないことこそ、最大の意地悪。 失敗から学んでね。やってみればわかるよ。
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最終更新日
2015.06.26 23:34:31
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