カテゴリ:エクストリームロングライド
おはこんばんちは。
7/11(土)は群馬県赤城山で開催されたThePEAKS Roud2に参加してきました。 走行距離168km 獲得標高5,327m 制限時間12時間以内というもの。 あんまり日本にはない長距離イベントのタイプです。 金曜日の夕方、日産セレナに機材を積み込んで出発。プジョーは修理中のため。 高速道路は混雑しているかと思ったが、自宅から出発して2時間ちょっとで渋川伊香保に到着。 前泊しなくてもいいんじゃね? ルートイン・渋川を確保しておいたのだ。 ふつーのビジネスホテルかと思っていたが、一般価格なレストランがあり、そこで夕食できたし、ラジウム鉱泉の大浴場もあるし、無料WiFiもあって大満足。 21時には寝て2時に目覚める。向かいのローソンで朝食を買いだす。天気予報通り雨がパラつている。 部屋に戻って朝食をとり。準備をしてチェックアウト。 ぶ〜んと車を走らせ大沼湖の駐車場へ。駐車場を見渡すとそれらしい参加者の車ばかり。 30分ほど車内で仮眠して準備を始める。ちゃんとおっきいのをしてきたのに催してきた。 幸いにも綺麗な公衆トイレがあったので用を足す。うーむ昨晩ビール飲んだからゆるいのぉ。 Round1と同様に雨のスタート。多分、今回は終日雨だろう。Assosのレインウエアはこういうときのためにあるのだ。 準備を済ませて出発地点に着いてみると、Round1と同じメンバが見える。 木の下で雨を避けつつ参加者と挨拶を交わす。 みなRound1に参加者ばかり。ちなみにワタクシもA003と前方のゼッケン。 スタートは3列目のグリッドを確保。30秒おきにスタート。 みなさん、序盤からそんなに頑張るわけでもない様子だが、それでも心拍数は160bpmを示している。 ちょっと登ってから17kmのダウンヒル。 下りはもともと遅いが、レインウェアを着込んでいるのでさらに遅いので抜かれる。 下りは頑張るべきところではないので、安全に降りれれば良い。 下界に降りるほど雨はひどくなり土砂降りのなか登り返し開始。 一本目の登りは頑張りすぎなかったので、特になし。最初のエイドステーションでしっかり補給。 パン、バナナ、オレンジ、コーラ、豚汁をいただく。ThePEAKSの良いところは、エイドステーションの充実ぶりだろう。 エイドステーションを出発してご一緒した方はなんとワタクシを知っていた。 というのも前回のRoud1で最後の登りで一緒になったのを覚えていたそうな。 それだけで覚えていることはないと思うのだが、その際にワタクシが東京-大阪-東京を走っているという話をして、webで検索したらこのブログにたどり着いて、ワタクシの自転車のフレームを記憶していたからだそうな。ワタクシも変な振る舞いできないですよね。 また17kmの下りになって、彼は先行して行ってしまった。続いて2本目の登りですでにお腹いっぱい・・・ じゃなくって脚が終わりそう。全行程の半分程度に位置するエイドステーション3直前の坂は壁みたいな坂道。10%以上の斜度が続くので、さすがにヤバかった。 エイドステーション3でしっかり補給。とにかくあるものは全て食べておく。これが効いて、そこからの35kmは甦ったかのように元気に走れた。とにかく、パスされるよりもパスするほうが多い。 いい感じのペースの方と一緒に走っていたら、ディスクホイール履いた方に抜かれた。アマンダのバイクである。それもディスクでとはすごい。 エイドステーションに到着するとアマンダの方は転倒したらしく、出血していた。雨の下りは恐いよ。 エイドステーションを出て登り始めると、さっきご一緒した方に「回復した?」と。「まったくしない」と返したら、サクサクと先行していった。すごい御仁がいるものだ。 チェックポイント3に到着してライスなしカレーをいただく。雨で寒いから暖かいカレーは美味しい。パンにカレーをつけて食べる。ここでも、おにぎり、オレンジ、バナナなどを大量に食べておく。たくさん食べないとハンガーノックアウトになりそうだ。 また17kmほど下って、市街地のはずれを8kmほど走る。といってもアップダウンあってキツく、ダンプカーはスレスレで追い抜いていく。 明らかにワタクシよりも速い女性ローディーについていくのが精一杯だったところで、エイドステーション4に到着。ほとんどの方はここを通過していくが、ワタクシはここでもしっかり補給。下りで体力使っているから、補給せんとね。ポテチを食べてミネラル補給。 ここでレインウェアを脱ぐ。もうこれから先に下りはないですから。しかし、レインウェアを脱ぐと汗と雨で濡れた衣類から異臭を放っている。 最後のチェックポイントを通過すれば、あと1回登るだけ。ほんと登るだけ。キツいけれど。 相変わらず30回シッティング、20回スタンディングを繰り返して登る。皆さんお疲れだし、峠付近は急勾配なのを知ってかスローペース。 他人のペースに合わせず、自分のペースで登る。心拍数は130bpmを越えたくらいにしかならない。 先程の女性ローディーとそのお仲間グループに追いつく。ゆっくり走って力を温存しているのがわかる。 他の方は結構ギリギリキツいはずなのに、彼らは談笑しているからね。 が、ここでもよおしてきてしまった。ゴールまでトイレないだろうしなぁ と思っていると、ラッキーなことにトイレ付きの駐車場を発見。 迷うことなく駐車場に入ってトイレ直行でひと安心です。 再出発してもあまりペースは上がらない。それでもトイレに立ち寄る直前まで前を走っていた方には追いついたものの、女性ローディーはコーナーで消える姿は見えても、追いつきそうもない。 途中から九十九折の道になり斜度も10%くらいが続く。最後のエイドステーションが見えたと思ったが、その直前は壁のような坂で、半ば気を失いかけてエイドステーションに転がり込む。 クリートをリリース出来ずに転倒しかけるくらいに体力消耗していた。 もうゴールまで少しだと思っていたが、あと10キロもこの山道を走ると聞いて気が遠くなる。 標高が高くなって雨降るなかでパンとポテチを食べながら、気つけにレッドブルを頂く。 ゴールまで二つの峠を越えたら、意識朦朧・・ と思ったら雨でアイウェアが見えなくなっただけだった。ヘロヘロになりながらも、なんとかゴールに到着しスタッフに迎えられる。 チェックを受けて完走景品を頂き写真をパチリ撮って頂く。こういうサービスは他になかなかないよ。豚汁を頂いて体を温める。なんせ標高1,400mの高地で雨なのだから身体は冷える。 まともな思考回路に戻ってみるとサイコンを停止させるの忘れていた。ストップウォッチは11時間2分を示している。ゴールしてからなんだかんだしていたから実走タイムは10時間50分くらいかな。制限時間12時間だからあんまり余裕あったわけでもない。 水道を借りてシャワーで自転車を洗う。雨のなか160キロ走った自転車は猛烈に汚い。車に戻って持参したウェスで自転車を掃除して汗と雨と泥砂まみれのウェアを脱いで着替える。くっさいの。 着替えたところでようやく一般人に戻れた。The PEAKS。また次回も参加するぞ。
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