カテゴリ:普通のロングライド
この週末は300kmを走るぞ!ということで滋賀県近江八幡から三重県の伊勢そして志摩まで行って帰ってきました。 朝4:00には起きて出発するつもりでしたが、起きたのは目覚ましが鳴った5:15。朝食とって自宅を出発したのは6:30でした。この時点で計画から大幅なズレです。 そうロングライドは計画こそです。夜20時には帰宅するつもりでしたが、スタート時点でそれを諦めなければなりません。出発遅いと、帰りの峠道は真っ暗なんだよね。 そう思いつつ追い風に背中を押されてR1鈴鹿峠を登って津市へ下ります。 前回はハンガーノックアウトでヘタれてしまいましたが、今回はちゃんと食べてきたので大丈夫・・ でもないかも。 なんせ下界は暑い。日差しもキツイし気温も高いから身体が芯から熱くなっている。吐く息が熱いので、頭からボトルの水をかぶりつつ走るも、熱中症になりそうだったので、75kmを過ぎた地点のミニストップで休憩する。 本当は100km無補給で走れる装備なんだけれど、暑さでそれどころではない。まずは生きて帰ることが大事だからクーラーの効いたミニストップでアイスを食べて身体を冷やし、牛丼で燃料補給する。 補給を済ませてコンビニを出ると路面から立ち上る熱気にクラクラする。 汗で目がしみるのだけれど、目標の100kmを5時間ペースで走り伊勢神宮に到着しました。 多分21年ぶりくらいの伊勢神宮。前回は10代のころ、赤いミニ1000で来たんだよね。懐かしいなぁ。でも、この調子だと折り返しの志摩に到着できるのは14:00くらいか。 伊勢から志摩までは向かい風で脚が回らないだけでなく、暑さでおかしくなりそうだ。たった50kmだか途中で道を間違えたり、コンビニで身体を冷やしたりしながらヘロヘロになりつつ志摩 賢島に到着しました。 温泉宿があったりして良いところだ。それに豪華な鉄道も走っている。走って来て風呂を浴びて美味いものを食べる。これは自走で来て輪行で帰るべき場所じゃなかろうか。 しかし、熱気でむせ返るような暑さの中をまた150km走って帰らねばならない。うーむ。帰宅は22時くらいか。 腹が減ったのでラーメン屋に立ち寄ってみた。日本式ラーメンではなく中国式ラーメンに近いため独特な味わい。炎天下の中を150km走って来ているのでコンビニ食以外なら何を食べても美味いものだ。 満腹になり走り出すと追い風に乗って津市まで快調に進む。さすがに夕刻なので渋滞はしかたがないけれど、それでも往路の苦労はなんだったのだろうと思えるくらいよく進んだ。 途中で外国人らしきカップルローディーが道端で停車していたので声をかけてみた。 よくみると先々週のライドのときに見かけた外国人だ。なぜ2週間後にここで会うかな。 幸いにも英語が通じたので、どうしたのかと尋ねるとルートに悩んでいるそうな。彼らは自転車に大量の荷物を括り付けているのでこれから山間部のキャンプ場まで楽なコースで走りたいそうな。 海沿いがいいか山の中を走るべきか・・ と言われてもワタクシもこの辺りに詳しいワケではないので正確には答えられないが、まぁ海沿いのが楽だと思うよと伝えたらそれで行くことにしたようだ。グレートジャーニーだから、またどこかで会うかもしれないねバイバイ。 時刻は17:00を過ぎているのにもかかわらず、暑さで気が狂いそう。ボトルの水をかぶりつつ走っているので、停車すると自分でも異臭を放っていることに気がつくし、黒いレーパンには塩を吹いている。顔も脂でベッタリだし、手足は塩と埃でザラザラして気持ち悪い。そんな折、蛇口のある公園を見つけた。顔や頭を水で洗うとサッパリして気持ちいい。 津市からはずっと登りなので気分は下がるが、サッパリしたところに当たる風が気持ちいいので、ペダルは踏まずに回して登る。速度は出ないけれど、 R1の関に到着するとすっかり辺りは暗くなっていた。コンビニで夕食と。暑さで食欲湧かないからと食べてはいけないパスタをなぜか手にしてしまった。 関宿を20:00に出発した。残りは50km。普通に走れば2時間というところか。帰宅は予想通り22:00かな。 鈴鹿峠まで登りはそんなにキツくはないのだが、減速させたくない大型車が高速道路でも走るような勢いで迫ってくるから怖い。 30分くらいで登れるかと思ったのだが、ここでなんと空腹になる。ワタクシはパスタなどの麺類はほとんど腹を満たさない体質なので、ロングライドではコメと一緒に食べるようにしているのだが、ここでまさかのハンガーノックとは。 そして踏み込むたびに目がチカチカして耳鳴りが始まった。これは貧血だ。しかたがないので道端に停車して頭を下げて貧血を解消させる。今日は暑過ぎたので汗をかき過ぎて貧血になったのかな。一応、ミネラルの補給していたのだけれど、追いつかなかったみたい。ポケットのおにぎりを食べてエナジー回復。 あまり踏み過ぎないようにして鈴鹿峠をなんとか通過して土山のコンビニでおにぎりだけ購入してすぐに出発。鈴鹿峠も暗いが県道41号線という林道みたいな県道もまったくもってして真っ暗である。 前照灯だけが頼りなので転倒したりコースアウトしないように慎重に走る。この辺りはクマが出ないだけいいかな。そうこう思っていると何かが近づく気配がしたと思ったら25mくらい前方を三頭の鹿が駆け抜けて行った。大人の鹿に体当たりを食らったらひとたまりもないだろう。まして夜間に誰も通行のない道では危険がアブナイ。 途中で蛍を見たりしなながら日野町に出て幾度かのアップダウンを繰り返して八日市町まで帰ってくると人里に戻って来た感がある。 しかし、それにしてもしかしだ。この辺り、どこを走っていても支線から本線に入ってくる自動車は周囲をよく見ていない。いや見ていないだけでなく、見ていても本線を走る車の速度を目測できていない。なので、本線を走る車やワタクシがいてもヘーキで支線から本線に侵入してる。そして、侵入したところで本線を走る車両に気がつきブレーキで停車する。一時停止をする自動車は少ない。踏切でもだ。ちょっと信じがたい。 空間認識能力が薄いのかな。他の車両の存在や速度の把握が出来ていないからワタクシみたいな経験をすることになるのか。まぁ広い土地で、混雑しないから、あとは信号機頼りでそういう走り方でもなんとなくOKっぽいのだろうけれど。東京だったらあり得ないような走り方をするので驚いてしまう。 と、そういう車に阻まれながらも15時間30分で300kmを走った。平均速度にして19.4km/hというところか。今回は暑過ぎだよ。 来週はまた横浜まで自走するのだけれど、昼間は走りたくないので、夜間主で走ってみようかな。
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最終更新日
2017.07.10 06:28:14
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