カテゴリ:TOT(東京-大阪-東京)
おはこんばんちは。
2017年の10月は仕事多忙につきTOT(東京-大阪-東京)を走れませんでした。 11月の3,4,5,6連休取得できたので、OTO。つまり大阪-東京-大阪を走ってみることにしました。 といっても仕事が楽になっているわけではないので、練習も満足に出来ていない状況において完走できるのかチト怪しいとはワタクシも思っていました。 まぁ出来るか出来ないかを悩むよりは、やってみたほうがいいという場合もあります。 今回も最低限の工具類だけ持っていきます。 今回は輪行時やパンク修理の際に手を汚したくないのでニトリル手袋を追加しました。 体積も小さく、軽く、手を汚すことがないので気に入っています。破れやすいのは欠点ですが。 トップチューブに自作のバッグ。これは補給食を収納します。 シートチューブにも自作のバッグ。ウインドブレーカーなどほとんどの物はここに収納します。 シートポストには輪行袋です。今回は緊急用タイプではなく、レギュラータイプにしました。 例年なら折り返し地点の郵便局へ補給食などを送りますが、今回はそれをやめました。 補給食はどこでも購入できるのと、スペシャル補給食は不要なので、わざわざ郵便局留にするのはやめたのです。 11/3(金)朝3時に起床して、大盛りカレーを食べてから自宅を出発し、最寄りの駅へ向かう。 最寄りの駅から大阪まで始発電車なら乗り換え不要で梅田へ行けます。 朝7時の大阪駅は静かなものです。駅近くで輪行解除し梅田新道に到着すると、1人の年配ローディーがおりました。 立ち話してみると、3回もキャノンボール挑戦したが、達成はできなかったとのこと。なんと偶然にもキャノンボーラーだったとはね。 今日はこれから九州まで自走するそうな。といっても大阪梅田新道から九州まではやっぱり600km近くあるはず。自転車も細身のスチールフレームでWレバー。リアバッグ一つで九州まで行くとなれば、手慣れたもんなんだろう。 キャノンボールは達成できなくても、他にも自転車を楽しむことはできるのだから、身の丈にあった楽しみ方をすればいいのよね。 そうこうしているうちに出発予定時刻の7:30が近づく。 お約束の写真を撮って出発ツイートしたら梅田新道より東京を目指します。 往路はR25で伊賀を抜け、浜名湖は北回りの姫街道を利用し、御殿場よりR246で三宅坂まで走って日本橋へと向かいます。 まずは清滝峠でしょうか。大阪を出発して30分もすれば、斜度のきつい清滝峠が待っています。 ここで心拍数は167bpmまで上昇してしまいます。どうしても前にローディーがいると踏んでしまうのですよね。 清滝峠を過ぎてからは追い風に乗って気持ち良いサイクリングになりました。 大阪から82kmほどの伊賀で一回目の休憩にします。といってもコンビにで補給するだけです。 思いの外に気温が上がるので、ボトルの水は予想よりも早く減っています。 この頃から右足の靴擦れが気になってくる。まだ先は長いのに。 関でR25からR1に乗換えて亀山バイパスをいい速度で降って四日市市へ。 昼間の時間帯はどうしても渋滞気味ですが、逆によい足休めの区間とも言えます。 大阪から160kmほどの名古屋中心部にあるコンビニに出発から8時間ほどで到着し、ここで大休止にします。 アクエリアスとコカコーラが冷たくて火照った身体に気持ちいい。味噌汁飲んでミネラル補給も忘れずに。 ツイッターを眺めていると、この日は東京→大阪で2名、大阪→東京で1名のキャノンボーラーが走っている。東京行きの方はちょうど豊橋付近ということで、80kmくらい先行しているのかな。 補給したらすぐに出発。 昼間の暑さのせいなのか、どうも疲れが抜けてくれない。 心拍も上がるし速度も伸びるけれど、ひどく疲れる。 岡崎のコンビニで速攻元気アミノ酸とサラミソーセージ、魚肉ソーセージを補給したら回復してきた。塩気のあるサラミソーセージとコンビニおにぎりならなんとか食べられるかな。 陽も暮れてきて前後の照明を点滅から点灯に切り替える頃合いだ。 御油のあたりまで走るとあたりは真っ暗になり、豊川市街地を抜ける姫街道へと乗り換える。 三重県桑名から神奈川県横浜までは、毎月のように自転車で単身赴任帰省ライドしているので、勝手知ったる道と言うべきか。 知っている道だと、どこで頑張り、どこで手を抜くか身体が覚えてくれる。 真っ暗な本坂トンネルを潜ると静岡県浜松市に入る。 満月に近い夜なので浜名湖の湖面に月がキラつく。 そうこうしているとだんだん出力が落ちてきたのが自分でもわかる。 まだ時刻は19過ぎだが、日没を過ぎるとスーっと気温が下がってくる。 一旦休憩して身体と頭をリセットしよう。 浜松市細江町にあるセブンイレブンで大休止をとる。 ヒレカツ丼、味噌汁、サラミ、速攻元気ゼリーなどで燃料補給し、コーヒーを飲む。コーヒーはカフェイン含んでいるので眠気防止にも役立つ。ツイッターを眺めるとキャノンボーラー2名は豊橋でリタイヤしたようだ。東京発だと豊橋あたりで300kmを過ぎる頃だから、ふつーはバテる頃合いだろう。 前照灯の電池を交換して再出発。 掛川、袋井を過ぎてそろそろ今夜の宿を考える。金谷峠か宇津ノ谷峠のホテルが手軽に宿泊できるかな。 夜間に登りたくない小夜の中山峠と金谷峠を過ぎる。宇津ノ谷峠を過ぎるとホテルはほとんどない。興津健康ランドもあるが、週末の夜なので個室は満席だろう。それに休憩所で雑魚寝すると他人のいびきで寝ていられない。 カミさんからも「いい加減寝るように」と催促が来ていた。 ということで、島田と藤枝を過ぎて宇津ノ谷峠を過ぎたところにあるアレなホテルに宿泊する。 かなりシンプル?!な佇まいではある。 いやぁベッドで寝られるの最高だよ。 でも、靴擦れの痛みでほぼのたうち回る。こりゃ就寝以前の問題だよ。 それでもじっとしていれば痛みも出ないことがわかり、そっと身体を横たえて30分ほど我慢したら眠りに落ちた。 Day1は327km。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.07 21:35:45
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