カテゴリ:TOT(東京-大阪-東京)
まさかの横浜自宅で一泊。
なぜか目覚まし時計は働かず(セットし忘れた!?)、それでも午前4:30には起床した。 平日は午前4時起きだから、まぁその時間に自然と目覚めるのも無理はない。 世間では早起きは三文の徳。ロングライド界隈なら、早起きは30kmのトク。 とはいっても始発電車は午前5時過ぎに発車するので、急いで着替えて自宅を出発。 駅に到着して朝ごはんを食べていないことに気がつくが、もうすぐ電車もやってくるので、どこかの駅で菓子パンでも購入しようかと思い倦ねる。 相鉄線、小田急線で藤沢駅まで行き、東海道線に乗り換える。駅のホームに蕎麦屋があるけれど、あと5分で電車来るので、蕎麦を諦める。 なにしろ輪行状態だと、混雑する朝は乗車する車両に気をつけないと、周囲の迷惑なだけだから。 一番前の車両、運転席の後ろに自転車を立てかけることに成功。この電車で沼津駅まで行って、また東海道線に乗り換え、午前9時に静岡駅で降りた。 そういえば昨年もTJAR(トランス・ジャパン・アルプス・レース)の観戦のために静岡駅に来たっけ。駅前の吉野家でガッツリ朝ごはんを食す。あぁ満腹。 自転車を組み立てて丸子のセブンイレブンで飲み物やおにぎりを購入すると時刻はもう午前10時だ。これで残り350kmを22時間程度で走りきれるのか怪しい。 とりあえず自転車を西に進ませる。今日もなぜか追い風でハッピー。宇津ノ谷峠に金谷峠をスイスイ越えて掛川あたりから今日のランチを考える。 もうコンビニ食は食べたくないので、何にしようか? しっかり食べられて美味しいものがいい。 天竜川を越えたあたりで数件の飯屋は見えたがそれじゃない気がしたのでスルー。 あまり浜名湖の方面に進めると食べるところは無くなってしまう。 そんなときに台湾料理屋が見えてきた。向かいにセブンイレブンもあるので補給もできる。 ランチメニューはどれもラーメンと何かのセットになっていた。いや、今日はラーメンいらないので、適当に「レバニラ定食」と伝えると理解してもらえたようだ。 ホールの女性はヘッドホンで音楽聴きながら注文を取ったり配膳したりしている。しかも不機嫌。いくらなんでも台湾人はこんなことしないと思うよ。たぶん中国本土のどっかの出身じゃないだろうか。 でも、出されたレバニラ定食は美味しい。実に美味しい。また来てもいい。 ここから潮見坂までひたすら真っ平らなので嫌いなのだ。 なにしろケツが痛くなる。 10数えて一瞬ケツをもちあげてまたペダルを回す。それを潮見坂まで延々と繰り返す。 だからワタクシは潮見坂ルートが好きではない。アップダウンのある姫街道ルートを選択するのだ。 それでも弁天島が見えると走っている感じはある。 弁天島を越えて湖西市を走る。潮見坂はそこそこな勾配だが、そこで振り返ると安藤広重も見た海がひろがる。 潮見坂から名古屋までアップダウンがひたすら続く。しかし、ここが一番速度を稼げるエリアでもある。下りの勢いを上りに使い、追い抜いていく車の負圧を利用して速度低下を防ぐ。 上り坂で脚を使わないようにしても、やっぱり筋肉痛で脚にトルクをかけられない。こういう時には回転馬力で走るしかない。 軽いギアでクルクル回すだけ。心拍数は120bpmあたりを狙って回していれば30km/hくらいまで伸びるけれど、その速度になるころには赤信号に引っかかる。 ここも約束の地。愛知県岩屋下にあるボーリング場キャノンボール。いつも姫街道を走るので、このキャノンボールボーリング場を見るのは久しぶりな気がする。 そのあと、岡崎を過ぎた辺りから無我夢中で走っていたのであまり記憶がない。 それでも日没後から今日の夕食をどうするかということで、何を食べたいか思い巡らす。 昼は台湾料理だったからカレーがいいかな。でも、そんないいタイミングでカレー屋があるとは思えない。 と、その時に偶然にもインド料理屋が目に入った。ゴールデンラッキー。 ディナーで1680円とちとお高いが、考えてみればワタクシの住む横浜のインド料理屋もディナーはそのくらいの価格なので一般的なインド料理店と思われた。 入店してみるとよくあるインド料理店のような「とりあえずインド料理やっています」ではなく、ちゃんと作り込んだ内装のお店だった。 1人だと伝えると2人テーブルに案内された。 メニューを見て適当に注文。スープ、ドリンク、アイスはおかわり自由みたいだ。 チーズナンは美味しいのだけれど、カレーがチーズに負けている。なんだろうね。 夕食を終えてまた走る。 食後すぐには運動強度を上げられないが、それ以上に日没後の冷え込みが強く寒い。 こんな季節なのにキャノンボールに挑戦する輩がいるんだから恐れ入る。いやワタクシだって似たようなものだけれど。 名古屋の中心街を抜けるといつもの運動強度に戻る。気力十分でズンズン前に進む感じが気持ちいい。川越を過ぎた辺りで今日の宿泊をどうするか思い倦ねる。 カミさんからはそろそろ寝なさいと催促来ている。 時刻は午後10時。このままオーバーナイトで走れば大阪には早朝に到着できる。しかし、寝ないで走るのは危険だ。どこかで一泊すると昼までに帰宅するのは難しくなる。どうしたものかな。 藤沢駅から静岡駅まで輪行しているから、ここで無理をしてもあまりいいことはない。 ということで、どこかで一泊するのがよかろう。R25で大阪へ抜けるつもりだったのだが、あちらのルートにはあまり宿泊できるホテルはない。鈴鹿峠を越えるルートなら栗東あたりまで走るとホテルがある。しかし、気温10度を下回るなかでこの時刻に峠を越えるのは嫌だな。 亀山あたりで一泊することにする。あとは明日の朝に考えよう。 四日市から亀山バイパスで鈴鹿山脈を登り始める。暗いバイパスを大型車がビュンビュン追い抜いていく。そのおかげで割とスムーズに登って亀山市街にたどり着いた。 液晶の街である亀山なんだけれど、駅近くには大きなマンションも建っていた。亀山の街を抜ける頃にアレなホテルがあったのでそこを目指す。 やっとこさアレなホテルに到着し、車と同じように駐車場にアプローチする。なぜか満室か準備中。ありり? どういうことだ? このまま宿泊できるところがないのも困るので、目の前に見えるホテルルートインはどうかと電話してみた。 するとなんと今夜一泊OKですよと。時刻は夜11時過ぎなのにこの対応。ありがたや。ホテルルートインに到着してチェックインしようとすると、深夜にもかかわらず多くの客がこれからチェックインするためにやってくる。なんだこれは? エレベーターに乗るとこの近隣会社を巡回するバスの案内が記されていた。つまり、液晶関連企業の方が多いということで、さっきフロントでチェックインされた方々は、普通に仕事を終えてその足で亀山のこのホテルまで来て一泊。明朝、亀山市内の企業へ出張ということなのだろう。 部屋に入り、シャワーを浴びて目覚ましをセットして就寝。 Day3は252kmしか走れなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.09 07:00:07
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