カテゴリ:エクストリームロングライド
帰宅して自転車をピットに置いたら、着ているものを全て脱ぐ。洗濯機よ、あとは頼んだ。 シャワーを浴びたらまずはビールで乾杯。無事に帰ってこられてよかった。 パソコンを開くと令和だ令和だと騒いでいる。そうか、2019年5月1日になったから年号は平成から令和になったのか。自転車で走り続けていたから浦島太郎である。 令和に年号が変わるから、夜遅い時間にも関わらず、道路には車の往来があったし、ファミレスにも客がいたわけだ。なーるほどね。 1本目のビールはすぐに空になり、2本目をプシュ! 走った満足感がやってくる。ツイッターには多くの方に「いいね」やリツイートをして頂いた。また、本州一周TT主催者のちゃりもさんにもゴールまでツイッターで見届けて頂いた。本当にみなさんありがとう。 西日本一周は2度目のチャレンジで完走こそできませんでしたが、岡山での23km区間でauのロードサービスに頼ったことを除けば、ひとまず走って帰ってこられたというところでしょうか。 まずは結果のまとめ。 2019年4月27日(土) 滋賀県近江八幡市 -> 鳥取県米子市 距離:341km 獲得標高:3,273m 2019年4月28日(日) 鳥取県米子市 -> 山口県山口市 距離:278km 獲得標高:2,500m 2019年4月29日(月) 山口県山口市 -> 岡山県岡山市 距離:285km 獲得標高:1,772m (一部区間未走行) 2019年4月30日(火) 岡山県岡山市 -> 滋賀県近江八幡市 距離:257km 獲得標高:1,676m 総走行距離:1,161km 総獲得標高:9,221m 総経過時間:3日と21時間37分(93時間37分) パリ・ブレスト・パリを4日間もかければ誰でも走れますな。本当はヌルゲーだったのだ。 反省点を挙げればキリがありませんが、主な3つをあげるとすれば、 1- 雨天かつびしょ濡れの最中におけるパンク修理できなかったこと 2- 3日間の雨で何度もチェーンオイルが切れたこと 3- トイレが近い 1-については半分くらいどうにもならん状況だったなと。仮にもう一本、予備のチューブを持っていたとしても、交換できたか怪しい。何しろ寒さで指が動かなかった。あれが、人里離れた山の中だったら、それこそ低体温症で危ういかもしれない。次回からは予備のチューブは2本。ポンプをもう少し大容量のものにする。 それと、やっぱりロングライドするならau損保のレッカーサービスは欲しいですね。詰んだ時に最後の一手があるのは社会人として大切だと思います。 2-は自分のミスだった。昨年はチェーンオイルを持参したのに、なぜか今年は持参しなかった。昨年作った西日本一周持ち物リストには載っていたのに。それでも3日分のオイルはまったく想定できなかっただろう。 3-はこの年になってから、自転車に乗ると頻尿なのかと思うくらい、尿意がすぐにやってくる。気温が低いとトイレが近くなるようだ。「ざく」さんも同様なので、人によって多少の差はあっても、おっさんになるとトイレが近くなる場合もあるのかもしれない。こればっかりはコンビニなどに早めに立ち寄ることで対応するしかない。 ということはあっても、いいこともあったもので、 1- Apple watchで買い物楽々 2- GoProSessionで軽々録画 3- 300km/dayは程よい 1-については、別に西日本一周だからということでもなく、以前から感じていたこと。
Apple watchにはクレジットカードや電子マネーなどを登録できるため、コンビにでの買い物がとても早い。バックポケットから電子マネーを取り出す必要ないのです。在来線も新幹線もこれ一つ。現金を減らせるのは軽量化に大貢献できる。 2-いままで中華GoProを使用していましたが、今回からは正真正銘ホンモノのGoPro。それもピンポン球を一回り大きくしたくらいのサイズのSession。
それをこのように左手首に装着。これでさまざまなアングルで撮影できる。やっぱりGoProはアクティビティをしながら撮影したことある人たちが作ったと思えるつくり。電源スイッチを押すだけで撮影開始。もう一回押せば停止。とっても簡単明快。防水ケース不要で、音声もきちんと拾えます。 3-については、人それぞれでしょうが、ブルベを普通に走れる人なら300km/dayは難しくない距離感だと思います。もう少し頑張って330km/dayくらい走れると、10日間もあれば本州一周TTできるかと思います。ワタクシはSMPのcompositというパッドのないサドルを愛用していますが、4日間ならなんとかなりました。 あとは雑感を 雨具は揃えていたのですが、長時間に渡り雨脚が強くなるとインナーまで濡れてしまうのは致し方ないか。Assosのレインウェアでも長時間となると厳しい。足元もレインシューズカバー+シューズカバーでバッチリだったはずなのですが、まさか首筋から入り込んだ雨が足まで伝って、シューズカバーの中までビショビショになるとは思いませんでした。 荷物はSeaToSummitの超軽量ドライバッグ に全て入れていました。これだけは雨くらいでは内部まで浸水せず、快適に利用できました。一般的なサドルバッグは防水性を気にするかと思いますが、ドライバッグ は浸水することないので安心でした。 同様にジップロックも防水性に申し分ありませんでした。iPhoneもカードや現金も濡れることはありませんでした。一方、ステムバッグは閉じ方が中途半端だったらしく、補給食が濡れてしまいました。この辺は運用時に注意するしかありません。 長距離では振動で手がバカになるというので、手のひらサイズのゲルパッドを持参しましたが、未使用でした。理由は体幹がそこそこ出来上がっていたから、手で体重を支えるようなことがなかったからではないでしょうか。 夜8時くらいまでに宿泊地に到着し、午前4時に出発。2晩は6時間も睡眠を確保できた。普段よりも寝ている。なので、走行中に眠いということはなかった。ただ、睡眠は微妙に浅く、何度も目が覚めた。疲れているからぐっすり眠れるのかと思ったが、そうでもないようだ。ホテルのベッドは妙に寒かったからだろうか。 その後。 西日本一周が終わってから身体が変わりました。毎朝45kmの周回コースを走っています。このライドが終わってから、その周回コースの目標タイムを簡単にクリアできるようになりました。 あのライドから一ヶ月経過した6月になっても効果は続いています。超長距離を走って一皮剥けたのかもしれません。 来年もチャリモさんがエクストリームロングライドを企画してくれるようなので、4日間くらいでどこかを走るつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.16 21:38:32
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