カテゴリ:普通のロングライド
おはこんばんちは。 2020年3月7日 土曜日は滋賀県と三重県の間にある鈴鹿山脈を一周してきた。 コースプロファイルの計画/実績は以下の通り。 距離:363km/366km 所要時間:18時間/17時間53分 獲得標高:2304m/2709m 天気:晴れ コースは滋賀県近江八幡市を発着地とし反時計回りで鈴鹿山脈を一周しました。 計画時のPCとその距離は以下の通り。 Start:安土 0km PC1:近江大橋 21km PC2:ファミリーマート伊賀ゆめが丘店 78km PC3:ミニストップ伊勢円座町店 160km PC4:猿田彦神社 179km PC5:ファミリーマート嬉野中川店 204km PC6:ローソン長浜虎姫店 324km PC7:ファミリーマート東近江能登川店 358km Goal:安土 362km
午前2時に起床して、朝食を済ませる。天気予報をチェックすると夜9時すぎには雨になりそう。予想最低気温は1度なので少し着込んで出発地へ向かう。 午前3時前に安土の交差点に到着。ツイートして出発。 道路端の寒暖計は一度と表示しているが、着込んでいるからそれほど寒くない。橋を渡るためにダンシングをかますと汗をかくくらいだ。車の往来は少なく、負圧を期待できない上に無風である。最初のPCである近江大橋までは50分ほどで到着。 PC1:近江大橋 21km 停車すると汗冷えのためか寒さが忍び寄ってきてスマホどころではない。かろうじて撮影してツイートしたら出発。街を抜けR8を越えると少しずつ山が近づいてくる。それとともに、空気は冷たくなってくるのがわかる。数回ミスコースをしたが、すぐに気がついたので大したことはない。甲賀から伊賀へ抜けるところは冷え込むことをよく知っている。案の定、ボトルの飲み口が凍結した。ボトル内の水面あたりにシャーベットになった水がシャリシャリ音をたてている。 ボトルは2本持参してる。1本は水。もう1本は粉飴と電解質などの混ぜ物。前者はシャーベットになるが、後者は液体のままだった。 PC2:ファミリーマート伊賀ゆめが丘店 78km 伊賀に降りてくると辺りは霜が降りて真っ白である。気温は零下だろう。下り坂では寒風で顔が痛い。ツラの皮が薄い証拠だ。もっと修行しないと。 冷凍庫の中を走るかのようにPC2のァミリーマート伊賀ゆめが丘店に到着。計画より10分遅れなので、補給食を買い込んですぐに出発 ここからは標高525mの青山峠を登る。ここは昨年から時折来ていた場所なので、踏ん張りどころもわかる。でも、踏まないで回すだけ。峠を越えて下る途中に残雪を見た気がする。 下界に降りてくると暖かい。そこからは細かいアップダウンで微妙に進みが悪いものの、できるだけ無駄に脚を使わないように下りで頑張り、登りは休むダンシングに徹する。 PC3:ミニストップ伊勢円座町 冷たくなったおにぎりばかりではお腹に良くないので、コンビニのイートインでちゃんとした朝食を撮る。ドリアにホットレモンティーでお腹を満たす。が、店を出た途端に吐き気が。これはマジでやばい。トイレに駆け込み嘔吐した。なんだろ?食べ合わせ悪かったのかな?胃薬を服用して落ち着かせる。 ここからは補給食を摂取するのを抑えて、ペースも落とし気味にして進む。幸いに伊勢市街地になれば、無理に頑張って漕ぐ必要はない。 PC3:猿田彦神社 179km 伊勢の街までやってくると、ゴム工場からかゴムの匂いがする。 伊勢の街の中にある猿田彦神社はみちひらき・交通安全・方位除けの神社として信仰されているそうな。ご利益あるように祈りますよ。 ここからは渋滞気味の国道をゆるゆると進み、途中から旧伊勢街道を抜ける。旧道を走るのは好きだ。大動脈の国道と違い、今も風情を感じることができるからだ。旧道でもスピードもそんなに落ちず、胃腸も回復してきたので少しずつ補給食を摂取する。 PC4:ファミリーマート嬉野中川 204km ここらでがっつりラーメンでも食べたいところだが、菓子パンなどを買い込み相変わらず少しずつ補給する作戦をとる。出発後は向かい風だったが、それも落ち着き走りにも余裕がでる。大きなアップダウンが連続する。降りはアウターに入れて、下りの勢いを借りて登る。 四日市を過ぎる。左手に鈴鹿山脈を見ていると、頂きには雪が見える。御在所岳、藤原岳。この辺りも20年前は冬になると積雪していたようだが、今年は山の上にわずかな雪を見るのみ。
アップダウンと越えて山あいを抜けていくと関ヶ原に到着。 ここでおよそ300km。普段のロングライドならゴールの距離だが、今回はあと60kmくらい走らないとならない。走るのはもうお腹いっぱい。コンビニで購入した補給食は見るのも嫌だ。 ここからなぜか強烈な追い風が始まる。ちょっと漕げば37km/hくらいすぐに出る。長い下り坂も相まってボーナスステージ。、虎姫まで夢中になって走る。 PC5:ローソン長浜虎姫 324km 街中の信号機は縦型になり、道路には融雪装置が埋め込まれているのを見ると、滋賀県の北部は雪国なんだと思う。しかし、雪の「ゆ」の字すらない。今シーズンは特に雪がない。 何も食べたくないが、食べないと走れないのでローソン長浜虎姫店でハンバーガーとカフェオレで一息つく、ここに来て計画に対し5分早着である。追い風万歳。 しかし、ここからゴールの安土まではどうなんだろう?南下するだけだが、身を隠せる建物は少ないエリア。ずっと平坦路なだけに向かい風になると厳しい。残り40kmほどなので、安全優先で走り始める。 鈴鹿山脈が風を遮っているのか、それほど風を感じない。彦根城のお堀内側を抜けてきらびやかな彦根の街を抜ける。ビワイチで利用される琵琶湖沿いの湖岸道路とはまた違った雰囲気を感じることができる。 それ以降はまばらなな民家が存在する県道を南下し、最後のPCを目指す。 PC6:ファミリーマート東近江能登川 358km 最終PCとして設定したファミリーマート東近江能登川店には、計画より8分早く到着した。ゴールまで残りは4kmほど。ここを出発するとポツポツと雨が降って来た。時刻は21時前なので、天気予報通りなのかもしれない。 Goal:安土 362km 安土城のあった山の峠を越えて安土の旧市街のゴール地点には出発から17時間53分。走行距離は367kmで到着した 雨足が強まりそうなので、そのまま自宅へ向かう。自宅に到着すると雨は本格的に降って来た。本当にギリギリだった。 他人の引いたコースを走るのは見たことない景色を味わえて楽しかった。実はこのコースは拝借したもの。ちょうど自宅近くを通過しており、ギリギリでワンデーライドできる距離だったからである。PCの設定もそのままお借りした。 今回は夜明け前の寒さがきつかったものの、晴れていたので気持ちよく走れた。また、場所により風向きが変わっていたので、そんなにひどい向かい風に悩まされることもなかった。 ラーメン屋とか立ち寄ってみたかったが、これ以上遅れていたら雨に当たっていたので、急いで走って正解だったと思う。 見積もり精度が上がれば、ブルベでも上がるだろう。今回は計画に近いタイムを出せた。これはよく知っている道を走るから予想がつくというのもあると思う。 こういう経験値はローラーでは得られないんですよね。週末はできるだけ実走で経験値を上げていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.03.09 03:59:47
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