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2020.06.11
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 おはこんばんちは。

 今回は西国三十三箇所 第二十九番の​松尾寺​への巡礼話を記す。

 京都府舞鶴市の国道27号線から一本入った道を登ったところにある松尾寺。

 冬なるとこの辺りは積雪するため、スタッドレスタイヤがないと寺までたどり着けない場合もあるという。

 国道27号線はよく自転車で走るので、松尾寺の存在はかねてより見知っていたが、まさか西国三十三箇所巡礼をすることになって本当に訪れることになるとは思わなんだ。



 国道沿いに立つ「松尾寺」の看板。写真の道路は、国道から一本入った参道である。看板には「車で5分 歩いて30分と書いてある。この松尾寺もここからが難所と言える。




 道はすぐに登坂路となり斜度10%を越える激坂が待ち受ける。さっきの看板から松尾寺までおよそ2.4km 179mは登る。




 駐車場に到着してみると、車が4台ほど。自転車もワタクシ以外に1台いた。自転車は駐車しても無料だが、自動車は500円、バイクはた200円の駐車料金が発生する。




 この駐車場まで来てしまえば、本堂までに難所はない。



 石段をひょいひょいと登る。



 すると本堂前となる。ワタクシ以外にも5人くらいいるようだ。

 松尾寺は、西国二十九番札所で、本尊馬頭観世音は、三十三霊場中唯一の観音像であり、農耕の守り仏として、或いは牛馬畜産、車馬交通、更には競馬に因む信仰を広くあつめているといわれる。

 創建は708年と古い。いまから1300年も前である。建物は幾度も火災にあっているので復興されているという。




 本堂に近づく。よく見ると御朱印はこちらではないと書いてある。まぁそれはよい。

 こちらは車馬交通に関係する信仰を集めているということなので、自転車で事故に合わぬよう願いをする。




 また、本堂の隣には立派な杉の木が凛としている。なんでも高さは30mにもなるという。

 これは見事だ。



 この土蔵のような建物は経蔵と呼ばれるらしい。書物を収めるための建物。不思議なことに何かを感じさせる。

 こういう感覚はとても大事にしなければならないので、ここでも手を合わせてから階段を降りる。




 階段を降りて小道を入った先に納経所があり、そのなかで御朱印を頂戴できる。

 これで三十三ヶ所のうち9つめの御朱印となった。

 本当は二十八番目の成相寺にも足を運んでみたかったが、コロナかの影響で閉門時間が早まっているというため、この日はここで帰路に着いた。








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最終更新日  2020.06.11 20:22:41
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