カテゴリ:TOT(東京-大阪-東京)
Day2は、AM3:00に起床。実はその30分くらい前に目が覚めていた。
今日は東京日本橋まで行って折り返し、御殿場までの行程だが、雨だし渋滞するのわかっているので憂鬱なのである。 朝からカレーを食べてオレンジジュースを飲む。チェックアウトして外に出ると路面は濡れているが、霧雨程度なのでレインウェアを着込まなくても走れると判断し、AM4:00にDay2をスタートした。 興津から由比への歩道は対向車のヘッドライトがまぶしく、地面が何も見えず苦労する。そして、富士川を渡ると夜も明けてくる。 三島からはR246で御殿場を登る。と行っても岩波までR246で登り、あとは旧道で御殿場を越える。その岩波のコンビニでDay2最初の補給。 路面は濡れているけれど、まだ本降りではない。まだレインウェアを着込まなくてもいけるだろうと判断し出発した。すると雨が降り出してきた。 御殿場を過ぎたところでようやく停車し、レインウェアを着込む。すでにジャージなどは濡れている。どうせ、蒸れて濡れるのは一緒なんだけれど。 御殿場からのダウンヒルが始まると、雨脚が強くなり、追い抜いて行く大型車の水しぶきがひどく、前は何も見えない。そのくせ普通車はヘッドライトも点灯せず走ってくる。こういう時に限ってバックフォグを点灯させる車を見かけないのはなぜだろうか? ひどいコンディションだったので、予定外だが松田の7-11で一旦休憩にする。レインウェアの水を払って何か温かいものでも・・・ と入店する。店外でお茶を飲んでいるとどうも中がざわめいている。トイレから出てこない人がいるみたい。コンビニのトイレで籠城はいかんだろう。トイレの空きを待っている人も、別のコンビニに行くとか、松田駅にだってトイレあるのに。 そんな光景に別れをして雨の中をまた進む。次の休憩は厚木を予定していたので、ここからはそう遠くない。しかし、伊勢原からひどい渋滞が始まった。渋滞というより縦列駐車の列が延々と続いているようにしか見えない。ママチャリの巡行速度と変わらないくらいの平均速度で進む。 脚よりもブレーキを握る手が疲れたまま、厚木のガストで少し早いランチにする。丼ものを注文したのだが、一部のコメがカチカチに硬いままで食べるの大変。これは罰ゲームか? お腹を満たしたので出発。多摩川を渡るとUber eatsが増えてくる。相変わらずスゲー自転車の走り方をしている。これが本当の成果主義の仕事っぷりというやつか。 赤坂の坂を登るのが嫌なので、六本木から新橋を回って中央通りに入る。見慣れた銀座の街並みをスルスルとすり抜け、534km折り返し地点の東京日本橋に計画の18分遅れのPM14:18到着。 いつもの道路元標ですな。 コンビニで補給したらすぐに引き返す。 川崎市まで戻ってくると雨も上がり、夕焼けが見えてきた。明日は晴れそうだな。 ここから宿泊地の御殿場まで行くにはちょっと力が不足気味なので、吉野家で牛丼と豚汁を頂き、お腹を温め力が入れられるようにする。 R246は渋沢まで延々と渋滞していたが、あまり脚を削られることもなく、御殿場までの登りに十分な脚を残して松田まできたところで、チェーンオイルが切れた。 雨上がりはチェーンオイル切れても仕方ないので、7-11の自転車ラックを借りてチェーンに注油する。そういえばさっきから自転車のからギシギシ音が出ていたがチェーンの音とは違うよなぁ。よくよく自転車を観察すると、ヘットチューブとトップチューブのつなぎ目にクラックが盛大に走っている。えー、これはまずいなぁ。今夜の宿泊地である御殿場まで残り25kmくらい。あと1時間半くらいか。そこまでなんとかたどり着きたい。 せっかく脚を残して登り区間を迎えたのに、ヒビの入ったフレームが折れないように慎重に漕いで御殿場を目指す。 小山からはR246ではなく、竹之下小山線という旧道を使う。線路沿いなので何かあればなんとかなると踏んだが、人家のあるところ以外は真っ暗だったり、ちょっとしたキツイ坂があったりと、この状況ではなかなかに肝が冷える。 ここでフレーム折れたら自転車を押して御殿場まで5kmは歩くのかな? au損保のレッカーサービスくるかな?とかそんなことを考えて走らせると御殿場に到着。予定より1時間遅れ。でも、ホテルはすぐに見つかった。 ホテルの明るいエントランスで自転車を確認するとこれだ。 溶接部分からベリっと剥がれている。 ひとまずシャワーを浴びて、洗濯機を回す。夕飯はラーメン食べたいので、探したら近所にラーメン屋があった。ラッキー。 キムチを食べながら、熱いラーメンスープを啜ると身体が温まる。さて、どうしたものかな、 あのままでは大阪まで残り400kmを走りきるのは難しいだろう。下りでフレームがポッキリいったら、後続車に踏み潰されかねない。 するとチャリモさんからガムテープで巻いてみたら?というアイディアを頂いた。このまま何もせずにリタイヤするよりは、試してみたほうが良かろう。近所のコンビニでガムテープを購入し、フレームに巻いてみた。 ガムテープだから引っ張りにはそこそこ強いのではないかと淡い期待をしたのだが、まったくダメだった。自転車をひねると、変わらずフレームがよじれる。これはまずい。 そいえば、世界を旅するサイクリストは、鉄工所でも修理のできる鉄フレームを愛用していると聞いたことがある。ひょっとしたら鉄工所で修理できるかもしれない。 明朝はゆっくり起きて、修理してもれるところを探してみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.28 06:25:56
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