カテゴリ:安土通信
おはこんばんちは。
11/3(火)は休日。午前中に用事を済ませ、午後から自転車タイムを得られた。 さて、どこいくかな? と思いあぐねいていたところに思い出した。 滋賀県から敦賀に抜けるR8の山あいに「深坂トンネル入り口」という看板を何度か見ている。 あれはなんだろうか? と気になっていた疑問を晴らすときである。 深坂トンネルといのは、 深坂トンネル(ふかさかトンネル)は、北陸本線の近江塩津駅-新疋田駅間(上り線)にある全長5,170メートルの単線トンネルである。北陸本線が建設された当初からの柳ヶ瀬トンネルを経由するルートが急勾配であったことから、勾配を緩和し輸送力を増強する目的で第二次世界大戦前に着工されたが、開通は戦後にずれ込んだ。さらにこの区間の複線化のために後に下り線用の全長5,173メートルの新深坂トンネル(しんふかさかトンネル)が建設された。 とwikipediaに記されている。 敦賀港は昔から国際的な港で、ボートトレインという列車を積載できる船を利用して日本からモスクワやパリまで列車で往来するための日本の玄関でもあった。 しかし、敦賀はなかなかに山に囲まれた地形である。東京で言うところの鎌倉みたいなもんだ。 列車を東海道線のある米原まで繋げようとすると、福井県と滋賀県の間にある山を越える必要がある。そこをトンネルを作って通した。 そのトンネルもまた曰くありで、柳ヶ瀬トンネル、深坂トンネル、新深坂トンネルと3本も作ったし、作ったトンネルで大きな事故もあったりした・・・ ということを調べて知った。 戦前に雪深い山あいにトンネルを通したということは、日本の土木史の一つを見学できるかもしれないという期待半分も持ってロードバイクで出かけた。 普段ならピチピチのサイクルジャージにタイツをまとってロードバイクを漕ぐのだが、日差しもある午後に「ゆったり乗るのもいいんじゃね?」と思いつたりして、サイクリング用のズボンとウールのニットを着てみた。 自宅を出発して5分で後悔したよ。 向かい風がきつい。ズボンとニットは空気抵抗になるので、向かい風はますますキツイじゃないか。 と自分に文句を言ってもしかたない。下ハン握って耐えましたよ。 こうなると「ゆったり乗る」という文言は置いてきぼりになり、前方に見えるローディーをロックオンすると追走するし、ビハインドが迫ると踏んで逃げるという「ゆるぽた詐欺」そのものになってしまった。 長浜を過ぎたところでガス欠になりランチ。 以前から気になっていた第一旭特製ラーメンに立ち寄った。 普通のラーメンを注文。小ぶりのラーメンどんぶり一面チャーシューが乗せられている。あっさり醤油のスープもどんぶりの淵ギリギリまでなみなみと。麺が普通なのでスープに負けてしまっているが、普通のラーメンとしては十分。昨今の流行りでもあるギトギト系ではなく、アッサリ系は胃袋に染み渡るうまさを味わえる。店内も綺麗だし、夫婦とその息子がやっているのかな。無言のラーメン職人オーラを感じる。 腹を満たしてさらに北上する。 木之本を過ぎて近江塩津付近から上り坂となる。 向かい風に苦戦しつつもこまめにギアを変えながら登るとあった。 JR西日本 深坂トンネル入り口の看板。 やっぱり保守のためにこの看板を設置したのでしょうかね? 200mと言われてもどこにトンネルの入り口があるのかわからないが、とりあえず進んでみる。 これは人の家の敷地なんじゃないかと思えるような未舗装路を抜けると線路端に出た。 はて、トンネルの入り口なんてあるんかい? よーく見るとあったわ。 写真じゃわかりにくいが、トンネル入り口上部がわずかに見える。 日本の土木として歴史的なトンネルだと思うが、観光名所でもないのでこんな扱いなのかもしれない。 なんだかがっかり。 「深坂トンネル入り口」という看板の意味はこれでわかった。この柵の向こうにトンネルがあるのね。 着た道を戻る。帰りは追い風なので気持ちよく流して午後4時半には帰宅。 そのまま買い物かごを持ってスーパーへ買い出し。 夕食はタレ漬けの牛カルビを焼いて白いご飯にガバっと載せる。 走ったら肉ですよ。プロテインだと思ってガッツリ肉食。 さらに、キャベツ1/4を刻んで岩塩、胡椒、ニンニクパウダー、七味、ごま油を混ぜて、うさぎに負けない勢いで草食。 安価なスーパーのプライベートブランドビールに、かぼす汁を絞ってグビグビっとビール星人になる。 出汁をしっかり効かせた野菜たっぷりの味噌汁が胃に染み渡る。 走って食べて最高ね。 自転車乗りが空腹になっちゃ力出ないよ。 とにかく食べる。なんでも食べる。走ったあとはなんでも美味しい。 また、来週も晴れたら走りに出てみるつもり。 たれ漬けの肉というのはアミノ酸たっぷりでうまいのだ。 最近は訳あり品をまとめて購入できるので、走ったあとに肉祭りできる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.04 05:43:26
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