カテゴリ:ブルベ
おはこんばんちは。
今月いっぱいで単身赴任先の滋賀勤務が終わり、4月から東京勤務になる。 滋賀県は遊ぶにとても良いところだった。自転車を走らせると山も平地も浴びるように走ることができる。冬になればスキー場まで1~2時間で6つくらいは選べる滑れる雪まみれ。 そして、この4年間でとても大切な人たちとつながることができた。 その1つとしてオダックス近畿さんがある。 こちらでせっかく繋がった方と別れるのは実に惜しい。 が、出会いがあれば別れもある。 そんなオダックス近畿京都班が素敵なコースを用意してくれた。これが今回のブルベ。 滋賀県近江八幡市を反時計回りに出発し、南東に走って布引の峠を越えて田村神社。 そこからかつてキャノンボールで走ったR1を少しばかり下り、K41で北上し笹尾峠へ。 ここはワタクシが滋賀県に来て最初に走った峠道。林道のような道を走る県道に驚いたものだ。 日野からは豊郷付近を通過し、多賀大社へ。多賀大社も何度来たことか。 冬場は積雪しがちな山側を縫うように走り、中山道番場宿、醒ヶ井宿を経て柏原宿へ。 新幹線、車、自転車と様々な乗り物から何度も見てきた伊吹山を右手に見つつ木ノ本宿へ。 ここは朝練の折り返し地点だった。 北国街道を北上して余呉湖を周回し、そのまま南下して地元にあたる安土を抜けて近江八幡に戻る。 滋賀県内で完結する素晴らしいコースだ。 朝4時に起床。ダラダラしていたらあっという間に出発時間。集合時刻を5:30と思っていたら5:20だった。いきなり自宅からBダッシュで一つ隣の駅である近江八幡駅近くのスタート地点へ。 受付開始時刻の2分前到着。セーフ。 主幹のすがに〜るさん、MIZOROさんと一緒に受付開始。 今回は難易度低めのコースなためか、ブルベ初参加という方が多い。参加しやすいのって大事だね。(と思わせておいて、実はキッついコースだったのだが) 雨とか400, 600kmのブルベだと百戦錬磨の猛者しか集まらない「やったるでぇ」って雰囲気だけれど、200kmだと和やかな出発で柔らかい。 ワタクシも6:00出発の中くらいの位置からスタート。 ここのところ、TOEICの試験対策でほとんどロードバイクに乗っていないし、筋トレもしていないから無理せずマッタリペースで走り出した・・・・ つもりだった。 トレインに混ぜてもらい、交通量の少ないところでオーバーテイクして前に出るというのを繰り返す。 南下するほど小雨で濡れてくる。路面は完全にウェット。前の人の車輪が水しぶきをあげるので、ちょっとズラして走る。田村神社の手前で3人くらいまで絞られた。なぜか先頭のワタクシ。キツイ坂ではないが、脚の差ががはっきり出る。ワタクシは登りが遅いので「おっせーよ、このオッサン」という心の声が聞こえる。「だったら先行けよ」と返すが登りきったあと田沼神社まで下り基調で到着。 ここはクイズに回答するだけ。多分、全員は同じ質問ではないはず。 クイズの答えを記入したら走り出す。 少しだけR1を走る。ここも鈴鹿峠へ行くためによく使ったルートだ。 R41で鬱蒼とした笹尾峠を越えて日野の中心街を抜ける。 滋賀県東部の平坦路をひたすら北上する。 ワタクシも含めて3人くらいが、追いついたり離れたりしながら進んで行く。 そしてPCのコンビニに到着。持参した補給食が十分にあるので、ポカリスウェットとプロテインバー、ブラックサンダーを購入してレシートを取得。 再開すると完全にバラけてしまい走れど走れど追いつきもせず、追い抜かれもしない。このところほとんど練習していないから一般人よりも遅くなっているせいかも。 多賀大社の前を通り過ぎてから水谷彦根線という山あいの道を走る。ようやくここで前方に派手な色の人影が見えた。 人が見えると気持ちがシャキッと生き返り、ペダリングもリズミカルになる。が、追いついてみるとブルベと関係のないMTBerだった。あら残念。 アップダウンの続く名神高速道路の脇道を走って中山道番場宿へ。 朝っぱらからラジオ体操が大音声で流れている。これ、クソ迷惑じゃないのか。 中山道の宿場町はどこも趣があって良い。 醒ヶ井宿を抜けて柏原宿に到着。 指定された小さな食料品店でポカリスウェットを購入。もちろん電子マネーなんて使えない。おばあちゃんが対応してくれた。 この辺りは関ヶ原の西側にあたるため、積雪するから道路に融雪装置が埋め込まれている。 ここを出発すると向かい風が厳しくなる。 浅井から余呉湖までは向かい風が強く、下ハン握って耐えに耐える。 余呉湖は以前にも自転車で来たことある。観光もへったくれもない寂れた湖。こんなところに国民宿舎があったのだから不思議だ。ちなみに湖の反対側にある赤子山スキー場は1日滑っても500円。その代わりにリフトもないけれど、初心者の練習には悪くない。 余呉湖周回にINする直前で周回してきた方とすれ違った。この湖は周回路になっているのでクリテリウムでもやったら面白そうなんだけれどね。 で、指定の国民宿舎跡地で写真撮影。 ここで自転車を降りたら急に身体が冷え出した。 そして持病の腰痛がやばい。 少しペースを落として走る。寒いのでコンビニランチは遠慮したい。余呉湖より8kmくらい北上したところに岩魚の刺身が食べられる山椿という食堂があって、そちらに立ち寄りたかった。けれどこの向かい風と腰痛ではやばそうなので、木ノ本インターチェンジ目の前の古風なレストランでランチにした。 うむ、The昭和の雰囲気満点だ。北国ラーメンというのを注文した。 冷えた体に熱いスープなら温まるだろうという期待だったのだが、これがダマされた。 ソーメンみたいに柔い麺と、すっぱぬるいスープ。カピカピのネギが散らしてあるだけ。 麺だけはかろうじて食べたが、スープは無理だ。久しぶりのマズラーメンに出会えたよ。 いかな腹減っていても完食できないラーメンというのは、あるところにあるもんだ。 隣の7-11で補給食を購入して食べながら走り出す。 ここからは目をつぶっても帰れるくらい良く知った道。何も考えずに走らないと腰の痛みで辛くなる。 追い風に乗って琵琶湖沿いを南下し、自分の住む安土に帰ってきた。 ここがかつて日本の首都だったとは信じ難いほどの田舎である。何もないofない。 いや、あるよ。自転車の練習し放題の土地が。ワタクシはこの里山を毎日猿のように自転車で走り回った。1時間走っても信号機に引っかからないなんて東京じゃ考えられない。 そしてゴールの近江八幡に到着。 203km走ってタイムは9時間19分だったかな。 練習していないし、腰痛いのにビリにならずにゴールできた。 ワタクシの前には3人いたらしい。9時間を切っていたそうな。速い人は速い。 昼のラーメンがマズだったので、近江ちゃんぽんを食べに寄る。 夕方4時なのに誰もおらなんだ。長崎ちゃんぽんとは無関係の近江ちゃんぽん。身体は温まった。 が、外に出たらクソ寒い。さみー さみーと泣きながら帰宅。 寒いので自転車の洗車は後にして熱い風呂を浴び、撮影したGoProの編集をする。 が、なぜかSDカードにはなにも記録されていない。そんな・・・・ ワタクシの使うGoPro sessionは過去にも一度、SDカードをダメにしている。 どうもダメなときはダメなんだよね。 ビール飲んでふて寝し、月曜日に出社したら腰痛がひどくて歩くこともできなくなった。 診療所に行ったら「坐骨神経痛」だそうな。 当分、自転車はお休みである。 ほいじゃーの。 オダックス近畿の方々。ブルベ開催ありがとうございました。 来年からは家族サービスもかねて年に1回は伊勢ブルベを走ろうと考えています。 それとブルベに参加される方へ。できれば蛍光色の入ったベストを着用してほしい。 自動車ドライバーは自転車に苛立っている場合もあるからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.09 07:10:41
コメント(0) | コメントを書く
[ブルベ] カテゴリの最新記事
|
|