カテゴリ:ブルベ
おはこんばんちは。
朝3時に起きて買い込んでおいた朝食を電子レンジで温める。 朝からコンビニ食なんてサイテーだが、これ以上適したものがないためやむなし。 支度をしてフロントに降りるとブルベへの参加者で賑わっていた。 集合地点となる米原駅前には50人くらいの参加者でごった返していた。 600kmのブルベなのにこんなに人が集まるのか。みんな変態だ。 今回はお試しとしてドロップバッグサービスを利用できるので、自分も手荷物を預けた。 参加者が多く、主幹の菅野さんと山本さんだけでは捌き切れないので、少しお手伝いさせてもらう。 参加者多数で録音したブリーフィングメッセージの再生は諦め、菅野さんがブリーフィング。 笑いはとれていたのでいいじゃないの。 車検を済ませたらすぐにスタート。 600kmも走るのにみんなすごい勢いで走っていく。 追走するだけやっと。気を抜くと置いていかれる。 速い人にくっついて小判鮫のように走り、前に出ていく。 最初の登りとなる旧道賤ヶ岳で15人くらいの集団になる。 息が上がっている参加者もいたので、サクサク前に出る。 一瞬だけ琵琶湖が見えた。 このあと、過去に自転車がはねれて死亡事故にもなった藤ヶ崎トンネルは反対車線の歩道を走るルート。トンネルを走らない湖側ルートも風情あってよいよ。 深坂を登って福井県へ。 標高がちょっと上がるだけで雨になるあ、敦賀の街へ降りると雨は止んだ、 また山へ入ると北陸新幹線敦賀駅が見えた。敦賀はいいところなんだがね。 登りが続くのだが、前後に参加者が見える。あまりバラけないね。 ひたすら山の中を走って134km地点の越前大野に予定より20分以上早く到着。 ここで時計の写真を撮るとあるため。通過時刻の証拠だね。 そしてすぐに出発。 街中を避け143km地点の福井県勝山でランチ停車。 ドリアを食べる。日本人なので米食べないと腹に力が入らない。 あと、味噌汁もしょっぱくて最高。 ここでミネラル、岩塩、カフェインを投入する。 【最人気ポイント20倍★4日17時 - 11日10時】カフェイン 200mg 100粒 ALLMAX(オールマックス) 勝山から金沢まで50kmくらい山の中を走るので補給食を買い込み出発。 ときおり現れるきつめの登坂路でふらふらしている参加者もいる。 きついのはみんな一緒ね。 手取川ダム手前までが前半の難所。 谷休憩所のトンネル手前はきついが、あとは金沢まで下り基調で楽ちん。 なんだけれど、向かい風がきつい。 時折、速い参加者に追い抜かれスゲーと思うが、その後に追い抜いちゃたりを繰り返す。 同じような顔ぶればかりに見えるのほあ、似たような速度で走っているからだろう。 能登半島付け根の西海岸沿いを北上する。 走行距離は200kmを越えて踏めなくなってきたもんだから補給も兼ねてコンビニ停車。 地元の子供達にあいさつされたり、応援されたり。 陽が暮れると風も止んできた。 時折、前後に参加者が見えるのだから、みんないいペースで走っているのかな。 261km地点PC2 道の駅のと千里浜には出発から12時間半の17:30に到着。 予定より1.5hも早く到着してしまった・・ と思ったら、計算間違えていたため、ほぼオンスケジュール。 ここは有人PC。主幹の菅野さんが待っていた。寒い中、ご苦労様です。 曰く、これから大勢の参加者がやってくる・・・ と。 気を抜かず再出発。 コースから少し離れた千里浜へと足を運ぶ。 以前はここがコースだった。 千里浜は車も走行できる砂浜道路。以前はロードバイクでも走れたが、乾いた砂にタイヤを取られてしまい走れず引き返す。 七尾線沿いに走るころになると追い風となり、ビュンビュン進む。 本コースの折り返し地点となる七尾温泉市街地に入ったところでリアシフトケーブルがぷっつりSTI内部で切れた。 歩道に逃げてGoogle mapでホームセンターを探す。 すると近所にDCMカーマがあるよ、ゴールデンラッキー。 しかし、近辺を走っても看板が見当たらない。 おかしいな・・ と思ってようやくホームセンターに辿り着いたららこれだ。 閉店時刻だと・・・・。 唖然としていると店員に何の用事かと尋ねられた。 シフトワイヤーを購入したいのだが・・ と伝えると、ここから15分くらいの場所に別のホームセンターを紹介された。 早速Google mapで調べて行ってみるとあった。ホームセンターロッキー七尾店だ。 店員に自転車の修理できるか尋ねると、もうスタッフがいないと言う。 しかし、両エンドがタイコになったママチャリ用のシフトワイヤーは売っていた。ロッキーありがとう。バルボア最高。 ワイヤカッタと#1のプラスドライバを購入し店先の明るい場所でワイヤ交換だ。 閉店時刻まで残り20分。 STIのブラケットカバーを剥くと案の定、内部でワイヤーが千切れていた。 切れて内部に残っていたタイコを引き抜き、新品ワイヤを通すが、タイコ径が大きめで入らない。 店に入って布やすりを購入して、タイコ径を小さく削るしかない。 だが、なかなかちょうどいいサイズまで小さくならない。 そうこうしていると閉店時刻を知らせる蛍の光が流れてきた。 荷物をまとめて一旦撤収する。 カレーのCoCo壱に立ち寄り、スープで身体を温め、しっかりご飯を食べる。 七尾前のホテルアリヴィオにチェックイン。 何と有難いことに自転車を室内に入れさせてもらえた。 ワイヤカッター買ったし、ワイヤも3本だ。これで修理できるから大丈夫だろ。 ここまではそう思っていましたよ。 タイコを削ってようやくワイヤを通せるようになったのだが えっ・・・ 長さが足りない。 あと10cmは足りない。 アウターケーブルを詰めてもこれは届かない。そんな馬鹿な。 困り果てていると、ツイッターで「そな」さんから近所にドンキがあると連絡。 なんと隣の建物だ。行ってみると自転車売り場があるじゃないか。スーパーラッキー。 部品売り場あるのにシフトワイヤーないよ。詰んだわ。 インシュロックが見つからなかったので、シフトワイヤーをシートステーに巻き付けてテープで固定。 トップギアから5段目あたりで固定した。本当はもう少し軽いギアにしたいができなかった。 残り300km。白川郷の先まで標高800mくらい登りがあるのに、このギアリングで走るのは嫌だ。 しかも、公共交通機関がなく、コンビニもないエリアを100km以上走るのである。トラブったら立て直しができない恐れがあるところを進むのはまずいので、事実上ここでリタイヤだ。 前回は千里浜過ぎたところでスポーク折損によりリタイヤ。今回はシフトワイヤ切れてまたリタイヤってどんだけツイていないんだ。 今年に入ってモールトンのフレームも、自分の骨もあちこち折れ過ぎて、心まで折れそうだ。 本心としては無理しても走りたいが、これ以上コトが大きくなるとマズいので大人の判断としてリタイヤするしかない。悔しい。悔しすぎる。 The peaks奈良吉野に続き、600kmのブルベも機材トラブルでリタイヤなのか。 信じられないがこれが判断であり現実である。 主幹の菅野さんへリタイヤ宣言し、このブルベからおりた。 横からも視認性ある反射ベストを着用してほしい。 乗車中だけでなく、自転車を降りた際にも目立つようでないと、アナタの存在に気がつくのに遅れるかもしれないからだ。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.11.08 05:21:13
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