カテゴリ:モールトンレストア
おはこんばんちは。 今日はモールトンのディスクブレーキ化のため自転車の車軸にあたるハブという部品をピカピカにしてみた。 ドナーはこれ。シマノ HB-M525 MTB用フロントハブ。 色は黒でなく渋いシルバー。 このようなピカピカのシルバーが欲しいのだが、高級部品メーカー製のため高価なうえ、ハブシャフトがなくディスクブレーキ化したモールトンには使えない。 そこで一般的なシマノ製をピカピカにする。 といっても、表面仕上げが塗装なのかアルマイト処理なのかみてもわからない。 塗装屋に見せても「うーん」と断言できない。プロも見抜けぬ仕上がり具合。 さすが世界の大阪・境の島野野鐡工所製である。 金属加工を得意とし、商売上手なシマノ。一流企業ですよ。 でもね。ハブの表面仕上げはアルマイトだな。 アルマイトに見せない仕上がりに騙されそうだった。それだけでもすごいのだが。 で、アルマイト仕上げを剥離して磨いてみる。 アルマイトは苛性ソーダにどぶ漬けすれば剥離できる。 実は塩素系漂白剤ハイターでOKなのは有名なハナシ。 が、その前に。 ハブのベアリング受け(ワン)が塩素にさらされないようにする。 フロントベアリングシールに近所のホームセンタで購入したELPA絶縁ゴムブッシングGB-16Hがピッタリ。あらシンデレラフィット。 これでハブベアリング受け部分をシールするのだ。 百均で購入してきた小さいバケツにレジ袋を被せる。 ハイターの使用量を減らすため、バケツ内に詰め物を入れておくのだ。 ハブをハイターにニューヨーク。入浴だ。 30分ほど漬け込む。 引き上げて水でよく洗ってから水ペーパーでアルマイトを落とし、研磨剤でゴシゴシ。 はい、ピッカーン。 アルミの地肌が出てきた。 念願のシルバーのハブになったわえ。 ロードバイク乗りでハブのアルマイト剥離してアルミポリッシュ仕上げしようとする御仁なぞ、そうはおるまい。 読者諸兄らも「なんだこのバカ?」だろう。 自転車は販売されている部品を組み付けるだけが全てじゃないよ。 ないものは工夫するなり、作るなりして実現するもんだ。 さて、次回からもっとデロデロになるまで磨いてみよう。 猫がときよりガレージを窓越しに覗きにきていた。 何やっているんだ?あのバカ兄貴は・・ という表情していた。 ほいじゃーの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.13 05:30:27
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