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カテゴリ:コスメ雑記
デリエとキュレルの話ですが~。
このふたつ、基本のコンセプトも着目点自体は似てるんですよね。 キュレルの方は以前から、乾燥性敏感肌への対処としてセラミドケアを、 一方デリエはNMFケアに特化したアミノ酸配合商品として登場しています。 …というと違うように見えますが、さにあらん。 ◆セラミド:角質層で角質細胞を取り囲み、水分保持機能を持つ細胞間脂質 ◆NMF(ナチュラル・モイスチャーライジング・ファクター):角質細胞内にある、 天然保湿因子。大半がアミノ酸で構成。 …という違いでしかなく、つまりは肌の水分保持機能&バリア機能に特化 しているわけです。セラミドを直に補うか、アミノ酸を補う事でNMFの 働きを強くしていくか…というような感じかな。 角質層の細胞間脂質を補うか、細胞自体の働きを強めるか。 そこの違いをデリエはアピールポイントと意識しているようで、「セラミド は潤いの減少を防ぐけれど、それだけでなく、アミノ酸はNMFという潤いを 生み出す力をサポートする」のだ、と訴えている。 つまり乾燥という潤いや健康的な肌に対するマイナスを補うだけではなく、 プラスにできるのだ、と。 その辺の技術力が価格に出てるんでしょうかね~。 このアミノ酸、もうひとつ利点があって、もともと成分のサイズがとても 小さいため、アミノ酸が多く含まれている肌に馴染むということだけでなく、 肌につけることで肌の奧にまで浸透しやすくなっていること。 具体的には、アミノ酸の分子はコラーゲンの約3000分の1サイズだそう。 そう、コラーゲンって分子が大きいんですよね。 だから浸透についての技術的な裏付けをせずにコラーゲン配合だけを謳った 商品って、肌につけても表面にしか効かないという。 技術力がある会社の製品には「コラーゲンを肌に浸透するようにマイクロ化」とか、 もしくは「肌の内部でコラーゲンを生成する物質を配合し…」とか書いてあります。 そうじゃなく、コラーゲン配合しただけの化粧品は表面につけても、真皮には 到達しないし効果がないのでお気をつけを~。余談ですが。 アミノ酸か~…すっかり摂取する方ではブームになった感じですけど、この 化粧品での効果もなかなか良さそうです。はい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月15日 00時05分57秒
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