先日桜のお香を買った日に、もうひとつ興味があって
立ち寄ったブース、柘植櫛の東京上野の十三や。

九（く）と四（し）を足して十三になるんで、「十三や」だそうですね。
私が持っているのは京都の方の「十三や」さんの櫛で、屋号が違うんですが。
＊東京の方はそのまま、京都の方は「傘に竹」の文字が入ってます。

女性の髪に艶を与える京つげぐし『京都 十三や』本つげ櫛
こちらが私の持ってる、京都の十三やさんの本柘植櫛。

『江戸の老舗展』では店主ご自身がいらっしゃっていたようで、櫛歯をつけて
櫛全体を小さな鉋がけしている実演を見せて貰いました。職人技ってほれぼれ
しますねー、やっぱり。後、櫛に蒔絵なんかを配した豪華なものも人気だと
言って、蒔絵のモノを見せて貰いました。
　　こんな。
銀だと黒ずむのでプラチナ使ったりしてるものもあるとか。

柘植櫛愛用してると言うと、とても嬉しそうにしてましたね～。
ついでにやっぱり、こういうものを作る方には、私の髪は評判がよく（笑）。
「最近あんまりいないからねぇ」なんて仰ってました。＞黒髪長髪。

ただ、最近はオイルが切れてしまっていたのもあって使ってなかった…。
時期的にもヘアケアには油分が高いモノが必要な季節になってきたし、今度
大島椿買ってこよう～。
櫛の手入れもしないとね。