|
カテゴリ:趣味/音楽・映画・読書
社会人になってから、本当に本を読まなくなってしまった。
新しく読むといえば仕事の関係ばかりで、純粋に文学作品とかになると、ほぼ 昔読んでいた本を読み返すくらいで。お陰で学生時代に比べて、致命的に語彙 が減ってしまい…(反省;)、最近はあまりに言葉が出てこない…(汗; そんな中、久々にきっかけがあって詩を書いたりして、時間が許す限りになる けれど、また本が読みたくなりました。買ったはいいけど読んでないままの 本とかもあるんですが、なんか詩集とか、そういうものが今は読みたい。 そんなわけで、この写真。手許にある詩集を久しぶりに読み返したり。 元々中学生になってすぐに中原中也を好きになって、以来少ないながらも 数人の詩集を愛読しています。一番好きなのは吉本隆明さんの詩人時代のもの。 吉本隆明氏というと、その後の評論作品の方が有名だけれど、私は詩が本当に 大好きです。今は「吉本ばななの父親」と言った方が通りがいいのかな; 『転位のための十篇』は最愛の詩集かもしれない。『固有時との対話』も勿論。 吉本隆明代表詩選 吉本隆明詩全集(2(1950)) 後は宮澤賢治(全集持ってます)とか、ボードレールとか。 それと好きなんだけど持ってないので買おうかな、と思っているのがあまり 一般的ではないんですが、日夏耿之介(ひなつ こうのすけ)。 この方一部では凄く有名というか、影響の大きい人ですがあまり知名度はない というか。物凄く独創的な詩を書いていた人で、言葉や漢字の使い方が凄く 好き。『黒衣聖母』は最低でも欲しいな、と思ってます。 日夏耿之介文集 これは随筆。 これ編者の井村君江さんも私が好きな作家さんなので、凄く驚いたというか! なんかこう、好きな作家さん同士が繋がっているのは嬉しいですね。 そういえば前にもここで大好きな作品と言っていた、夏目漱石の『夢十夜』が 映画化するのも楽しみ。これも久しぶりに読み返したりしてます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月19日 18時17分18秒
コメント(0) | コメントを書く
[趣味/音楽・映画・読書] カテゴリの最新記事
|