東京は私は6月以来、一緒の親友（Wizard）は出張などでも来てるしお互い
土地勘がそこそこある為にかなり気楽。朝ビュッフェで朝食を取ったら、
お土産や着替え、荷物を札幌に送ってしまって身軽な状態で、是非行きたい、
と私が切望した上野へ。

　美術館と博物館にｖ

真っ先に向かったのは二度目の都立美術館、フェルメール展！
前から開催されているのは知っていて、東京じゃ行けない…と淋しく思って
いたのが来れるとは！　と大喜び。事前に待ち時間情報とか出ていたので
朝一で。平日の午前中だったので流石に待つ程ではなかったけれど、チケット
売り場は列が出来てましたねー。それ以前に前に一度ケルト展で来た時は、
都立美術館に向かう人の流れはこんなに多くなかったのに…！　と、まず
上野公園の人の流れに吃驚。

中は小さめの都立美術館の敷地で、2Fのフロアだけがフェルメールの絵、
しかもグッズ売り場も2階と、作品点数はそれ程多くはなかったんです…が。
元々世界に現存する真作が本当に貴重な、寡作で遅筆な天才画家の作品。
もう実物が目の前にある、というだけで本当に感動。
圧倒的な迫力と画力に心が震える想い。あまりに絵が素晴らしく、印刷が
とってもじゃないけど…という状態なので、感動をそのまま記憶に留めて
ふたりともグッズどころか図録もスルーしてきました。

その後、もうひとつ行きたかった、国立博物館・大琳派展へ。
こちらも敷地は広大ですがチケット売り場は混雑していて、有名な作品の前
には人だかり。休日は当然ですが、午後ならもっと混んでいたんだろうなぁ
とうきうき見て回りました。時間があまりなかったので、常設展（こちらも
大好きで来る度に通常は見て回ってますｖ）は見なかったです。

さて大琳派展。私は元々日本画も好きで、宗達、光琳、光悦なんて大好きな
芸術家。Wizardは彫銀作品を創る人で元々は木彫も陶芸も経験しているので、
漆器や螺鈿細工に魅了されていて、ふたりとも感激。

心豊かな時間を堪能して、博物館のレストランで遅めの昼食をとって上野を
後に。そこから山手線で一駅乗り、今度はWizardご要望の御徒町へ。
ここは宝石やそれに関わる道具なんかの専門店が軒を連ねていて、私は工芸
作品なんかは全く作れないので初めてだったんですが、Wizardお馴染みの
宝石のルース（裸石）を扱うお店にｖ

こぢんまりとしながら、非常に格安で品質のいい石が揃う素敵なお店。雰囲気
も良い上に、店員さんもフレンドリーでついつい話し込んでしまいました。
手持ちのお金と時間とを考え、じっくり吟味してお買い物を楽しんだ後、
羽田空港第二ターミナル奧のバームクーヘンを食べて一路札幌へ。

怒濤のスケジュールだった旅行ですが本当に楽しかったですｖ
流石に山口→東京→札幌、という距離はこちらの感覚でいうと晩夏から秋
への移り変わりを数日で体感する気分で…疲れも相俟って帰宅後風邪ひいて
しまったのは…ご愛敬（汗；）。もうすっかり元気です♪