6月末ごろの話で恐縮なのですが、私は、岡山県倉敷市にある篠原佳年先生のクリニックを尋ね、リスニングテストを受けてきました。
このテストを受けた目的は、自分の耳を開く為に、その前段階として自分の耳がどれほどのレベルなのかを調べてもらうことが目的でした。
そして、そのリスニングテストの結果に基づいて、自分に適確な聴覚セラピーを受けて、耳を私にとっての最良な状態にしていく流れになっていきます。
私はこの療法が、ダウン症児の言語習得に関して少なからず影響を与えるかもしれないと思い、また、私自身の能力の活性化も含めて(キャパ低いですから・・)以前から大変興味を持っていました。
とくに、耳が悪いわけではありません。(耳鼻科レベルでは)
皆様は、トマティスメソッドという言葉をお聞きになったことがありますでしょうか。
語学の習得に興味を持っている方には大変なじみ深い言葉かもしれませんね。
なぜ日本人は、英語を身に付けることが難しいのか。
この問いが、このメソッドについて理解する為の重要な鍵になってきます。
人は多かれ少なかれ、耳にストレスを抱えているそうです。
人のストレス状態によって、耳にカーテンを無意識にかけてしまい、頑固になったり、ある音が聞こえなかったりするとのことでした。
もちろんそのことには本人は気づきません。
子どもが親の話を聞かなかったり、嫌いな人の話が馬耳東風になったりするものこのせいらしいです。
(私も痛いですが当てはまると思われるところが多々あります・・)
一言で言えば聞き取れる周波数の問題になり、より高周波の音を耳から取り入れることができればさまざまなことに有益とのこと。
話すと長くなりますのでここではこれ以上説明出来ませんが、このトマティス・メソッドの流れを受け継いだ上で、より精神分野に注目し独自の形で運営されているのが、この先生のメソッド(セラピー)です。
イルカ療法の原理にもつながるものだとも言われています。
篠原先生は、リュウマチ、膠原病専門のお医者様です。
もちろん、これらは難病中の難病ですが、それゆえに患者さんの心持次第で病状の違いがはっきりと出てくることに注目されていらっしゃいました。
西洋の部分的な対処療法では、一旦完治しても再発は免れないことが多く、このことから、全体を考えて治療する東洋医学の観点からも、深く研究されていらっしゃいますし、そのための機器もたくさん導入されて研究されたそうです。
その先生が特に心を動かされたのが、トマティス博士との出会い。
聴覚のゆがみを治すことで、身体の調子がよくなり、強いては能力の活性化(外国語の習得など)病気の根絶など、さまざまな効果があることを目の当たりにされました。
わたしは、先生のご本を何冊か読ませていただき、直感で良いと感じました。
広い観点から物事を研究され、自分でもそれを体験、実証されて結論を下されていることに、そうそう間違いはないという判断を致しました。
以上が、私が今回聴覚セラピーのリスニングテストを受けるにいたった経緯です。
直感で、いいセラピーだと言うことはわかりましたが、果たして自分にとってはどれほど効果のあるセラピーだろうか、値段に合ったものだろうか、ということを見極めなければなりません。
安い買いものではありませんので。
でも、テストを受けてみた感想は予想以上のものでした。
PS.長くなりますので、何回かに分けることに致します。
この文は朝急いで書いた為、後で構成を修正するかもしれません。