前回 、篠原佳年(よしとし) 先生のクリニックセラピーセンター
でのリスニングテストの概要をお話しましたが、今回は、
その結果がどうであったかを詳しくお話していきたいと思います。
このセラピーは、通うとすれば安いものではありませんので、
自分なりに詳しく分析して理解していかないと後で後悔することにも
なりかねません。
どんなものでも、自分で理解して取り組まないと、
それに見合った効果は得られないと思うほうですので。
能書きはここまでにして、まず、検査についての説明からしていきます。
検査についての時間割りは、大体下記通りだったと思います。
(1) 9:30~10:00までは問診
(2)10:00~10:30まで、聴覚検査
(3)10:30~11:30まで、検査結果の説明
(4)11:30~12:00までセラピーの体験
では次に、(1)~(4)それぞれについての説明をしていきます。
(1)の問診にて、今の自分が把握している耳の状態を、
おおまかにセラピストの方にお話しました。
とくに、耳の状態については自分では良好と思っておりましたので
そのようにお話したように思います。
(2)の聴覚検査は、防音対策が施された部屋で行われました。
行われた検査は、
a)気導音(空気の振動を鼓膜がとらえた音)の検査
b)骨導音(骨を伝わって内耳に直接聞こえる音)の検査
c)音程の高低の聞き取り検査
d)朗読により気導音と骨導音が自分の中で一致する箇所を見つける検査(でいいのかな?確かめてみます)
d)朗読による利き耳の検査
くらいだったと思います。
(a)はヘッドフォンを使った検査で、
一般の健康診断でするようなレベルよりも、もっと微細な音の
聞き取りを検査します。
(音が聞こえた方の手を次々に上げていきます)
(b)は特殊なヘッドフォンを使い、耳の後ろと剃り込みあたりを
はさんで検査しました。
(これも音が聞こえたほうの手を上げました。
骨導音検査は慣れないので少し難しかったです)
(c)は音程をいくつか与えられ、今聞いた音は前回聞いた音よりも
高いか低いか判断するという検査。(左右共)
私としてはこれが一番難しく、確信がないまま「高い」、「低い」と
言っていたように思います。
(d)ヘッドフォンを付けて、ある文の朗読をし、
自分の声が耳のヘッドフォンから共鳴して聞こえてきたら
合図をする検査でした。(左右共)
この検査が1番よくわからなかったので、またこれについては
詳細を確認いたします。
(→利き耳の検査だそうです)
次に(3)検査結果の説明に続きますが長くなりますので、
何回かに分けて説明していきたいと思います。
(次回へ続く)
PS.下線を引いてある文は、セラピーセンターに確認後、
今回訂正した箇所です。(2006年7月25日)