先日、シンギングエンジェル プロジェクト
(『Singing Angel Project』:通称SAP)の入会案内を、
SAP事務局より送っていただきました。
私は年会費5000円の個人会員を選びました。
(年会費の詳細は最後に書いておきますね!)
その申込み書類の中に、『SAP NEWS』という会報が
2冊入っていました。
その中の、去年12月22日発行No.2号のページを開くと、
(ちょうどチャリティコンサートが行われた日ですね)
その中に、中西圭三さんのコラムが掲載されていました。
家で読む時間がなくて、会社に持っていき、昼休みにそれを
読んだのですが、その内容は、
フィリピンのストリートチルドレンと中西さんの接点や、
「LIGHTHOUSE OF LOVE」(ライトハウス・オブ・ラブ)を
書き上げるに至った経緯が、中西圭三さんの実体験を織り交ぜながら
詳細に書かれていました。
その内容に、最近涙もろくなった私は予想通り涙が出てしまい、
昼休みとはいえ困ってしまいました。
この中西圭三さんのコラムを読み終わったとき、
私と同じく「LIGHTHOUSE OF LOVE」を愛する方と、
この内容をぜひ分かち合いたいと思いました。
それほど、貴重なリポートだと感じました。
早速、SAP事務局に問い合わせて、
無事転載の許可が下りましたので、この度、1日1回、
合計3回にわけて、中西圭三さんのコラムを
このブログにてご紹介させていただきたいと思います。
♪それでは、中西圭三さんのコラムを下記よりお読み下さい。
子ども等の描く夢は僕等の明日
~夢の灯を消してはいけない~
中西圭三
2001年のことだったと思います。
たまたま立ち寄った「恵比寿ガーデンプレイス」の
東京都写真美術館に貼られていた一枚の子どもの写真に
無性に惹き付けられました。
それは公開中の映画のポスター。
『神の子たち』という四ノ宮浩監督の
ドキュメンタリーフィルムのものでした。
何の事前情報もないまま、その映画を見てみることに・・・。
フィリピンはスモーキーマウンテン。
当時、僕にとってその場所のイメージは、
「話には聴いたことがある」くらいで、
どんなところであるかは知りませんでした。
そこに描かれていたのは、
スモーキーマウンテンというゴミの山で資源となりうるゴミを
拾いながら生計を立てる子ども等の姿。
ガスなどの影響で自然発火することもあるらしく、
煙でくすぶる姿にそんな名前が付けられたのだそうです。
家族が生きるため、家族を守るため、劣悪な環境で
一生懸命働く人々の姿。
とてもシンプルで人間らしく映し出されています。
心の奥で、物質的には恵まれた環境にいながら、
本質的な豊かさを感じきれずに生きている今の僕等の姿との
皮肉なコントラストを感じていました。
ドシンと重く残るものがありました。
持って行き場のない感情に無力感を感じていました。
※以上、「SAP NEWS」No.2 平成17年12月22日号より転載。
♪【Part2】に続きます♪