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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:障害児育児とボランティア
なぜ、岡山の市民グループの活動が、
ダウン症のひろくんの育児に有効だと私は考えたのでしょうか。 この辺について私の気持ちをまとめていきたいと思います。 まずこの市民グループについて簡単に説明いたします。 この団体名は「シンギングエンジェルプロジェクト」といいます。 http://www.sa-p.jp/friends/ 上記HP内の『SAPについて』を読んでいただけると 大体の活動内容がおわかりになると思います。 簡単に説明しますと、「シンギングエンジェルプロジェクト」とは、 フィリピンのストリートチルドレンを支援するために、 5年前から本格的に活動を始めた岡山の市民グループになります。 その活動がユニークで、文字通り「音楽を通して」活動されています。 今まで参加されたミュージシャンは、加藤登紀子さん、庄野真代さん、 中西圭三さん、Yaeさん(加藤登紀子さんの次女)、原田真二さん。 (すごいメンバーですよね。岡山って結構すごいかも・・) ~What music can do for children?~ (音楽をとおして子供たちに何が出来るのでしょうか?) という言葉が合言葉になっています。 将来は、フィリピン、ストリートチルドレンなどの枠組みを外し、 全世界の不遇な子どもを支援していく構想があるようです。 とてつもない大きな理念だと思いました。 (この話は、SAPの最高責任者の方からも直接電話でお聞きました) この一連の話を聞いてまず第一番に感じたのは、ひろくんとの共通点。 ダウン症児の音楽に対する感受性がとても強いことは、 ダウン症にかかわる方にとっては良く知られるところです。 そして、ダウン症を持つ方は耳や言語に障害を持つ方が非常に多い。 私は、良い音楽にはそれを癒してくれる力があると信じます。 私たち家族にとって、音楽は無くてはならないもの。 それを通してボランティアに参加できることは 私たち家族にとってとても貴重な体験になると思いました。 また、この市民グループは、世界の不遇な子どもを対象にしている ボランティア団体です。 ダウン症児を授かった私にとって、したくてももう絶対に出来ないと 思っていたボランティアが、楽しめる音楽を通じて行えるのならば とても素晴らしいと思いました。 楽しみながら、参加できるボランティア。 ひろくんやちーちゃんとともに音楽を楽しみながら、 色々な国について学び、今の日本に生まれた感謝の気持ちを、 他の国の子供たちに還元する。 とても、私たちにとって完結しているボランティアだと感じました。 次へ続きます(o^_^o) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月20日 20時36分36秒
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