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カテゴリ:家庭薬膳「生姜と葱の本」
●『生姜と葱の本』連載第15回目
<生姜と葱を食べながら、こんなことにも気をつけよう ~日本人の食生活と健康へのアドバイス~(2)> ●体の芯を温めよう 冷房の普及、冷たいものを飲みすぎるなどで、 冷え症の人が増えています。 体が冷えると、婦人病になりやすくなります。 婦人病ばかりでなく、腰痛、肩こり、下痢、便秘など、 体調をくずす原因になります。 日本人は、お風呂好きで、お風呂にはいって一生懸命温まりますが 体の中までなかなか温まりません。 心臓に負担がかかりますし、温まる前に酸素が不足して のぼせてしまいます。 また、毎日はいって合成洗剤で洗っていると、 肌を守る脂がなくなるため乾燥肌になり、 アトピーの原因にもなります。 陰陽の説では、毎日お風呂にはいると陽気が失われて 病気になりやすくなるともいわれていますので、 二~三日に一回くらいはいるのがよいでしょう。 その点、足湯は、お風呂の温度(40℃前後)より高い温度 (45~48℃)ではいることができ、体の末梢からゆっくり 温まり、のぼせることなく体の芯まで温まることができます。 冷え症は足湯をするとはやく改善され、 肌も荒らさないですみますので、足湯をおすすめします。 さらに、足湯をしながら「黒砂糖の生姜湯」を飲むと、 ずっとはやく温まります。 体の中まで温めるには、生姜・葱をたっぷり食べるのがいちばんです。 食べるすぐに体がポカポカしてきて、夏だとすぐに汗が出てきます。 そうならない人は、体が冷えていますので、しばらく続けて 食べてみてください。 一週間くらいで、体が温まるのを感じることができるはずです。 ~以上、蘇 川博・下川憲子著『生姜と葱の本』より転載~ ※次回【16】は、12月30日(金)掲載予定です。 テーマは <生姜と葱を食べながら、こんなことにも気をつけよう(3)>です。 【1】へ 前へ 次へ ※上記文は下記『生姜と葱の本』に掲載されています。 レシピの他にも目からウロコの生姜と葱に関する情報が 掲載されています。 生姜と葱の本 ★『生姜と葱の本』公式HP http://www.ks22.com/x/index.html ★私のブログ内にある『生姜と葱の本』専用ページです。 http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/9001 ★一連の連載内容については下記リンク先をご参照下さい!(^^*) http://plaza.rakuten.co.jp/pmdecorp/diary/200611230000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月28日 06時10分06秒
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