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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:ひろくんについて
今回はひろくんの自傷行為についてお話したいと思います。 結構、この悩みを持つダウン症児の親の方は多いと感じますが、 私のダウン症の息子ひろくんにとっても例外ではなく、本当に 手に余る事もしばしばあります。 ●ひろくんの自傷行為 以前、癲癇の症状だと無知の私がすっかり勘違いしてしまうほ どひどい自傷行為をしたことがありましたが(昨年10月初め)、 それ以来それ程のことはありません。でも小さな自傷行為は継 続しており、最近また頭を強く打付ける行為が見られるように なりました。それをするときは決まって、妻の姿が見えないと きや眠たい時、相手になにかしてほしい時などに限られます。 ●2種類の自傷行為 ひろくんの今している自傷行為は大きく分けて2種類あって、 1つは両手の人差し指を片手ずつ咬みながら引くといった行為 をします。これはストレスが溜まるとするようで、何回か自分 の指を傷つけた後大泣きをするパターンが多いです。そのため 両手の人差し指はとても大きく硬くなっているありさま。。 指が硬くなるまでは血が出ることもよくありました。 そしてもう一つは両足を開脚してお座りするポーズから、床に はずみをつけながら頭を何度も打ち付けて大泣きするパターン。 これは体が柔らかいゆえに出来ることなのかもしれませんが、 はたから見ていて結構きついもので、特に最近多くなってきた 行為です。その後の泣き方も病的(?)な奇声をあげるような 泣き方をしますので、聞いていてとても耳障りに感じるほどで す。 指の行為はまだかわいいものですが、頭を打ち付けること はダウン症児は首が弱い傾向にあるということもあってとても 心配に思うこともあります。 ●ひろくんへの対処方法 そのようになった時のひろくんへの対処の仕方はわりと単純で、 「大きなのっぽの古時計」を歌ってやるかもしくは手っ取り早 くオルゴールを聞かせることでほとんど対応できています。も ちろんひどいときにはこれでも泣き止まない時もありますがほ とんどこれで対応できています。でも歌を途中でやめてしまっ たり、オルゴールが止まるととたんに泣き出すのでそのあたり ちゃっかりしています。。 自傷行為をした時には上記の方法を含めて泣く事から気をそら すようにしむけています。以前自傷行為のことを先生に相談し た流れで、現在言語療法を受けていますがそれも良い方に向か ってくれるといいなと期待しています。ひろくん外ではいい具 合に気が散る為か自傷行為はあまりやらないのが救いです(^_^;A ●自傷行為と成長について 自傷行為をする時には波があるようで、大体2ヶ月に1回ひどく なる時期がありますが、面白い事に自傷行為が少なくなるとき に色んな成長が見られたり出来る事が増えたりしています。一 見どうしようもないと思うようなことでも、最近は「これも一 種の成長かな」というふうによい意味でとらえるようにはして います。 →トップページへ ランキング参加中デス!(^^)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月06日 23時07分20秒
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