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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:ダウン症関連資料
今日は、先日こちらでも紹介しました愛媛の写真展の日。 この日8月1日と翌日2日に、愛媛県松山市で開かれます。 この写真展には、ダウン症の子たちの写真や、その他障がいを 持つ子たちの写真が合計120点程展示されます。 写真展のタイトルは、 ハンディを持つ子供たちの写真展、 『ゆっくり育て!わたし達のたからもの』 ~出会えた奇跡をありがとう~ ※上記クリックで、写真展主催「21トリソミー広報部愛媛」 のブログにジャンプします。写真展の詳細が書いてありますので どうぞクリックしてください(^^)b
こちらにはひろくんの写真も展示されていますので、 私たちは家族4人で初日に見に行きました。 愛媛は四国、私は岡山ですので、海を渡るのに 「しまなみ海道」という、尾道~今治間の島々をつなぐ 高速道路を使いました。 休みを入れて片道約3時間ちょっと。高速道路の値下げで、 障害者割引よりもかなり安く行くことができました。 松山市の写真展会場には、開場時間の10時を少し回った くらいに到着することが出来ました。 松山市を走っている路面電車です(^^) ■会場で出会った方々 ギャラリーの入り口で、マイミクのふみママさんとばったり。 もちろん初めての顔合わせです。ふみママさんは、 今回写真展を運営されているスタッフの方です。 インターネット上では、何度と無くお世話になっている方 ですが、リアルに出会えたこの瞬間は特に感慨ひとしお(^^) 特に、ひろくんはふみやくんとよく似ている為、 一度会ってみたいな~とひろくんママとずっと思っていました。 ふみやくんは想像通り、とても可愛かったですよ(^^*) お姉ちゃんが会場のお手伝いをしてました。 マイミクのみわさんとも初めてお会いました。みわさんも スタッフとして終始ふみママさんとお忙しくされてました。 今日はまやちゃんとまやちゃんのお兄ちゃんがお手伝い。 実際に出会うことってとても貴重だなといつも思います。 また、この会場に来ていらしたダウン症の子をお連れの 方々何人かにも声をかけさせて頂きました。 インターネットで写真展を知ったという方もいらっしゃり、 ネットの力はすごいな~と今更ながら思います。 ■会場の様子 私たちが到着した時、開場して間もないのにもう人が 入りだしていました。 会場がなごやかな雰囲気につつまれていたせいか居心地が とても良く、昼前までゆっくり過ごすことができました。 この写真展は、開催2日で延べ1000人近くの入場者だったそうで 当初1日100人と見込んでいた予想を大幅に更新したそうです。 本当にすごいと思いますが、会場を見るとそれも頷けます。 今回の展示は、全国を巡回しているダウン症の子の写真、 メインの四国近辺の各県にお住まいのダウン症の子の写真、 あと、とても素晴らしい企画だと思ったのですが、 ダウン症以外の障がいを持たれているお子様の写真も 多く展示されていました。 他には、岩元綾さんのメッセージ、金澤翔子さんの自筆の書、 トライアスロンで活躍されているしょうきくんについても 紹介されていました。ダウン症関連の本や障がい関連の本も 多数置いてあり、とても参考になりました。 岩元綾さんのコーナーです。 自筆入りのメッセージもありました。 金澤翔子さんの書が展示されていました。その他翔子さん についての紹介もわかりやすく展示されてました。 今回の写真展用に自筆された「愛」 愛媛の「愛」にちなんで書かれたそうです。 改めて愛媛はいい県名だと思いました(^^) ■印象に残った事 展示されていたひろくんの写真です。 コメント長すぎました(^_^;A 私が行って良かったと思ったことは、写真集だけでは 感じられないものを会場から多くもらうことが出来たことです。 以前頂いた写真集に掲載されている写真も多くあったのですが 実際に展示されている写真は大きくてきれいなゆえか、 感じるものが多くあり、写真を撮影された親の気持ちが より多く伝わってくるように感じます。 また愛媛の写真展に限らないと思うのですが、会場全体が コミュニケーションしやすい雰囲気になっていたことも 素晴らしいと思いました。私たちのように、そこで初めての 出合いをされた方も多かったのではないでしょうか。 私たちはふみママさん、みわさん、その他にも同じ四国から 来られたダウン症の子をお持ちの親の方々とも知り合いに なれました。おばあちゃん連れでこられている方も多かったです。 少しの間でも、同じ境遇の方とお話しする機会が持てて、 とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。 また、写真の中のたくさんの子たちとも出会うことが出来ました。 それぞれの写真は、その子を一番かわいがっている親が撮影した それもベストショットの1枚です。 どの写真もパワーがあふれていました。 ■私が感じたことなど 愛媛の写真展ではあたたかいものを胸にたくさん頂きました。 「この世に生まれてくるものには不必要なものはなにもない」 とは良く聞く言葉ですが、私もその通りだと思います。 物ごとは大きく分けて2面あると思います。 目で見えるものと見えないもの。 一見、障がいは目で見てマイナスに思われがちですが、 心の観点からは実はそうではなく、また、見ようと努力する人 にとってはよりたくさんのものをもたらしてくれると思います。 この辺りはうまくバランスが取れているなといつも思います 私に限っていえば既にこの子からもらっているものは多いです。 その一つは、当たり前の事に感謝できる気持ちを持てるようになったこと。 この子が生まれる前までは、それまでの仕事、生活にとても 不満で、だから自分にも不満で、それを無くす為に遮二無二 色んなことにチャレンジしていた自分がありました。 それも悪くないと思いますが、とても疲れますし、 家族も自分も犠牲にする側面がありました。 致命的だと思うのは、多分そのままの自分では運よく何かを 手に入れても次の不満がやって来て、なにも解決しないまま 時だけが過ぎていったことだと思います。 息子が生まれて、人生を見直す機運に恵まれました。 今の生活に感謝して満足することを基盤とし、 その上で自分が望む生活の為に、今出来ることをとにかく頑張る という生活習慣が、前向きに充実した気持ちを維持する秘訣 だと感じています。当たり前の事に感謝できる習慣がつくと 生き方が本当に楽しくなると実感しています(^^) そのことを私が自分の人生で生かせ、また、自分の周りの 環境に何かしら少しでも貢献することができれば、 ひろくんが生まれた意義は十二分にあると思います。 何が言いたいのかわからなくなってきましたが、 写真の子たちは皆、望まれて生まれてきたのだな~ととても感じます。 この写真展でたくさんの子の写真を眺めながら、 思った事などを少し書いてみました(^_^;A 次の月曜から私はいよいよ仕事始めですので、私自身も今回の 思い出を胸に楽しく頑張っていきたいと思います! 愛媛県今治のSAにて
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最終更新日
2009年08月09日 20時09分36秒
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