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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:ひろくんの頚椎
この日は倉敷中央病院にて、整形外科の担当の先生に ひろくんの頚椎を見てもらいました。 この先生は1歳から3歳までひろくんを見てもらっている 先生で、事故後初めての診察になります。 私は会社を休めなかったので、昼3時間だけ会社を抜けて 病院でひろくんたちと落ち合いました。 この日の私の役割は、MRIを早急に撮ってくれるよう、 先生にお願いすることでした。 このアドバイスは、前回お話しました、お子様が頚椎の 手術を経験されている森下さんのアドバイスでしたが、 やはり私が行って良かったです。先生に色んな話を聞くこと が出来ましたし、MRIも早急に撮ってもらえることになりました。 ■事故との因果関係 頚椎のずれと事故との因果関係はわからないとのことでした。 先生曰く、3歳の検査までに異常がわからなかったのは、 今回の場合のように特殊な場合を除いては3枚も撮らないので 事故直前に撮った写真が無い以上、どんな先生でも事故に よる影響のずれかどうかは判断できないのではないか と言われました。 (逆に言えば、頚椎に不安がある方は先生にお願いして レントゲン写真を3枚撮ってもらうと良いと思います) ■手術に関して また手術に関しては、ダウン症の子で頚椎を脱臼している子 は時々見かけるが、手術まで行く例はやはりまれで、 手術はお勧めは出来ないとのこと。理由はやはり骨が やわらかいことと、手術が難しいことでした。 ■一番心配していること 先生は骨のレントゲンを見られて、骨の感じでは脊髄には 影響はなさそうな感じのニュアンスを言われましたが、 私たちが一番心配したのは、先天的なずれでも事故の衝撃で 脊髄を痛めている可能性がないかどうかでした。 前回の岡山医療センターの頚椎専門の先生のお話で、 正常と言われる4mmの範囲でずれがおさまっていたとしても 外的な力が後頭部に加わるとそれ以上ずれる。だから4mmは 正常とは言えない。という言葉に引っかかっていたからでした。 ひろくんは5mm以上のずれがあるので尚更です(^_^;A もちろんずれが大きければ大きいほどギロチン(例えが悪い ですが^^;)のようになりますので、脊髄に影響を及ぼす 恐れは大です。とにかくMRIを早急に撮っていただく事になりました。 脊髄の損傷は、麻痺や呼吸にも関わってくる命に関わる 問題にもつながりますので、やはりかなり気を使います。 ■今後のことなど MRIを撮るときに、ひろくんは麻酔で眠らせる必要が ありますので、小児科の先生の立会いが必要になるとのこと。 詳しい日程は小児科受診をしてからということになりました。 頚椎がずれていることは確実ですので、手術がお勧めできない となると、今後はカラーを装着することになりそうです。 とにかく大事を取るために、カラーが出来るまでは園を 休ませようと思っています(^_^;A ※翌日の小児科診察でひろくんがMRIを撮るのは次の 16日と決まりました(^^) ■ひろくんの頚椎の写真 ところで下はひろくんの頚椎のレントゲン写真です。 前かがみ時が一番ずれが大きくてこの写真でも 5mm以上ずれています。上から1番目と2番目の頚椎が 大きくずれているのがよくわかります。 赤線は、3月4日に先生が引かれたもので脊髄を表します。 ずれが大きいと圧迫されることを教えて頂きました。 後頭部からの衝撃があると怖いとその時言われてました。 → 本ブログのトップページへ → 頚椎についてまとめています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月13日 21時35分04秒
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