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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:障がい児の兄弟に対する嫌がらせ
ちーちゃんが受けた嫌がらせについて 心配して下さって本当にありがとうございます。 前回、ドラマの感想を書いたついでの 話だったのですが、その部分、やはり障がいを 持った子の兄弟にふりかかる問題でもあります。 少しプライバシーの問題も入りますので この場で書くかどうか迷ったのですが、 我が家で対応したことを少しだけ書いてみようと思います。 (相手の子のことはあまり書けないので 具体性に欠けるかもしれません) 考え方は色々とあると思いますが、以下は あくまでも我が家独自の対応、考え方ですので 参考にされない方がいいかもしれません(^_^;A 実は今日、家内が中学の先生に電話で相談しました。 ちーちゃんが受けた状況としては、ある男の子が 弟がダウン症だとか、知的障害だとか、身体が弱い、 顔立ちがおかしいとの事等を、それも授業中に 言ってくることがとても多いとのことでした。 それが原因でちーちゃんは授業に集中できなく なっていると、昨日私たちに相談したことにはじまります。 実は以前からその話は聞いていたのですが、 最近とても酷くなっているとのことで、 聞くと音楽を除くほとんどの授業でいやがらせを されているそうです。 授業以外ではちーちゃんも言い返すそうなのですが 授業中大声で言われると、他の男子も笑うそうで ちーちゃんは何も言えなくなるそうです。 授業をしていた先生が怒ったこともあったのですが、 続いているということは全く効果無しだったよう。 今日相談した先生の対応はとても早く、 今日の授業中にその話をクラスの生徒に対して話し、 気付きを促したそうです。 聞くところによるとその先生も弟さんが障がいを 持っているとのことで、ちーちゃんの心境、 「自分の事ならともかく、弟の事を悪く言われるのは嫌」 ということをわかってくれたようです。 子どものことですので、これですっかり終わる ということは無いような気がしますが、 取り合えずしばらくは様子を見ようと思います。 ちーちゃん自身は学校が好きとのことですので その点に関しては心配はいりません(^^) とても可愛がっている弟ですから、何を言われても 最悪心の芯まで痛めることは無いと思います。 ですが、親としてはこういう状態が続いている以上、 未然に防ぐことが大事と思いましたので、 今回家内と相談した上で、先生に一度相談しようと いうことになりました。 ちーちゃんには出来るだけ自分で解決するように 促しながら、最悪の場合はどんなことがあっても 自分たちがお前を守るから、ということを話して聞かせました。 具体的には、先生が駄目なら、校長先生、教育委員会 相談するところはたくさんありますし、親がいかに 腹をくくるかだけだと思います。男の子の親ともけんか する覚悟でいればなんら怖いものはないかと思います。 (むろん覚悟だけの話ですが^^;) でも厳しく言えばこの問題は、例え親ががんばって 周りが変わったとしても、ちーちゃん本人の自覚が 足りなければ、また同じことが続くと予想されます。 例え学校が変わっても、社会に出ても結局この問題を 自身を変えることで解決できなければ単に持ち越す だけだと、私の経験上ですがわかります。 しかしながらよくよく考えてみますと、実は問題は ちーちゃんよりも親の責任が大きかったと思います。 子どもの性格や行いは、もとはと言えば親から 来るものに違いないと思いますので、 まず親がいじめた子を責める前に、我が子を注意する前に、 自分たちの胸に手を当てて、反省すべきことが あるかどうか、またそれをどうやって治していくのか 考え実行することが大切だと思います。 思えば時どきでしたが小学校の頃から 同じ男の子から嫌がらせを受けたことがありました。 でも私たちは自分達の反省すべき点はわかっていたの ですが、それを治すことが出来ませんでした。 ひろくんへの忙しさを理由に、私は仕事の忙しさを 理由に、2人ともちーちゃんの事を真剣に見つめる 時間すら取れてなかったんです。 本当に今更ですが深く反省です。 長い間のひずみがちーちゃんに今出てきているのでは ないかとも思っています。 先日は外斜視ということも診断され、今眼鏡に プリズム上のシールを貼って登校していますし、 歯並びもとても悪く、1回に10分以上歯を磨くよう 指導されたり、喘息もましにはなりましたが まだ多くの薬は手放せません。 これだけでも本人にはかなりの負担だと思います。 その上ひろくんの世話など…。 どれも親の早期のフォローがあれば未然に防げていたはず。 時間は戻りませんが、本当にちーちゃんには私は 申し訳ない育て方をしたと反省しきりです。 反面、楽観的にも考えないと自分や家族をつぶして しまいかねませんので、ほどほどにとは考えています(^_^;A 基本的には親子とも幸せにやっているのですが、 いたるところに地雷があるような我が家です。。 すっかり懺悔のページになってしまいました(^_^;A でも今回安心したことが1つあって、それはちーちゃんが この問題をちゃんと親に相談してくれたこと。 これは家族の中で今後も大切にしていきたいことの1つです(^^) 最後になりますが、障がいを持った子はもちろん のことなのですが、特にその兄弟は絶対に幸せに なってもらわなければいけないと思います。 自分の時間のやりくりはもちろん大切なのですが ちーちゃんについて、勝手に育っているという甘えは 無くしていかなければと思いました。 本人は身体が弱いこともあり、他の子よりもしなければ いけないことがたくさんあって、自分で周りの事を 整理しきれていない印象も受けます。 今回大切だと思った自立心にも関わってくる問題だと 思いますので今後もっと向き合ってやらなくてはいけません。。 また何かありましたらこちらに書こうと思います。 今回重い話で大変失礼しましたm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月20日 19時38分41秒
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