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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:ダウン症関連資料
岩元綾さんのお父様からのメールで知ったのですが、 今月13日発売の女性セブンに綾さんのコメントが 掲載されているとのことでした。 早速購入して見てみましたら、今話題になっている新型の 出生前検査について、7ページくらいの特集が組まれていました。 その中で真っ先に読んだのが、岩元綾さんご本人と、 金澤翔子さんのお母様のコメントでした。 なるほどと思う内容が書かれていましたので、 その中の太字の一部分をメモ程度に下記に抜粋してみます。 ■岩元綾さんのコメント(太字のみ抜粋) 「いらない命なんて、ない」 「出生前検査には個人的に反対ですが、 検査をしたい人にやめてくださいとは言えない。 でもせめてダウン症の子供を持つ親御さんには、 目の前の命を大切にしてほしいと思っています。 生まれてくる命は、みんな同じ命。 特にダウン症を対象に検査すること自体おかしいし、 今生きているダウン症の人たちの存在まで否定することになると思います」 ■金澤泰子さんのコメント(太字のみ抜粋) 「今回の新型検査が、ダウン症が何かもわからず、 ケアも十分でないこの未熟な社会に導入され、 安易な中絶に繋がることが私には怖い」 上記は太字のみですが、それ以外にも参考になる文が多くありました。 育てないとわからない命はまぎれもなく存在します。 自分の運命もしかりで、ある日突然私も障がいを持たないとは限りません。 もちろん特別な事情も中にはあると思いますが、 お金を出せばだれでもこのような検査できるという状況は、 結局自分の首をわからずにしめることにつながると思います。 この世の中はお金崇拝の社会ですので、 それ目的で検査を安易に進める病院も中にはあるかもしれません。 私たちはいつも知らず知らずに大きなものに誘導され、 結果何かを失うことが多いように思います。 今回もこの関連記事を読んでいて少しむなしく感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年09月18日 13時40分15秒
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