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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:感動するFlash・映像他
この映画、勤労感謝の日で見たわけではありません^^; あらすじを簡単に話しますと、時は70年代。 ビクター(VHS)とソニー(Betamax)のビデオ戦争の話です。 ご存知の通りVHSが勝ったのですが、 その裏には様々なドラマがあったようです。 主人公は会社から認められていない開発を 嘘の申告をしながら極秘に3年以上続けます。 規格統一が最重要と考えた主人公は、 どうしてもわかってもらえない会社を見切り、ある方法に打って出る。 その道中妻が脳梗塞で倒れるも、仕事を優先。 病床で父をなじる息子に、妻は夫に対する思いを伝えます。 実話に基づいて作られたとのこと、今の時代からはとても信じ難い。 だからこそ今、学べるところがとても多い映画でした。 一般に、家族は仕事が見えないゆえ特に忙しい父親は 仕事優先で自分勝手なイメージがつきまといます。 この映画では、最後のシーンで父が築いてきたこと (もの以外の方が大きい)を家族が確認できる救いがあります。 悲しいことに仕事に打ち込んで結果を出せば出すほど それに反して家族は犠牲になることが多く、その為に能力があっても 仕事が続けられなくなる方は多いと思います。 ヒットする商品の影には、色んな人間ドラマがあるのだと あらためて感じました。 ところでこの映画に出てくるメーカー名等は実在のものを使用しており、 デッキの試作機も保管されていたものを修理して使用しています。 また、元ビクターの方々も撮影指導されているので とても臨場感にあふれた仕上がりになっています。 見どころは主人公の西田敏行とその補佐役の渡辺謙とのかけあい。 また、主人公の妻役の真野響子の存在。 西田敏行さんは釣りバカ等でみるコメディ風のイメージが大きいですが、 この映画ではそんなシーンは無く、とても器の大きい演技も見どころです。 西田さんの凄さがあらためてわかる映画でした。 ビジネスマンは尚の事ですが、そのご家族にも見て頂きたい1本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月23日 09時33分28秒
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