たまぱ

塾の面談に行ってきました。

結局ぱぱやんは『俺が行っても、やめさせるとしかいうことはない』と言って、同行しませんでした。
というか『塾がどうこうではない、チビ自身の問題だ』ということなのでしょう。

幾度となく、話し合い、宥め賺し、叱咤激励し、褒めてもだめ、叱ってもだめ、うるさく言ってもだめ、ほっといてもだめ。
どないしたらええねん。
というのが、実際親の心（＝＝）

塾では三者面談と言うより、もしゃやんは聞いてるだけで、ほぼ、チビと塾長の話し合い。
話し合い・・・というか、チビに考えさせる場を設けた・・・というのか？？？

私は、塾長とは話をしていないので、ぱぱやんの事なども『父親が辞めさせるといっている』くらいしか言ってないのだけど、
まるで、盗聴器付いてる？と思うくらいに、ぱぱやんのセリフを言い当てて『お父ちゃんはこう言ってたんじゃないのか？』とチビに確認している。
すげぇ、さすがキャリア３０年（＾＾；）

実際、野球が大変で幸か不幸か中３の最後の大会もある程度まで勝ち進み、引退が遅れた。
それでも、お盆前には引退し、合宿もあるしいよいよ本腰入れるかと思いきや、まったくその気配がないということに先生もヤキモキしていらしたようで「お父ちゃんの怒りはもっともだ」とおっしゃっていた。

それでも、朝早くから夜遅くまで（９時から１時まで）の一日１３時間にも及ぶ勉強合宿を乗り越えてきたことを褒め、実際、昼ごはん後の実践テストや夜の自習などは、うつらうつらする子もいて怒られる中、チビにはそういうことが一度もなかったらしく、その根性も褒められていた。

『自分には絶対無理だと思っていたことが出来たのは自信になったはずだ』
『それだけやっても、まだ、もっとできる子には追い付かないとわかったはずだ』
『８年間、暑い中も寒い中も厳しい練習に耐え、それでも野球を続けてきた根性を、たった、半年勉強に向けるだけでいいんだ』
と言うようなことを諭されていたのだけど・・・。
どれだけ彼の心に響いたのか。。。。。

結局、９時５０分に塾へ行き、家に帰ったのは１１時半過ぎ・・・ｚｚｚ（＾＾；）

それでも、その日のうちに、ぱぱやんに、
『自分の部屋で課題をやってはいても、空欄をただ埋めているだけで、覚えようとか考えようとか思っていなかった、いかに今まで自分が甘かったか、家にいてテレビを見てしまうなら塾へ行って課題をやって分からないところを聞いて・・と最大限利用したい、、、。』
と言うような決意文章を提出していたよ（＾＾；）

とりあえず、中間テストも来ることだし、一ヶ月間自分に猶予をくださいと言うことで話をしたらしく、ぱぱやんも、提出された決意文の字と顔つきを見て（チビにしては丁寧に一文字一文字考えてかいていることがうかがえる文字だった）一旦振り上げたこぶしを下ろすことにしたようです。

さて、一ヶ月後、どう変わっているのか。
いや、結果だけでなく、この一カ月彼がどういう生活をするのか、見ものだ。ｲﾔﾅﾆ、見守る。。。

第3回の進路調査は（ん？２回は知らないぞ！？）私立も、前期（工科）も後期（普通科）も受験希望の高校を埋めていたよ。

私立については受験するのはいけない事かと思っていた節もあり、授業料は補助金が出るようになっているのだし、お金のことは考えるなと言って聞かせた。

そのうえで、とある私立なら、野球もそこそこ強いし、就職もディーラーあっせんがあり、進学するとしたら「ここがいいな」と思っている自動車学科のある大学への推薦枠もかなりある事を教える。

同じ私立でも、とある私立は大学進学には強いが、就職のあっせんはほとんどないことを教える。

工業高校の中でも、とある学校はやはり就職のあっせん力が少ないけれど学校の近くの大学と兄弟提携をしているので、専門的な研究を大学の施設を使ってやったりできるしそこへの進学枠もかなり力があるらしい、とある学校は就職のあっせん力はあるが、地元企業止まりで、進学は枠を持ってないので相当の努力がないと無理・・・などなど。

ついでに言うと、工業高校卒業しても整備士の免許は取れないので、実務何年か経験するか、専門学校か大学へ行かないとならないことも伝える。

同僚から仕入れてきた情報を最大限伝えた。

今現在は、両立するといってはいても、野球の方にのめり込むことは目に見えているので、できれば私立に行って欲しいと思っている母ではあるのですが（＾＾；）←これは心の声。

やはり、都会では、相当の実力のあるところ以外は私立の方が色々な面で有利です。
私は地方育ちなので、私立と言うと公立の滑り止め的な感覚が大きかったのですが・・・。どういう方向へ進んでいくのでしょうか・・・・・。

取り合えず、一カ月。
そのころには、実際問題として方向性も決まってくるでしょうしね。