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テーマ:庭造り(230)
カテゴリ:庭つくり
「こみんじゃ誕生記念水琴窟」のための 手水鉢を探していた。 いつものことながら、必要なアイテムを できるだけ自分で調達することが私の流儀。 探している時間や、気に入ったものに出会った瞬間が これまたなんとも楽しいから。 今回の手水鉢との出会いはまたもや ときがわ町の骨董ギャラリー「四万十」だった。 庭師の香春(カワラ)さんとお店で待ち合わせ、 二人で見た瞬間に腹が決まった。 まわりに真菌類がつきかなり古いものだと想像ができた。 それに、幅が60センチあった。 これだけ大きなものはあまり見かけない。 それでいてあまり深さがないので 小鳥が行水するのにちょうどいい。 写真は完成後のもの。 コハウチワカエデが映える水面を、 時折水の波紋が崩していく。 そうして伝わった水が地中の甕に落ち、 カーン、コーン、キーンなどと鳴っている。 昔の銅製の蛇口が見つからず、 ホースで水を引いているのが玉にきずだが、 それはまたゆっくりと探すこととしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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