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先日ちょろっと書いた石鹸のこと
自分で石鹸を作れるということに興味を持たれているようなので、今日はオリーブオイルで作るオリーブ石鹸の作り方の簡単な手順をお伝えしようと思います。 それでは、まろんに見守られつつ・・・ おっと、その前に !注意です! 実際に作りたい方は、石鹸のタネに『苛性ソーダ』を使うので、充分注意願いたいのです。 苛性ソーダは薬局にありますが、使用目的と署名をしなければ入手できないものです。 是非、図書館なり書店なりで手作り石鹸に関する情報をきちんと得てから作成に取り掛かることをお勧めします。 そんな怖い薬を使うの!?って感じですが、正しく使えばまったく怖くありませんから大丈夫。 そしてもちろん、お宅のにゃんこが側をうろうろすることに細心の注意を払ってください。 においの確認やぺろっと味見など、断固お断り願います。 分身(抜け毛)の潜入もご遠慮いただきたいことを、申し上げてください。 その上で、石鹸作りを楽しんでくださいね オリーブ石鹸 ~材料~ オリーブオイル 500cc(ピュアオイル) 苛性ソーダ 53g(さっぱりめの石鹸が好みなら56g) 精製水 180cc ・ゴム手袋をして、ステンレスのスプーンなどで計り取った苛性ソーダをガラス瓶に入れる ・換気をよくして苛性ソーダの瓶に精製水を菜箸などで混ぜながら注ぎ入れる ・溶けたら温度計を差し入れ、38~40度になるまで冷ます ・ボウルにオリーブオイルを入れ38~40度まで湯せんで温める(もう1本の温度計使用) ・苛性ソーダ水と、オリーブオイルの温度がそろったら、ボウルの油の中で泡だて器を動かしながら、苛性ソーダ水を少~しずつ注ぎ入れる ・注ぎ終わったら最低20分間、泡だて器でタネが跳ねないように注意しつつ、とろっと白っぽくなるまで混ぜ続ける。ひたすら混ぜる。 ・あとは、1~2時間ごとにかき混ぜて、鹸化が進むのを待つ ・型入れのタイミングまでほぼ24時間かかるので、夜は泡だて器をボウルにつっこんだまま 上からラップをかけてひと晩ほっとく ・だんだんクリーム色になって、タネの固さが泡だて器で表面に絵が描けるくらいになったら型に流し込む ・タネの入った型を発砲スチロールの箱などに入れて1日保温する (大きな型には牛乳パックや、ポテトチップスの筒が使えます。) ・1日経ったら箱から出して、型から取り出せる固さになるまで放置・・・(5日から1週間位) ・ゴム手袋をはめて、カッターなどで型を切り開き取り出す ・取り出した翌日かその1日後くらいに包丁で切り分けられるくらいの固さになるので、好みの大きさに切り分ける ・通気の良い乾燥した場所で、型入れの日から数えて6週間寝かせて熟成させてできあがり! ・・・・・ だいぶメンドクサイ感がただよってますね。そして、やる気もごっそりそぎ落とすような書き方をしてしまいましたが 要は、混ぜて置いとく これだけです。 オリーブ石鹸は、とてもシンプルですが良質な石鹸だと思います。 その石鹸が、ざっとこのようにして作られていたんですね^^ 雑貨屋さんにあるお高い石鹸。雰囲気に負けて手を出しがちですが、もっと安価に良質な物を自分で作れるということを覚えておいてくださるといいんじゃないかなって思います。 ここからいくらでもアレンジしていくこともできます。 エッセンシャルオイルの効能を狙った香り付けなど、組み合わせを考えるのもとても楽しい作業です。 泡立ちや石鹸自体の固さ、使用目的別にも様々なオイルを組み合わせることができます。 今回、まずは一番シンプルなものの良さを味わっていただくのがよいのではないかと^^ もしエッセンシャルオイルの利用法や効能など、簡単なものでしたらご相談に乗れるかもしれません。必要であればご一報くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月11日 20時36分40秒
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