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カテゴリ:つぶやき
まろんと一緒にここで寝んね! (○○○で、ボクと握手!風味) 毛まみれの敷物の上で寝る勇気のあるキミ ここで待ってるよ! ある方のブログを拝見していて思い出した 記憶に新しい衝撃の《安珍清姫事件》ですが、 あれ・・・? じゃあ説明しようっ では、目を閉じ~ちゃっちゃだめなんだよな(--; 字を追いながら常田富士男さんの声を思い出してください・・・・・ *********** むか~しむかし、今から千年ほど昔、奥州に安珍という若い山伏がおったそうな~ 毎年熊野権現に参詣するため、紀州の真砂庄司清重の家を宿にしておった。 その庄司には清姫という娘がおって、たいそう器量よしじゃったので 戯れに妻にして奥州へ共に参ろうなどと言ったのを、娘は信じてしもうた。 清姫が十三歳の年、安珍はいつものように庄司の家へ泊まっておった。 その夜眠りについた安珍は、香のかおりと衣擦れの音に目を覚まし、見ると 枕元に清姫が座っておった。 「安珍さまに逢いとうて、お傍にいとうて。」(清姫@市原悦子) と、小さな手を膝においたまま、幼い清姫はそう答えたそうじゃ。 安珍は清姫をあやすようになだめ、床へ戻るよう言うたのじゃが清姫はきかんかった。 安珍は困り果て「私は仏に仕える身、妻は娶らないのです」 そう言っても、清姫は嫌々と首を振るばかりであったそうな。 その愛らしい姿を見て憎からず思うたのじゃが、夜更けに部屋に忍ばれたのではと安珍も困り果て、嘘をついた。 「熊野権現に参詣をすませたら、もう一度真砂へ戻って参ります。きっと戻って参ります。」 清姫は、熊野詣でに旅立っていく安珍を、見えなくなるまで見送ったそうな。 じゃが安珍は、熊野詣でをすませた頃になっても、指おり数えてみても戻って来んかった。 実は、安珍は清姫を避け、塩見峠を通って田辺へ抜ける道を選んでおった。 清姫は、居ても立ってもおられず、安珍を捜しに家を出た。 「もしもし、旅のお方、これこれこういう姿の、年若い美しい山伏さまを見かけませんでしたか」 清姫は、街道を通る人の袂をつかんでは、声をかけた。 「熊野から戻られる頃なのですが…」すると、旅人達は口々に、 「おお。その人なら、もうとっくに、塩見峠を越えた頃じゃ」 「ほんに清らかな山伏さんじゃった」 清姫の顔色が変わった。 「ええ、それでは約束を破って、真砂を素通りされたのか!」 「裏切られた」 清姫はキリキリと唇を噛んだ。目は血走り、安珍を追って走った。 髪を振り乱し、着物の裾をつかんで、一心不乱に走った。 その姿に道行く人々は、 「恐ろしや、あの姿はこの世の者とは思われぬ」 「地獄から走り出たのか、これから地獄へ行くのか、ただ事ではない」 安珍を追って走り続ける清姫の草履は擦り切れ、足からは血が流れた。 「あ、あの姿…」(家政婦) 前を行くのは、確かに安珍だった。 「安珍さま、安珍さまぁ」その声に振り返った安珍は、声も出んかった。 あの可愛い清姫が、鬼女のような姿で追ってくる。 「わ、わしは 安珍ではない。人違いじゃ」 安珍は杖も背負った笈(おい)も放りだしひたすら逃げに逃げ、無我夢中で日高川のほとりまで来た。 清姫は、凄まじい勢いで追い着き声を掛けると、安珍の呪文で目がくらんでしもうた。 石に腰掛け息をついていると、頭から下が蛇形と変わっていった。 と、そこに一そうの渡し船が繋がれておった。 安珍は必死で船頭に手を合わせ 「船頭殿、恐ろしい鬼女に追われておりまする。向こう岸まで渡して下され」 「なに、鬼女?それはかなわん。ささ、乗りなされ」 清姫が日高川の川岸まで来ると、なんと安珍は船で向こう岸へ渡って行く。 清姫は右へ走り左へ走り、船は居らぬか船頭は居らぬかと探したのじゃが、誰も答えてはくれんかった。 「悔しい、悔しい、人違いじゃ安珍ではないなどと。逃げていくとは卑怯者。 なんと情けない。ええ、どこまでも追うて行かずにおくものか。 この川を泳いででも追うてみしょうぞ」 裏切られた悔しさに、清姫の身体は怒りの炎で燃え立った。 「おのれ、安珍…」清姫@家政婦悦子は、安珍を追い日高川へ飛び込んだ。 川に飛び込んだ清姫は、全身蛇体となった。 日高川の川波を大蛇となった清姫は、向こう岸の安珍を求めて泳ぎ渡っていく。 清姫は無我夢中じゃった。 一方、安珍は、来るときに立ち寄った道成寺に救いを求め寺の石段を駆け上がり、 「助けてくだされ、助けてくだされえ」と、叫び続けた。 寺の僧たちは、何事だと集まって来た。 「斯く斯く然々こういうわけで、鬼女に追われておりまする。 お助けくだされ、お助けくだされえ」 寺の僧たちは憐れな安珍の姿に指さして笑う者、あほなことよと横を向く者と様々じゃったが、段々憐れに思えてきてどうしたものかと額を寄せて話合った。 「そうじゃ、鐘つき堂の鐘を下ろして、その中に隠れておればよい」 「それがよい、それがよい」と、いうことになった。 寺の僧たちは重い釣り鐘を下ろすと、その中に安珍を隠した。 ほどなくして、蛇と化した清姫がずるずると道成寺の石段を這い上がり、 「安珍、何処に居る」と、火を吐いて迫って来た。 寺僧たちは肝を潰し、あちこち逃げ惑い姿を隠した。 大蛇となった清姫は、道成寺の本堂をのたうち廻りながら、安珍を探し続けたが、 安珍の姿は何処にもない。 怒り狂った清姫が境内に這い出すと、鐘つき堂の鐘が下ろされておった。 見れば、鐘の下に安珍のわらじのひもが挟まっておる。 「おのれ安珍、ここに隠れたか」 大蛇は鐘の龍頭をくわえぎりぎりと鐘を七巻半巻くと、尾で鐘を打ち叩き、口から火を吐きかけた。メラメラと鐘は火に包まれ、尾を叩きつける音と轟々と燃えさかる炎は、僧たちをたいそう震え上がらせた。 どのくらい経ったのか。 やがて大蛇は、ずりずりと鐘から滑り落ちると、血のような涙を滴らせ去っていった。 あとには焼けただれた鐘と、燃え尽きた安珍の亡骸があったということじゃ。 ***************** と、大変な事件だったわけで、可哀相な清姫はその後どうなったのか・・・。 で、本題に入りたいのですが(ひぃっ今から本題・・・) このお話しに纏わる歌に、♪安珍清姫蛇(じゃ)に化けて~♪ というフレーズがあるのです。 そこを思い出したのですが、その続きがどうしても ♪蛇に化けて~ む~ちを振り振りちぃぱっぱぁ~♪ って、急遽すずめの学校が始まってしまうのです。 なぜ?違うでしょ?なんだっけ?これどんな歌だっけ? ご存知の方、いらっしゃいませんでしょうか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月15日 14時52分19秒
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