ぽかぽか新聞

元太のケーラー病、普通の生活の中で痛みはだいぶなくなった様子。

たまに痛いというものの、歩く事は普通にできるようになりました。

運動禁止とはいえ、痛くないときはうっかりジャンプしようとしたり

走ってしまいそうになる時は

走っちゃダメ！ジャンプしちゃだめ！私の大声が飛びます。

つま先歩きには、「かかとついて歩こうね！」

家に帰ると（時には公園でも）靴下を脱いで裸足になる元太は

靴下を脱げない事（土踏まずにパッドを固定するため）

慣れないパッドを当てながらの生活が少しｲﾔに感じてしまうようです。

もちろん、走る、ジャンプする事ができないこともね。

元太が良く眼鏡を外してしまうので、

「眼鏡は？眼鏡外さないでちゃんとしようよ」と私が言うと

元「ぼく。。。何でもダメじゃ疲れちゃうよ。。。」

メガネも足のパッドも外して、思いっきり体を動かしたいよね。

でもね、良く見えるためには、これ以上悪くならない為にはメガネが必要なの。

足が良くなるためには、今は運動しちゃいけないの。

足にはめているパッドが助けてくれるの。

つま先歩きだと、また足に負担がかかっちゃうの。

毎日頑張ってるよね。

ｲﾔだけどね、お母さんも一緒に頑張るからね。

ちょっと咳をしているＫａｎ君に、私が薬を飲ませようとしると

「いや～～！！！！」と大反対。

言い聞かせても今度ばかりはダメみたい。

私「じゃ、もう飲まなくていい！飲みたくなったら来なさい！」

と突き放してしまった。

一部始終を見ていた元太が、Ｋａｎ君の隣に座り、肩に手をかけ

元「かんくん、オレンジジュースみたいに美味しいよ？飲もう？」

Kan「ヤダ！！！！」

元「ちゃんとお薬飲まないと、お風邪治らないよ？」

Kan「やだ！！！！」

元「じゃぁ、絵本読んだら飲む？」

Kan「・・・・・・・・うん。」

元太が絵本を持ってきて、Ｋａｎ君に読んであげていました。

途中まで読み、元「もう、飲む？」と促してみるけど、Kan「やだ！！」の答え。

元「じゃ、全部読んだら飲もうね」

と、最後までＫａｎ君に絵本を読んでくれ、読み終わるとＫａｎ君から

Kan「さぁ、飲もう♪」と私のところにやってきました。

こんな可愛い兄弟のやりとりをみられるなんて、本当にラッキー♪

お兄ちゃん、ありがとう。

元太の口からは色々な言葉がでてくる。

ちょっと辛い本音もあるけど、心が温かくなる言葉もいっぱい。

ありがとうね。