ぽかぽか新聞

昨晩の私は本当に疲れていた。

朝４時半に起き夫と元太のお弁当を作り、二人が起きてこないうちに

前日の洗濯物をたたみ、洗濯を干し、部屋の掃除、朝食作り、

シャワーを浴びて自分の身支度をし、二人を起こし幼稚園へ見送った。

その後、Ｋａｎ君と電車を見に行き、お昼過ぎにＫａｎ君の昼寝に家へ戻り

午後元太の幼稚園バスを迎え中庭で遊んだ後、

作品展＆写真を見にまた幼稚園へ向かった。

作品展の後、幼稚園の前の公園で元太のお友達が遊んでいるのをみつけ、

二人は公園へまっしぐら。

また遊ぶの～？！＾＾；

夕飯の準備を全くしていないけど、蚊に刺されず心地よい気温で遊ぶのは今だけ。

思いっきり遊ばせよう！

（後で書きますが、セカンドオピニオンの結果、元太の運動禁止は解除されました）

裸足で遊び土だらけ、なぜか水浸し、気がつくともう１８時過ぎ。

家に帰り、玄関からお風呂場へ直行し、土だらけの子供達の体を綺麗にした後、

急いで夕飯を作る。

２０時半には寝室に行き、絵本を読んで、半ば強引に電気を消した。

この連日、太陽を浴びっぱなしの私はさすがに早起きしたお陰で今日はヘトヘト。

疲れて心地よく布団に吸い込まれていった。子供達よりも早く。。。

朝起きて、昨晩の事を思い出す。

眠りにつきながらも、なんとなぁ～く覚えていた。

「ウンチ！」っていう声聞こえてたなぁ。。。

二人がリビングでなにやら話す声も聞こえたし、

Ｋａｎ君が「にーにー、ウンチありがと！」って言っていたのも聞こえてた気がする。

？！？！？！？！

おそるおそる元太に確認してみた。

私「昨日、Ｋａｎ君のオムツ変えてあげた？」

元「うん！Ｋａｎ君が、うんち、でた。って言ったから♪」

私「え？！元太がウンチ変えてくれたの？お尻拭いたの？どんなウンチだった？」

元「うん、ちゃんと拭いたよ。まあるいうんちだった」と、手を丸くして見せる元太。

元太によると　こういう事らしい。

私はものの何秒かで眠ってしまったらしい。

なかなか眠れない二人は一緒に寝室で遊んでいて、その時にＫａｎ君が

「うんち、でた」と言い、私を起こそうとしたらしい。

（確かにＫａｎ君に呼ばれていた記憶が。。。＾＾；）

元太は、お母さん寝てるし、どうしようか。。。と考えた結果、

Ｋａｎ君こっちおいで！と、リビングに連れて行きオムツを替えてくれたらしい。

リビングにウンチが落ちてるかも。。。でももしかしたら、ウンチじゃなかったのかも。。

とドキドキしながらリビングへ向かうと

真新しいお尻拭きがリビングの真ん中で口を開けて堂々と待っていた。

やっぱり、変えてくれたんだ。。。

何も入っていないはずのベランダのオムツ専用ゴミ箱を覗くと、

ビニールに包まれたオムツが入っていた！

本当に変えてくれたんだ～＞＜

恐る恐るオムツの中身を覗くと。。。。ない！あれがない！！！

元太に聞いてみた。

Ｋａｎ君のまあるいうんち、どこにあるの？

少しの沈黙の後にこう答えた。

元「あのね、僕、オムツびりびりって破けなかったから、ゴミ箱に捨てたの。

ほらこっち！」と、リビングの普通のゴミ箱に案内してくれた。

ゴミ箱を覗くと、ごみの間から

やっとみつけてくれたね！と言わんばかりに、まあるいそれが現れた。

手で捨てたの？　ううん。ティッシュに包んで捨てたの。

包んだらしきティッシュも捨ててある。

元太の手の届かない所にあるはずの、

オムツを入れたビニール袋はどうやってとったんだろう。

そこの場所に行くと、袋置き場の下にステップが置かれていた。

ステップに登って手を伸ばして取ってくれたんだぁ。

私が眠ってしまっている間、二人に起こった事を想像していたら

目頭が熱くなってしまい、元太を抱きしめた。

ありがとう。小さな心で考えて、Ｋａｎ君のオムツを変えてくれたんだね。

私の事も起こさないようにって想ってくれたんだね。

そして、Ｋａｎ君も「にーにー、うんちありがとう」って

お兄ちゃんの気持ちがちゃんと伝わったんだね。

本当にありがとう。

元太の気持ち、兄弟の様子に感動し、

その傍らで、硬くてまぁるいので良かったぁ。。。と胸をなでおろす母なのでした。