ぽかぽか新聞

元太君、入学し２週目を迎えました。

給食はすでに始っており、今週からは時間割通り授業が始りました。

心配していた登下校ですが、装具を履き長い距離を毎日歩く事は初めて。

１１人で歩く登校班では、早く歩けない元太の前が空いてしまい

先頭の子供達に待って頂きながらの登下校でしたが、

今は付き添いのお母さん達が、元太と一緒に一番前や後ろで歩いてくれています。

担任の先生が、先日クラスのお友達に装具のこと、元太の足の事をお話してくれました。

元太君歩くの遅い～。どうして遅いの？どうして上履き違うの？

とお友達からの声もあったようです。

クラスのみんなで元太君の足を守って応援してあげようね！と子供達と話してからは、

ゆっくりでいいよ♪　前に来ていいよと、優しい声をかけてくれるお友達もいるそうです。

とはいえ、子供の世界。

「ぼくね、お友達と遊べないの。みんな先に走って行っちゃって、待ってって言っても

僕の声が小さいから聞こえないの。」と寂しそうに話す元太。

私も胸が締め付けられる思いでしたが、

それでいいんだよ。ゆっくり追いついてから一緒に遊べばいいんだよ。

それが元太だよ。自信を持っていいよ。

その思いを平然を装い、笑顔で伝える事を頑張りました。

そうやって、自分の気持ちを声に出してくれてありがとう。

これから自分の足で歩く長い道、不安になったら振り返ってね。

後ろにいるからね。

春休みに受診した眼科で、左目の視力が少し落ちてきてしまったので、

またアイパッチが始りました。

一日一時間、右目を隠して左目で見る訓練をしています。

毎日、いっぱい頑張ってるね。

ちゃんとみてるよ。