ぽかぽか新聞

元太君の今のブームは、こま回しとフレンチトースト。

学校で木のこまに絵付けをしてから、家で回し、中庭で友達と回し、学校で回し。。

最初は紐を巻くのも難しく、投げても投げても回らずに悪戦苦闘していたね。

それでもくじける事無く、回らないこまを投げ続けていたら

やっと３回に１回は回せるようになりました＾＾；　（１００％じゃないのよね）

これが頑張るって言う事、諦めないっていう事。

子供は自ら経験しているんだね。

「フレンチトースト食べる？」

週末の朝になると必ず言うこの言葉。

朝だけにとどまらず、夕食後お父さんがおつまみを食べながらビール飲んでる時も

「フレンチトースト食べる？」

最初から最後まで私の手を借りず自分で作れるようになってから、

こればっかり作っています。

土曜の朝は、これにベーコンとトマトのサラダも作ってくれました。

勝手に冷蔵庫を開けて、何作ろうかな～って考えてる姿、夫にそっくり。

親の姿、見てるんだね＾＾

ADHD（注意欠陥多動性障害）と診断され、今は薬を飲んでいる元太。

一つの事をするのに時間がかかり、色々な工夫を必要とします。

入学直後は私がその工夫や対応に慣れず、追われ、自分の気持ちも不安定でした。

でも今はありのままの元太に向き合い

難しい事があれば対応策を考え、それでもだめだったらまた違う方法を。。。

と、担任の先生と相談させて頂きながら学校生活を送っています。

入学してすぐは薬などまったく考えず、できれば環境を整え家族や学校のサポートで

心地よい日常生活をと思って、試行錯誤しながらやってきました。

その後、学校や発達外来、発達センターの先生方と話をしたり、

薬というものは。。と薬の役割を教えてくれた妹の言葉もあり、

薬を拒否しているだけじゃなく、元太が一番気持ち良く生活できる事を考えた上で

夫と話し合い、元太にも話をし納得した上で服用を決めました。

８月後半に薬を飲み始めた時、１０月に薬の量を増やす時は

副作用なのか吐き気があり辛そうでした。

本当にこれで良かったのかと思う事もありますが

今できる事を一つ一つやろうと思っています。

今月から、親の為のペアレントトレーニングに参加しています。

子供とどう向き合うか、子供にあった対応の仕方教えて頂いたり、

同じ境遇のお母さん達とグループワーク、ディズカッションをして

少しでもヒントを見つけられればと思っています。

ADHDの子の持っているお皿は小さいんです。

沢山のボールを乗せるとすぐに落ちてしまうんです。

それを自分に拾わせるんじゃなく、拾って乗せてあげて下さい。

何でも自分でできるようにさせてあげなきゃいけない。

と思っていた時、つい厳しく言ってしまう事があり、でもできなくて、

どういう対応をしてあげたら良いのかわからず、行き詰った時、

心理の先生がお話してくれました。

自分でやりなさい！と突き放すのではなく、

できなければ一緒に方法を考えて、手助けしてあげる。

それを少しづつ覚えて良き、自分でできるようになる。

一緒に一番良い方法を考えて行こうね。。。

元太が朝学校に行くとき、玄関に行く前に（寝ていれば）Ｋａｎ君の寝顔を見て行きます。

Ｋａｎ君に寄り添い、顔を近づけ、ほっぺを触り、

「かわい～。。。行ってくるね、Ｋａｎ君。。。」

そんな姿に癒される毎日です。