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February 6, 2012
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 

mari4309.jpg

ADHDと診断されている長男(小学二年生) は、

月に一度、隣の県の発達専門の病院に通い、

コンサータ(薬)の処方、生活の工夫や気持ちの持ち方等のアドバイスを頂いています。

先日は臨床心理士さんと、発達検査を行いました。

IQは平均100以上と知能の大きな遅れはないようでしたが、

耳で聞いて理解し言葉にする能力がかなり高いのに対し、

目で見て理解する能力がガクンと低いとの事。

テスト中は、目に見える色々なものに反応し、触りたがり、

他の少しの刺激ですぐに今やっている事への注意が反れてしまっているようでした。

薬を服用していても、短時間でこのような様子が見られるのだから、

薬が聞いていない時間や、飲んでいない日は家では大変でしょうね。。。との事。

でも、「大変」と思うのは気持ち次第。←と言い聞かせてる。

「こうしないとできない」 ではなくて、「こうやって一緒やったらできる」

と常に頭に置いて生活しています。

 

二年生の今の工夫や、学校にお願いしている事を記録しておこうと思います。

 

<給食カード> 

薬の副作用で食欲がなくなるので、どれくらい給食を食べられたか

私が作った給食カードに先生に記入して頂きます。

食べ終わったら元太がお皿を先生に見せに行き、

△ 殆ど食べられなかった

〇 半分食べられた

◎ 全部食べられた

記入していただき、週末家に持ち帰ります。

月に一度の受診の時に持参し、食欲や生活の状態のバランスを考え

薬の量の参考にします。

やはり、△が多いです。

 

<休み時間の学習>

 普段の勉強で終わらない分は、先生が付箋をつけてくれます。

遅れている分に関しては週末一緒にやっていますが、

週末も難しい場合は、昼休み等に先生と一緒に取り組みます。

 

<ふでばこのメッセージ>

 習い事や予定のある日に友達と遊ぶ約束をしないように、

ふでばこに今日の予定を貼っています。

遊んでいい日

習い事の日

早く帰ってきてね

上履き持って帰る日 など。。。

今まで何度も忘れ、約束し、電話で断り。。。の繰り返しだったのですが、

最近ではこの方法が定着してきました。

 

<学習机の上、周りは何も見えなくする>

教科書や辞書が立ててある本棚さえも元太には大きな刺激です。

学習机の周りの壁には何も貼らない、勉強中本棚は白い布で見えなくする、

机の上には、えんぴつ、消しゴム、定規、プリント(やるもの)のみ。

ふでばこさえもあったら気になってしまうので。

 

<遠くから何度も伝えないで、近くで一度伝え、一緒に>

例えば、私はご飯の準備をしながら、

「ご飯だから手洗っておいで~」と言ったのでは、何度言っても伝わりません。

まずは食卓の準備を全部してから、

元太の元へ行き、手を洗いに行こうと手をつないで洗面所へ向かい

一緒に手を洗い、手をつないで食卓に座ります。

洗面所までの距離は、私達には近く感じても、

色々な情報がすべて入ってきてしまう元太にはとても遠い道のりなんです。

洗面所までには、床があり、ドアがあり、ゴミが落ちていたり。。。

床の模様が気になるし、ドアを開け閉めしたくなるし、洗面所へ行けば鏡が気になる。

無意味な言葉を遠くから何度も投げかけるより、

一緒にやれば、一度でできる。

これは、朝の準備や全てのことに対して共通です。

何でできないの?!ではなく、大丈夫。できるよ^^の声かけが大切。

 

<学校へ出発時間の連絡>

時間に間に合わせようという感覚がない元太の朝の準備は戦争です。

いや、戦争だと思っているのは私だけで、元太は急ぐ事無くマイペース。

ご飯中におもちゃで遊び始めたり、着替え中に絨毯の模様が気になってしまったり。

色々な事を一緒にやり、それでもだいぶ出発が遅れてしまう時は、

今出ました。の連絡を学校に入れます。

一度朝の会が始まっても到着しない元太を心配してくださり、

大幅に遅れた場合、連絡することになりました。

 

こんな感じで、学校へ出発する朝の準備は手取り足取り大変ですが、

出かけに必ず 寝室に入りKan君の寝顔を見て

「可愛い。。。Kan君、行ってきます^^」と声をかけます。

出る時間が遅くなっていようが、元太には大切な日課のようです。

その姿に私も毎朝癒され、それまでの大変さが飛んでいっちゃうんだね^^

 

「元太君は、色々な情報が沢山入ってきてしまい、それを排除するの難しいのです。

元太君自身も辛いのです。

一つの事をしたくても、それは難しいのが現状ですが、

やり方、工夫次第でできる事があります。

元太君も頑張ってます。お母さんも頑張ってます。

大丈夫、できるよって自信をつけてあげる事が一番大切です。」

そう優しい笑顔で話してくれる主治医の先生にいつも助けられています。

もう卒業したのに、定期的にお話を聞いてくれる発達センターの先生も

沢山の工夫の仕方を教えてくれ、支えてくれます。

沢山のお願いにも関わらず、協力してくれる学校の先生、

遠く沖縄から、頑張ってるねって温かい声をかけてくれる、お義母さん。

私の心が疲れてしまう時は、子ども達を引き受けてくれ私に一人時間をくれる

母や妹の玲ちゃん。

一番近くで、一緒に笑顔でいてくれる、夫やKan君。

みんなのお陰で私達は頑張れてるんだなって、心から感謝しています。

これからもきっと課題はあると思います。

でも、元太が自分から私の手を離すまで、手をつないで歩いて行こうと思います。

 

 

 

PS☆掲示板や直メッセージ機能が廃止になってしまったので、

コメント欄を再開させて頂きました。

 

 

 

 






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Last updated  February 6, 2012 02:19:27 PM



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