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2007.03.23
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カテゴリ:介護福祉
残すは来週の月~金で在宅ヘルパーは終了します。
今週も引き継ぎなどもしましたが・・・まだ実感が湧かず。

5年間で約20人の利用者さんと知り合いました。
20人て少ない感じです。
ヘルパーになりたての時から、ずっと入っている方も多いからかもしれない。

既に亡くなられている人も数人居ます。

色んな人、色んな人生がありました。

☆うつ病で、、、リストカットされてしまい施設へ行ってしまったMさん(70代女)
いつも、静かに窓の外をずっと眺めて居た姿が忘れられません。
優しい人でしたが孤独な思いでいたのだと思います。

☆元内科医のKさん(90代女)
90歳なのに、いつも大きな勉強机に向かっていました。
フランス語を学ぶ為に学校に通っていました~
いくつになっても勉強!!励まされましたよ。

☆TIさん(80代女)
貧乏そうに見えて?(失礼!)お金持ちな人でした。いつもキレイとは言えない姿。
途中、いつも在宅していたご主人が亡くなりショックを受けました。
風邪から・・・朝起きたら亡くなっていたのでした。
1人になってTIさん、ますます物忘れが激しくなった。
その後、施設に入りました。

☆Sさん(70代女)
母と同じ年で、糖尿病と呼吸器疾患で通院介助に行きました。
同病でしたのでよく糖尿病の話しをしました。
インスリンも今なら色んな話しが出来ただろう。
肝臓ガンになり、あっという間に亡くなってしまいました。

☆SAさん(86歳男)
俳句、写真、パソコンをこなす元公務員。しっかりしていてお話しも多かった。
メールし合ったり、パソコンを教えてあげたりもしました。
介護の世界についても二人で討論?を楽しくしました。
海外旅行にも何度も行っていて語学も達者。

☆Uさん(80代女)
低血糖を何度起こしたことか?無駄な入院を繰り返す。
糖尿病、パーキンソン病を患う。
食べないのにインスリン、経口薬を飲んでしまう。
通院介助に行くことが多く、一緒にお昼を食べましたね。
アイスコーヒーが好きな人でした。
いつもセンス良く、オシャレで見習いたい御婦人。

☆忘れられない大変だったOさん(80代女)
認知症で・・・引きこもり状態、猜疑心強く、最期まで私を受け入れることはありませんでした。
暴言も多くこわい。排泄介助も難しい、それでも浣腸をしたりと勉強になることが多かった。
家族の協力のお陰です。
よく日記にも登場した利用者さんでした。

☆HIさん(70代女)
認知症で物取られ妄想や家になかなか入れて頂けず。今日の花の画像はHIさんの家で撮って来たものです。母と同じ年で肌がキレイ。会社役員の娘さんが自慢。
三年間、同じコトを何百回と同じ話しを聞いてきたと思います。
認知症でも子供の育て方とか本当に為になる話も多かったです。

☆Mさん(80代男)
弟さんと住んでいたのですが・・・途中、弟さんが風呂場で、くも膜化出血で倒れて亡くなる。それから1人暮らしになり、どんどんADL低下している。
私の母が亡くなった時、多くの人は”72歳なんて若いですね~もっと長生きしてほしかったですね”と言いましたが・・このMさんだけ”十分、生きたんだよ”と言ってくれて、母の人生を肯定してくれた唯一の人でした。どれだけ私は救われたか~感謝。

☆MIさん(80代女)
交通事故で片腕欠損されている、糖尿病でインスリン療法をしている。自分で出来ることを
一生懸命にしようとするのには励まされます。
車イスで買い物へ行きました。
バナナと焼き芋が好物。

どうでもいいことだけど・・・
記念に書いてしまった。

ほんとうにありがとう!!
私が落ちこんで居るときに、いつも励ましたり慰めてくれた。
一人一人の存在の大きさ。
利用者さんは私のヘルパーでした。

どうしてこんなに良い仕事を世間では大変だと言うのでしょう?
私にはやっぱり分からないのです。

私はやっぱり利用者さんに恵まれていたのでしょう。
1人1人の出会い。
ずっと忘れないで、辛い時には在宅での利用者さんの顔を思い出して
乗り越えて行こう!

私にとっては在宅は、もしかしたら実家みたいな存在になりそう。
本当に辛かったら、また戻りたい実家である在宅へ。

向かえてくれるだろうか?お父さん、お母さん!!
いつまでも元気で待っていてほしい。
私のコト忘れないでよ、お願い。

そう安易な考えでは戻ってはイケナイけど
帰る場所があると思えるので安心して旅立てる。
それが自信に繋がるのかもしれない。

あと一週間、心を込めて利用者さんと共に過ごす時間を
大切に過ごそう。







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最終更新日  2007.03.23 20:10:55
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