セミナーオタク
オタク化している、糖尿病のセミナーに行って来ました。好きなんだからしょうがない。今日は医療従事者向け。テーマ”もう一度考えよう!患者のもとめる糖尿病治療”(NPO法人 西東京臨床糖尿病研究会)MLでもお世話になっているIDDM-Networkの能勢謙介さん。”糖尿列島”の著者でもある鴨志田恵一さんの話。 が聞けるので楽しみにしていました。冒頭のHECサイエンスクリニックの平尾節子さんの話。EBM(エビデンス・ベイント・メディシン)とNBM(ナラティブ・ベイスト・メディシン)の両方の必要性などの話し。リンクしています杉本先生がよくブログで書いていることですが・・・患者のナラティブ(物語、語り)から信頼関係を築くことや、傾聴、共感、共同制作者となり患者は気付きや行動を導き出すというような話しを聞いてきました。こういうのって、まだまだ普及していないですからね。医療従事者の方々が、こういうお勉強をされていることに嬉しく思います。心が大事な時代ですね。患者の立場ですが・・聞いてると癒されます。患者である自分を客観視出来て、自分の心に傾聴して、どうしたいのか?って自分で導き出して行けそうな気持ちになります。自分で糖尿病治療のカウンセリング効果が期待できそうです。どんどん医療の現場で広まって患者が病院へ行くのが有意義になるといいですね。糖尿病冊子”さかえ”でも執筆されている鴨志田さん・・・想像と違いました。もっとマジメ?そうな方かと思いきや~酔っ払っています?って聞きたいくらい楽しい人ですね。いい加減で。。。大丈夫かな?なんて思ってしまう面もありましたが。さかえを読む時の読み手の私は、これからは見方が違うでしょう。楽しみにしています。1型の観点からの能勢さんの話しも、きっと医療従事者の方々に通じてくれたと思います。2型とは違うことは本当に世の中に広めていかなくてはならないでしょう。そんなことを考えていたら、、私のような若年22歳で1型ではなく2型を発症してしまった場合。行き場所が、ないなぁ~って思いました。若いと、2型対象のセミナーや患者会はお年寄りが多いので参加したいなんて思いません。そんな中で身の置き場はありません。だからって1型からはハズレているので交流も出来ない。私はそんなことも思いながら悶々と年月が過ぎていったのです。原因はどうであれ、若年発症の2型糖尿病の患者さんの行き場所も必要なのでは?って思います。こっそりとではなく、堂々と向き合えるような環境に自分を置かないと孤立してしまいます。今は40歳も過ぎて、恥も考えない年齢になったので積極的になりましたが。むしろ発症した、その時のケアが後に大きな結果として現れるので大事だと思う。糖尿病のセミナーは色んなことを考える機会になるので助かっています。今日の話も全体として、私の仕事の介護と共通部分があるので勉強になりました。人との関係ではナラティブってどんな場でも役立ちますね。