家事援助の難しさ
家事と言っても、人それぞれでやり方は千差万別でしょう。ヘルパーの資格を取ってから、当たり前のように家事をやってる。講習会で家事の教育を受けたわけでもない。やり方は、その人の生活背景で決まる。家事のやり方をキチンと出来る人、知ってる人はいいだろう。例えば掃除機のかけ方。畳の目に沿ってするのは当然だし、掃除機を畳や板の間を引きずるのも、利用者さんは嫌がる。私も家では傷つきそうな所では本体を手に持ってやってるので、同じように利用者さんの家でもしてる。他人事ではあるけど利用者さんから、ヘルパーの苦情を直に聞いたことがある。上記の掃除機のかけ方もそう。あまり勢いよく大きな音をたてての掃除機かけも嫌がる。家事って性格が出るから。元気な人は勢いもあり圧力を与える。だいたい利用者さんは、テンションが低いから案外、お喋りで元気な人は敬遠される。不思議でしょ?私は余計な口がきけないのだが・・・それが幸いしてるように思う。何とか断られないで続けてるから。家事のやり方も人それぞれ。出来るベテランさんは自分のやり方を固守する。利用者さんの言う通りに出来ない。利用者さんの手になり足になることを考えると、利用者さんのやり方を尊重して、納得させた方がいいと思う。ヘルパーも変なプライドは捨てるべし。私は万年、キモチは初心者で居たいと思う。