テーマ:高校野球(3681)
カテゴリ:野球
夏、頂点。 ぽちです。
いよいよ今日は夏の甲子園決勝戦!! 負けられない戦いがここにあるっ! 新潟は県勢初の決勝進出、日本文理。 愛知は史上最多、7度目の優勝を目指す、中京大中京。 互いに打力の目立つ高校同士の戦い。 ・・・勝つのは、頂点に立つのは、どっちだ!? ▽ 初回から、エースで4番の堂林の2ランで中京大中京が先制!! なんか凡退した場面のほうが少ないイメージがあります、この選手は。 まだまだ初回と観ていたら、日本文理の反撃。 2回に長打2本で1点差。更に3回にはソロホームランで早くも同点に追いつく!! さすが強打のチーム。 互いに譲らない攻防っ!! ▽ しかし強さは強打だけじゃなく、その守備力もあった! 中盤、4回の日本文理の攻撃。打球はセンターへの大飛球。 なんと打球を背走したセンターがランニングキャッチ!! 腕を伸ばしてのいっぱいいっぱいなプレーが凄かったです(>v<*) そして、好プレーの後にチャンスあり。 大きく跳ねる内野安打にレフトオーバーの二塁打で、無死2,3塁のチャンス。 しかしそんなピンチも、そこから2三振と内野ゴロで切り抜けるっ!! ピンチにも動じないその姿がまさにエース!! ▽ しかし、過去に6度の優勝をしている古豪の意地! 次の回もチャンスを作って、サード強襲安打や、投手一塁間に落ちる内野安打など、 実力を見せ付ける集中打で6点を奪う!! ・・・6点差、これはもう決まってしまっただろう(´・ω・`) 試合は終盤、日本文理が1点ずつ返していくも、中京大中京も点を重ねる。 取ったら取られる展開。縮まらない点差が苦しい・・・。 ▽ 10-4 中京大中京6点リードで9回。最終回。 見逃し三振と遊ゴロで早くも2アウト。 ここで試合は終わるのか。 だが、2アウトからでも日本文理の選手に諦めは見えなかった! ファールで粘りボールを見極め、2アウトからフォアボールでランナー1塁。 さらに盗塁を決め、6点差でも最後まで勝利への執念を魅せるっ! その粘りは観てて素晴しく、思わず正座をしてしまったほどでした。 (・・・これは、気楽な気分で観ていい試合じゃないっ!)←そんな考えを持つほどにw そして、次打者が左中間へ二塁打を放つ! 9回2アウトから1点を返し意地を見せる。 ここから3番へ、クリーンアップの攻撃。 3番の打球はライト線への三塁打!! さらに点数を返していくがまだまだ4点差。 この勢いを維持したまま、4番打者。 真上に打ち上げてしまう。 ああ、試合終了か・・・。 だが、捕手、三塁手、共に打球を見失い、ボールはグラウンドにポトリ! 甲子園の魔物が中京大中京を襲ったか。 勝利の女神が日本文理に味方したか。 野球は、特に甲子園は、最後まで何が起こるか分からない・・・ もう、鳥肌がとまらない・・・(>w<。)凄い試合・・・! 動揺からか、4番には死球。エース堂林をマウンドから引きずり下ろした。 さらに5番も粘り、四球で出塁。 ついに満塁! ホームランで同点のこの場面。球場全体から手拍子・伊藤コールが起こる!! 伊藤コールを背に受け、振りぬいた打球は三遊間を抜ける2点タイムリー!! 2点差!! ここで代打の石塚。代打という立場を心得ているかのような打席。 打ち気に急がず、緩い球をしっかり振りぬいてライト前タイムリー!! これで1点差!! 6点あった点差も、この回2アウトから4安打3四死球で5点を奪い、1点差!! この球児達が作り上げている接戦に、涙腺崩壊気味でした・・・(;_;)ミノガセナイ…! 同点のチャンスで、8番若林。 打球は快音を残してサードへ!! 3塁線への安打でついに同点・・・と思った次の瞬間。 サードライナーで試合終了・・・!! 最後も、空振り三振でもなく内野フライでもなく、良い当たりのライナー。 どっちが勝ってもおかしくない。 決勝に相応しい良い試合でしたっ!! 観客も総立ち拍手で讃えてました。 勝った高校も負けた高校も共に笑顔が多くみられ、力を出し切れた良い試合だったと感じました。 中京大中京 史上最多7度目の優勝オメデトウ!! ▽ 今年の夏は色々ありました。印象深かった場面・出来事。 2試合連続の雨天順延。順延になった試合は共にリードしてたのに敗退は残念でした。 作新学院のキャッチャー。足を痛めてでものブロックは素晴しかった。 インフルの影響でベンチ入り4人。5人少なくも最後まで頑張る姿に感動しました。 1年生で148kmは最速という衝撃デビュー。来年が楽しみです。 菊池の154kmはすごい速球だった。体を痛めて万全な投球が出来なかったのは残念。 花巻東のセンター。小さい体でもプレーのひとつひとつは大きかったです。 1塁に駆け込む際の交錯で転倒し、守備で戻ったときの笑顔は素晴しかった。 常葉橘・庄司と明豊・今宮の対決。互いに認めあった笑顔の対決。ライバルと認めた相手に 自分の想いを託したバッティンググローブを渡す、そのシーンが印象的でした。 決勝、9回2アウトからの追い上げ。選手の諦めない気持に感動しました。 ▽ いい夏でした。 本気の試合をありがとうございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 25, 2009 02:46:35 AM
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